科学技術振興機構社会技術研究開発センター (JST RISTEX)
「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(情報社会における社会的側面からのトラスト形成)」採択課題
研究期間:2023年11月〜2027年3月
2025年9月12日〜14日 2025年度 日本認知科学会 第42回大会にてオーガナイズセッションを開催しました.
2025年5月31日 プロジェクト研究所 市民公開シンポジウムを開催しました.
2024年10月14日 2024年度 日本認知科学会 第41回大会にてオーガナイズセッションを開催しました.
2024年5月29日 2024年度 人工知能学会 全国大会 (第38回) にて企画セッションを開催しました.
様々な地域に様々な地域性がありますが,本研究開発プロジェクトでは人間の認知の仕組みに基づくことで,汎用的なローカルコミュニケーションのデザインを目指します.その鍵となる考え方が,サイバーな世界とフィジカルな世界の整列(アラインメント)です.オンラインにおけるコミュニケーションの信頼性は,現実世界からの裏付けにより回復すると考えます.
信頼できるオンラインコミュニケーションの手段が確立されることで,地域社会における人と人の交流が豊かなものとなり,生産活動が活発化します。この社会は,地域の伝統的な価値観を下敷きとしつつも,多様かつ新規な観点からの情報が持続的に生成される創発的な信頼社会となります.
オンラインコミュニケーションの主役であり,地域との結びつきが求められる高校生・大学生を研究のメインターゲットとします.彼らの情報環境の利用実態を継続的に調査します.
(主な実施者) 遠山 紗矢香,市川 淳,竹内 勇剛,森田 純哉
情報環境への信頼をコミュニケーション進化の観点から検討します.大規模オンライン実験とマルチエージェントシミュレーションにより,情報環境への信頼のメカニズムを検討します.
(主な実施者) 森田 純哉,大本 義正,竹内 勇剛
研究成果を大学生向けローカルSNSに導入します.ローカルSNSユーザに対するヒアリングとオンランコミュニケーションの分析によりエコーチェンバーを舵取りする方法を探ります.
(主な実施者) 遊橋 裕泰,大本 義正,竹内 勇剛,森田純哉
アウトプットとして,高校生・大学生向けのリテラシー教育プログラムを開発します.本プログラムは項目2において開発されるマイクロワールド環境を利用するものです.
(主な実施者) 遠山 紗矢香,市川 淳,竹内 勇剛,森田 純哉
持続可能な情報エコシステムは,経済性と信頼性が兼ね備えられたものである必要があります.本項目では開発する情報環境を成り立たせるための経済的仕組みを構築し,評価します.
(主な実施者) 高口 鉄平,遊橋 裕泰,遠山 紗矢香,市川 淳,竹内 勇剛,森田 純哉
研究所長
情報学部・教授 森田純哉
プロジェクト研究員
情報学部・教授 竹内勇剛
情報学部・教授 大本義正
情報学部・准教授 遠山紗矢香
情報学部・助教 市川淳
情報学部・教授 高口鉄平
情報学部・教授 遊橋裕泰
全学入試センター・准教授 前東晃礼
大学教育センター・助教 坂本孝丈
プロジェクト客員研究員
客員准教授 山田雅敏(常葉大学経営学部・准教授)
客員教授 良知駿一(静岡県議会・議員)