サイトについて

このサイトは、研究題目「アンビルト作品の可視化に向けた創造的アート・アーカイブの試み」の一環として公開しています。本研究では、2020年からのコロナ禍を表現の新たなプラットフォームと捉え、資料の調査段階から公開に至るまで、積極的にウェブメディアを活用してきました。この藝術文化雑誌「紫明」表紙展では、アーカイブ資料の公開という役割と、展覧会場での作品鑑賞を体験できるよう、2つのスタイルでウェブ展覧会を開催することにしました。

本展(本サイト)は、山口勝弘が「紫明」の各號特集テーマのために描き下ろしたり、これまでのイメージストックから選び出したりしたビジュアルイメージを、一連のアートワークとして相対的に鑑賞できるのが特徴です。また、各號には本研究チーム独自の解説を掲載することで、作品への理解がより深まることでしょう。一方、別スタイルの展覧会は3D空間でのバーチャル展(英語版)とし、雑誌の表紙という小さなメディアの間を歩き観るような、ウロウロと楽しみながら鑑賞できるよう考慮しました。

この展覧会を通して、多くの方々に「そこにあるだけで輝いている雑誌を」という「紫明」創刊時のコンセプトを擬似体験して頂ければ幸いです。


謝 辞

本展開催にあたり、「紫明」表紙調査のために快く本誌をご寄贈くださいました「紫明」編集部皆様のご厚意に、心より感謝申し上げます。また、長期間に渡る我々の調査に、常にご支援とご理解を示してくださる山口裕康様に厚く御礼申し上げます。


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研究者:

八尾 里絵子(甲南女子大学) 北市 記子(大阪経済大学) 門屋 博(相模女子大学)

協力

藤枝 由美子(玉川大学)


調査補助:

森 結菜


この研究は、令和2年度科学研究助成事業(JSPS科研費20K00140)の助成を受けています。

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