2025インターハイ2日目(7月24日)の結果をインターハイページに掲載しました。
日頃より、本専門部の活動に対しまして、ご理解とご支援を賜り心より深く感謝申し上げます。
平成30年4月より全国高等学校体育連盟少林寺拳法専門部部長に就任いたしました。前任の五十嵐善一郎先生はじめ歴代の先輩諸氏が築き上げられた伝統を継承し、微力ながら高校少林寺拳法の充実、発展と生徒の健全育成に全力を尽くす所存です。
本専門部は平成22年4月に全国高等学校体育連盟に正式加入し、平成26年度より少林寺拳法がインターハイの正式種目となりました。これも関係各位の並々ならぬご尽力と、高校生諸君、指導者の皆様の努力の賜物と心から敬意を表し、感謝申し上げます。
少林寺拳法がインターハイ種目となり、高校生が出場することを一つの目標とし、それに向かって挑戦することは素晴らしいことだと思います。しかし、出場や結果のみに終始してほしくありません。基本理念である「自己確立・自他共楽」の精神を決して忘れることなく自己を磨き、技術の向上と共に礼儀や他者への思いやりといった人として大切な力を養ってほしいと思います。そして、学んだことを日々の生活の中で活かしていってもらいたいと思います。
一人でも多くの高校生が少林寺拳法との出会いを誇りに思い、生涯にわたって少林寺拳法に親しんでくれることを願ってやみません。その為にも大会や諸活動を通して生徒やその努力を支える人達が感動できる場面を多くつくれるよう努めていきたいと思います。
今後とも少林寺拳法グループはじめ多くの皆様のご指導、ご協力をいただきながら本専門部の先生方と力を合わせて活動してまいりますので引き続きご理解とご支援を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
平素より、本専門部の活動にご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。
この度、前委員長 福家 健司 先生の後を継ぎ、委員長を拝命いたしました。
平成22(2010)年に全国高等学校体育連盟に正式加盟を果たし、平成26(2014)年に少林寺拳法競技が念願であったインターハイ種目となってから、昨年(令和5年)、インターハイ競技としては10回目となった旭川大会は、秋篠宮皇嗣、同妃両殿下をお迎えして、女子組演武をご覧いただくという記念すべき大会となりました。また、全国高等学校少林寺拳法大会としても50回目という節目の大会を迎えられたことは誠に喜ばしく、歴代全国高校連盟会長や理事長をはじめとする諸先輩方の永年にわたるご苦労に対して、心より敬意を表します。
特に福家前委員長在任中は、その任期の大部分が新型コロナウィルス感染症の影響下にあり、史上初のインターハイの中止や無観客・会場への入場制限、有声の気合い無しでの演武等々、何が正解なのかもわからない手探りの状態での大会運営など、非常に難しい舵取りをされてきました。
本専門部のここまでの発展は、ひとえに高校生拳士達の人間的成長を思い、彼らに活躍の場を与えるために、このようにご尽力くださった方々と、その思いに応えた高校生拳士達の汗と涙と熱い気持ちがあったからこそです。
今後の本専門部の使命は、この50年間の歴史の詰まった、大きく、尊く、そして重いバトンを、次の50年…100年へ向けて繋いで、さらなる発展を遂げていくことにあります。
具体的には、都道府県高体連未加盟の県に対する加盟促進のための継続的な働きかけ、加盟校並びに競技人口の増加対策、若手指導者の育成、さらに洗練された大会運営、競技種目の精査、審査審判技術向上等々の課題に取り組むことに加え、少林寺拳法の基本理念である「自己確立・自他共楽」の精神に根ざした、競技とは別の視点での新たな活動の模索です。
まずは100年へ向けての第一歩を力強く踏み出し、全身全霊をかけて専門部の発展に尽力していく所存ですので、今後とも皆さまのご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
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全国高等学校体育連盟少林寺拳法専門部