レーザー分光装置

フェムト秒ラマン誘起カー効果分光(fs-RIKES)

当研究室のフェムト秒ラマン誘起カー効果分光(fs-RIKES)装置は東京大学で2003年に作製し,2007年千葉大学で再構築されました。装置応答は約40 fs。

2011年に光源を変え,観測信号のS/N比および安定性が向上しました。

約0.3から700 cm-1の範囲の分子運動を観測することができます。温度依存性の実験も可能です。

チタンサファイアレーザー

KMLabs社製Griffin

fs-RIKESの光源。約10 fsのパルス。

サブピコカー効果分光(ps-OKES

当研究室のサブピコカー効果分光(ps-OKE)装置は千葉大学で2023年に作製されました。装置応答は約230 fs。

約0.02から100 cm-1の範囲の分子運動を観測することができます。温度依存性の実験も可能です。


チタンサファイアレーザー

Spectra Physics社製Mai Tai HP

ps-OKEの光源。約100 fsのパルス、3Wの出力。

定常状態ラマン分光装置

ストークスおよび反ストークス信号、偏光制御した信号の検出、温度可変が可能。

633 nm ダイオードレーザー

約65から4000 cm-1の範囲の分子運動を観測することができます。