一般社団法人室内環境学会
能登半島地震に関連した室内の温熱環境・空気質の改善に関するWG
設立趣旨
能登半島地震では、3万人以上の方が避難を余儀なくされ、現地で多く避難所が開設されている。順次二次避難も開始されているものの、依然、避難所などの施設で過ごすことを強いられている方が多くおられる。冬季においては、避難所などの施設における寒さによる健康被害が懸念される。また、避難所などの施設の室内において、開放型燃焼機器を使用することにより、粒子状物質や窒素酸化物による健康被害や一酸化炭素中毒の懸念もある。
これらのことから、避難所などの被災地の施設において、温熱・空気質環境の改善に取り組み、その効果について検証することを目的としてWGを設立する。また、避難所等の施設における感染対策等も含めた室内環境における情報発信や対策の実施についても取り組む。
活動計画
能登半島の被災地の避難所等の公共施設の室内環境の改善に取り組み、その環境調査を実施する。
能登半島地震の被災地の室内環境について、対策に資する情報を発信する。
その他、能登半島地震の被災地の室内環境の改善に資する情報収集・研究を実施する。
メンバー
代表 篠原直秀 産業技術総合研究所
幹事 水越厚史 近畿大学
メンバー 東 賢一 関西福祉科学大学
海塩 渉 東京工業大学
岡本誉士夫 ダイキン工業
鍵 直樹 東京工業大学
金 勲 国立保健医療科学院
坂口 淳 新潟県立大学
嶋崎典子 国立感染症研究所
髙木麻衣 国立環境研究所
中島大介 国立環境研究所
中野淳太 法政大学
橋本一浩 FCG総合研究所
長谷川兼一 秋田県立大学
松末浩二 三浦工業
松田俊一 YKK AP株式会社
桃井良尚 福井大学
柳 宇 工学院大学
吉野 博 東北大学
渡辺麻衣子 国立医薬品食品衛生研究所