特別例会５回 Dr. Karabucak
2019 . 12 . 1
ペンエンド現役教授カラブチャック先生自らの希望により若手歯科医師との交流勉強会が実現しました！ハンズオンと講演、教授も参加する懇親会と1日を通してペンエンドの真髄に触れられる滅多にないチャンスです！ペンシルバニア大学における外科手技のエッセンスと、X-Pendoシリーズの最新活用法を誰よりも早く学ぶ機会です！
更にインターナショナルプログラムに現在参加中の歯内療法専門医高橋先生の最終試験も同時に行われます。ペンシルベニア大学インターナショナルプログラムに参加するまでのエピソードなど、開業医をしながら留学を考えている先生方には是非聴いて頂きたい内容です。
ハンズオン AM ９時〜
午前（Dr. TakahashiとDr. Karabucak ）
受付 8時30分〜
3-D instrumentation
（XPエンドを使った講義と実習）
1.三次元の根管の消毒と現在の方法を理解する。2.XPファイルシステムの物理的特性を理解する。3.バイオセラミックの根の充填材料の物理的特性を理解します。4.バイオセラミック材料の生物学的反応を評価する研究を特定します。5. XPファイルシステムの利点と制限、およびバイオセラミックの閉塞技術について説明します。6. XPファイルシステムとバイオセラミック閉塞技術の臨床応用を学びます。根管の仕組みは非常に複雑です。楕円形であったり、C状であったり、あるいは分離していることもあります。また、狭窄部が根管とつながっている場合もあります。複雑な根管の場合、通常のNiTiファイルでは不十分です。NiTiファイルは柔軟性には優れていますが円を描くだけで、根管内の特定箇所に的確にファイルを到達させることは不可能です。XPエンドフィニッシャを効率良く使用することで象牙質を保存しつつあらゆる形状の根管に合った拡大・形成・清掃が可能にするファイルの講義・実習です。
使用する実習模型
エンド トレーニング トゥ―ス モラー
FKG-3D #26-01 上顎左臼歯
特徴： ・ 天然歯に大変近似したもの。 ・ 透明性が高く、ファイルや内部が見易い。 ・ ４根管 ・ 根管形態が各根管で形が違い、難しさも入れている。 ・ 作業長は MB1、MB2 は 21 ㎜、ディスタル 19 ㎜、パラタル 20 ㎜です。 ・ MB1 と MB2 が側方で繋がっている。 ・ MB2 の根管口が、あえて見つかり難くしている。
人数が定員以上の応募がある場合は抽選とさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
講義 Dr. Karabucak PM 13時〜
Update on Canal Disinfection and Obturation
根管洗浄と閉鎖についての最新エビデンスについて
ペンシルベニア大学歯内療法科 教授 カラバチャック先生
受付12時30分〜
根管治療の成功には、三次元の器具、消毒、および根管の閉塞が不可欠です。最近、XP ShaperおよびFinisherファイルシステムと呼ばれる新しいファイルシステム（FKG、ラショードフォン、スイス）が導入されました。これは、ファイルが根管の3次元構造を拡張および適合できるようにします。MaxWire®テクノロジーを特徴としています。この技術は、象牙質の歯の構造をより多く保持する保守的な管の準備を作成しますが、象牙質表面のより効率的な解剖学的治療もサポートします。過去10年間で、MTAは、歯内マイクロサージェリー、穿孔修復、歯髄覆い、血管再生などのさまざまな治療で成功裏に使用されてきました。 MTAは生物学的原理に基づいて選択された材料になりましたが、その取り扱い特性は根管閉塞での応用に対する実際的な障害のままです。最近、他のケイ酸カルシウムベースの生物活性セメントおよびシーラーが導入され、根管閉塞、穿孔修復または歯内顕微手術で受け入れられている歯内療法の合理的および方法を変えています。このプレゼンテーションでは、歯内治療における臨床応用、XPファイルシステムの結果、およびバイオセラミックシーラーの閉塞技術について説明します。人数が定員以上の応募がある場合は抽選とさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
Surgical retreatment; clinical and evidence based approach.
Endodontic Surgery has evolved tremendously in the last decade, into a microsurgical procedure. Due to advancements in dental materials and surgical techniques, surgical micro-endodontics has a higher degree of success and greater predictable outcomes. However, there are specific cases, for which surgical endodontics is not a replacement for conventional retreatment. This presentation will review the microsurgery principals, relevant literature and clinical cases, which evaluates microsurgical retreatment and conventional retreatment.
At conclusion, the participants should be able to:
- Understand the biological and technical reasons for failure of initial root canal therapy.
- Understand the microsurgery principals.
- Interpret clinical signs, radiographic images and cone-beam CT.
- Discuss the advantages and disadvantages of non-surgical and surgical retreatment.
略歴
After earning his dental degree from Istanbul University School of Dental Medicine in 1993, Dr. Karabucak completed his endodontic postgraduate training at the Department of Endodontics at Penn, where he also received his Masters in Oral Biology in 1998. He later earned his DMD degree from Penn Dental Medicine in 2002.
Dr. Karabucak lectures at national and international conferences, has published in peer-reviewed journals. He serves on the editorial advisory board of several international peer-reviewed dental journals. He is a Diplomate of the American Board of Endodontics. Dr. Karabucak has been the attending endodontist at the Children’s Hospital of Philadelphia since 2005.
申し込み
Dr Hiroshi Takahashi
ヒロ横浜デンタル 院長
略歴
日本歯内療法学会専門医 日本歯科麻酔認定医（第781号）ストローマンインプラント専門医
場所 ハンズオンと講演 ヤガサキ歯科医院
〒214-0001 神奈川県川崎市多摩区菅4-3-32 ベルヴィル２階
交通
京王稲田堤駅 南口 徒歩1分
JR南武線 稲田堤駅徒歩4分
協賛企業
