重点目標事業(一声ふれあい運動)に取り組んでいます

 長浜市湖北赤十字奉仕団では、重点目標事業である一声ふれあい運動に取り組んでいます。昨年は湖北町内の対象者(80歳以上の独居の方・90歳以上の方・在宅要介護者)約250名を年2回、夏と冬に訪問しました。

訪問時には、高齢者の方に昔懐かしい気持ちになっていただき、楽しく会話するきっかけを作れたらという思いを込めて、男性には「卓球王国日本」と言われし時代を彷彿とさせるミニラケットの折り紙、女性にはラジオドラマで放送され多大な人気を誇った「君の名は」の有名なメッセージを添えました。


また、寒中お見舞い訪問時には、コロナ禍であることを踏まえ除菌ウェットシートをお渡しました。さらに、コロナの流行によって外出の機会が制限され、季節感を感じる機会が乏しいことに着眼し、早春を感じていただけるお雛様の折り紙をお渡しするなど、工夫を凝らして取り組んでいます。


対象者からは「心細かったので、赤十字の人が訪問してくれて嬉しかった」といった声を多くいただき、奉仕団員の高齢者に対する見守りを意識するきっかけにもなっています。