日本語習熟論研究会は2022年4月に改称し、日本語習熟論学会として正式に発足いたしました。

 HPを移行いたしました。ぜひhttps://sites.google.com/view/nihongosyujukuron

をご覧ください。ご入会ほか、ご検討いただければ幸いです。

設立準備委員会委員長ごあいさつ

この研究会は、日本語研究・国語教育研究・日本語教育研究などをつなぐ新たな分野として、日本語の習熟ということを考える研究会です。多様性のある私たちが、それぞれに学びを深め、自己を実現し、他者と協働し、豊かな社会を創造していくために、言葉への習熟ということが極めて重要です。それに資する研究をめざして、学問分野の垣根を越えて、ともに進んでいきましょう。

         日本語習熟論研究会設立準備委員会委員長 森山卓郎

日本語習熟論研究会設立準備委員会委員

森山卓郎(委員長、早稲田大学) 安部朋世(千葉大学) 小林ミナ(早稲田大学) 米田猛(奈良教育大学) 達富洋二(佐賀大学) 田中佑(文部科学省) 橋本修(筑波大学) 松崎史周(国士舘大学) 矢澤真人(筑波大学) 山田敏弘(岐阜大学) 


2021年

10月23日(土)設立にむけてのプレイベントをおこないました。学会の趣旨についてご参考になると思います。下記をご覧ください。

移行先:日本語習熟論学会HP(趣旨説明・活動内容・ご入会案内ほか)

設立プレイベント 時程他詳細

10月23日(土)13時~17時ごろ(オンライン)

12:50 開場


13:00 開会ご挨拶 米田猛(奈良教育大学)


13:10-14:00 基調講演(オープニングトーク) 森山卓郎(早稲田大学)「なぜ言語習熟論の研究が必要か」


14:20-16:30 シンポジウム


14:20-14:50 発表1

山田敏弘(岐阜大学)「学校文法をリフォーム!?」

 中学校で教えられる現代語文法はなんのためにあるのでしょうか。もちろん、高校の古典の授業で教えられる文章を読み解くために必要な考えの基礎を固めるためには有用かもしれませんが、ほとんどの人にとって大人になってからの言語生活に役立つものとはなっていません。大学入試で求められる新しい学力3要素をも見据え、さらに多文化共生社会でも役立つ日本語文法へのリフォームを提案し、学校教育の現場からの意見を伺いたいと思います。


14:50-15:20 発表2

小林ミナ(早稲田大学)「日本語教育と国語教育の境界線」

 日本語教育と国語教育については,その対象が「日本人/日本語母語話者かどうか」という説明でうまく棲み分けができるように見え

 ます。しかし、現代社会においては,このような二項対立ではうまく説明がつかない現状がすでにあちこちに見られます。この発表で

 は、「言葉の習熟」という視点をとることにより,私たちがこのような現状を乗り越えられる可能性を指摘します。


15:20-15:35 発表3

橋本修(筑波大学)「習熟論研究会に期待すること」

 広義のコミュニケーションスキルについて、全体的にデータに基づく議論が不足している。この不足を埋め、データ収集、データの利

 用方法、データに関する相場観等についてご相談・ご提案を申しあげたい。


15:40-16:30

登壇者、オーディエンスによるディスカッション


16:30

閉会ご挨拶、および日本語習熟論研究会設立にむけてのご相談

矢澤真人(筑波大学)