シーン430『四十にして、なお惑う 』 宮野圭輔
2026.1.9
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
さて、このコラムが掲載される頃、私は誕生日を迎え、めでたく40歳になります。
40歳といえばあれです。「不惑」。「四十にして惑わず」というやつですね。「惑わずって、迷わないってことでしょ?そんなの無理じゃない?日々迷ってますよ?」なんて思ってます。40歳になった瞬間急にすべての迷いが消え去るのでしょうか?そうとも思えません。
気になったので少し調べてみると、いろいろな説明が出てきました。
昔は人生の早い段階で役割が固定されやすく、四十にもなれば迷いが減っていたのだとか。
「迷わない」のではなく、迷っても自分の軸に戻ってこられる状態のことだとか。
そもそも孔子が自分の人生を振り返って「こうありたい」と言語化したもの、つまり理想に近いのだとも言われています。
総合すると、「迷いをなくせ」というより、「迷いに振り回されない自分になれ」ということなのかもしれません。耳が痛いです・・・。
とはいえ、仕事でも、プライベートでも、今までとは違う役割を求められたり、今後の人生のことをあれこれ考えたり、今までとは「迷い」の種類が違ってきてるなあと感じている今日このごろ。全力で惑いながら、胸を張って決断できる、そんなふうに在りたいなあと思います。「不惑」とは、迷わないことではなく、迷い方が少し上手になること――くらいに思って、今年もやっていきます。
まだまだ惑いまくりですが、本年もどうぞよろしくお願いいたします。