シーン423『花火と火花』 小菅 信吾
2024.8.16
夏休みやお盆休みというものにとんとご縁のない身なので、何日も続く連休なんて未知のもの。里帰りと言っても隣町なので、すぐに行って帰ってこられてしまう。何泊か旅行へ…なんて行けないので、その代わりに心と身体のリフレッシュを図るべく、日帰りで出掛けることがちょこちょことあって。もちろん暑い夏にも出掛けたくなって。せっかくだから夏らしさを感じられる場所へ行きたくなって。
そんな訳で、先日二ヵ所の花火大会を観てきた。
ひとつめは…
『田園夢花火 第34回たまむら花火大会』
群馬の夏の先陣を切るような花火大会。玉村町出身者としては、どこか誇らしかったりする。近年は母校の小学校のすぐ近くで打ち上げるから尚更に。
毎年見応えのある花火はもちろんのこと、田園風景、その田んぼに映る花火もいい。そして、シルエット映える母校の校舎がまたいい。
自転車でふらっと見に行ける距離感もいい。
ふたつめは…
「第25回館林手筒花火大会」
館林藩主榊原氏の発祥の地である愛知県三河地方がこの手筒花火発祥の地という縁で、館林でも開催しているようで、数年前から毎年楽しみにしている花火大会。
打ち上げ花火ではなく、吹き上げ花火。火柱、燃焼音、跳ね、もう興奮必至。放揚する姿が、とても勇ましくて格好いいのだ。
前橋の花火大会は稽古をしていて行かなかったけれど、このふたつで花火は堪能したので、次の夏のお出掛けはウォーターアクティビティなんていいなぁ。混雑する海は好きではないので、カヤックでまったりとかがいいかなぁ。身体が動いてくれるうちに…。