数理モデリング研究会最終回は盛会のうちに終了いたしました。皆様ありがとうございました。
第一日 12月6日(土)
13:00‐13:05 開会のあいさつ 坪 泰宏(立命館大学)
13:05 ‐14:20 座長 坪 泰宏
樺島 祥介(東京大学)高次元統計と統計力学
水口 毅(大阪公立大学)言語二題(仮)
狐崎 創(奈良女子大学)ロウ1滴の衝突実験から
守田 智(静岡大学)パーコレーションの話
中尾 裕也(東京科学大学)位相モデルの濫用
河村 洋史(海洋研究開発機構)海洋地球科学における同期現象の数理
14:30 ‐15:45 座長 小山 慎介
小蔵 正輝(広島大学)群制御
鈴木 裕輔(京都大学)遺伝子改変マウスにおける構造学習の計算論モデリング
中江 健(福井大学)デジタルツインマーモセットの開発
水野 貴之(情報学研究所)SFっぽい未来を本気で研究する
小林 照義(神戸大学)ネットワーク科学と経済学のあいだ
16:00‐17:15 座長 小林 亮太
寺前 順之介(京都大学)過渡応答と記憶ダイナミクスの数理
坪 泰宏(立命館大学)動的確率情報処理アーキテクチャ
島崎 秀昭(京都大学)高次相関と私
新井 賢亮(住友ファーマ)データを通した精神障害の患者層別化
秦 重史(鹿児島大学)鹿児島大学における非線形動力学の研究教育
Florian Kogelbauer(ETH Zürich)Fun with Sports Physics
18:30‐20:30
*** 夕食 ***
*** 近況報告 ***
茶碗谷 毅(大阪大学)、橋田 和典(オリックス生命)、田中 琢真(滋賀大学)、小山 慎介(統計数理研究所)
20:30 ‐21:30 座長 青木 高明
篠本 滋 これまでの人生の好手と悪手
第二日 12月7日(日)
9:30‐10:45 座長 島崎 秀昭
酒井 裕(玉川大学) 冗長な観測情報から学習に必要な情報を抽出する
三浦 佳二(関西学院大学)忘却は言語モデルを賢くする
青木 高明(滋賀大学)数理モデリング研究会の10年とこれから
小林 亮太(東京大学)これまでの研究とこれから
下川 丈明(広島市立大学)ヒトデータの収集から活用まで
金 秀明(NTT)新たな表現性定理の探究
11:00 - 11:05 閉会のあいさつ 坪 泰宏(立命館大学)
現代社会は大量の情報があふれ、大規模データがデジタル化され共有されるようになりました。そこではデータを収集し、モデル化し、将来予測を行うことのできる能力が求められますが、我々がこれまで積み上げた数理モデリング技法や開発した統計技法は大きな潜在力を持っています。2015年から始まった「数理モデリング研究会」ではこのような知識と技術を共有した数理科学研究者が、軽井沢の国際高等セミナーハウスを主な拠点として集い、数々の共同研究を生んできました。始めてから10年を経たいま、後進に新たな流れを生んでもらうべく、このシリーズを終了しようと思います。これまでの研究の変遷を振り返り、自分たちの持つ知識と技術を総括することで、今後の研究構想に役立てていただければと思います。 篠本 滋
[幹事] 坪 泰宏(立命館大学)、小山 慎介(統計数理研究所)、島崎 秀昭(京都大学)、青木 高明(滋賀大学)、小林 亮太(東京大学)