幼児期には知識を習得することも必要なことではありますが、それよりも大切なものが「非認知能力」だということが、文科省でもよく言われています。
学校などでの成績は基本的には点数で評価することが多いのですが、このような能力を「認知能力」といいます。一方、好奇心、粘り強さ、気持ちを切り替える力のような、生きていく上で大切になる能力で点数では評価できないものは「非認知能力」と言われます。幼児期には人生を豊かに生きる基礎となる、この非認知能力を育てておくことが重要なのです。
認知能力が大切ではないわけではありませんが、要は認知的能力と非認知能力がバランスが取れていて、支え合うことが大切になります。
非認知能力から、「感謝」「思いやり」「救済」「慈悲」「命の尊厳」など、心の領域へ行くと、これは「智慧」というべきだと思います。真生幼稚園では非認知能力からさらに進んで智慧を育てる保育を保育方針としています。