劇団員コラム

シーン84『Jazz』 おーつけーこ

 以前の劇団シブパの公演にJazzに関連したお話がありました。雰囲気を味わう為に、劇団員でJazzが聞けるレストランへ行ったりもしました。その公演後、Jazzにほとんどふれることもなく過ごしていました。が、最近、友達が選んでくれたおすすめの音楽の中にJazzが入っており、それを聞いてから、ちょっとはまっています。


 私は、Jazzのことは詳しくありません。「Jazzのことは」というより、音楽全般的に詳しくはありません。そんな私でも、Jazzを聞いて「心地よい」と感じることができます。私が今聞いているのは、ピアノとベースとドラムスのトリオ。時にピアノが、時にベースが、時にドラムスが主役となり、リズムや音の重なりが様々に変化して、とても心地よいのです。三人がお互いを感じて演奏しているのも、とてもすてきだと思います。そして、さらにもうひとつ、すてきだと思えるのは、そのアルバムが私の生まれる前のものだということ。ちっとも古さを感じないのです。今日も1961年のアルバムを聞きながら、一人、うっとりしております…。