劇団員コラム
シーン415『再会やら別れやら出会いやら 』 加庭 奈央
年々季節の移ろいが早く感じて来ている加庭です。
あっという間に3月も終わり。
この時期といえば、やっぱり「別れ」というものが連想されますね。
その単語だけ聞くと寂しい気もするけど、新たな一歩を踏み出すためのものだったりもするからちょっとワクワクもあったりして。
そんな季節ですが、今年の3月はいつもとちょっとだけ違って。
前の職場の人と会う機会があったり、その当時お世話になっていた人に会ったり…。
10年ぶり…は言い過ぎだけど、それに近いくらいお久しぶりの人もいる中で、変わらず話が弾むのは嬉しいものですね。
あの時の別れがあって今こうやってみんな笑顔で再会ができている。
どんなことでも「別れる」というのは寂しいものだけど、それがあったからこそ感じられているこの再会のうれしさも悪くないなと年を重ねて思うのでした。
あ、今月大きな別れもあった。
10年以上過ごしたお部屋とお別れして新しいお部屋へ。
思い付きで引っ越してしまったけど、きっと素敵な出会いだったと思って新天地を楽しもうと思う今日この頃なのでした。