劇団員コラム

シーン372元号の話かと思いきや元寇(?)に関する話』 森田 リョウジ

 いよいよ平成から令和へと元号が変わりますね。タイミング的にはその辺のことをお話するのが妥当かと思うのですが、そこは次の機会や他の劇団員に譲り、今日は敢えて違う話を。「元号」の話でなくまさかの「元寇」の話です。


 「元寇」は言わずもがなですが、「日本の鎌倉時代中期に、当時中国大陸を支配していたモンゴル帝国(元朝)およびその属国である高麗王国によって2度にわたり行われた対日本侵攻の呼称である。1度目を文永の役(ぶんえいのえき・1274年)、2度目を弘安の役(こうあんのえき・1281年)という。 蒙古襲来とも。(引用:Wikipedia)」のことです。

 今回の話題は別にこの侵略戦争の話ではなく、モンゴルからのお客様を招いた公演のお話です。ご存知の方も多かろうと思いますが、令和元年5月19日(日)に境町総合センター・大ホールにて、群馬県内でご活躍の太鼓演奏集団「しあわせ太鼓」さんの第5回公演『シンクロスオーバー』が行われます。

 しあわせ太鼓さんの概要はホームページやYouTube等でご確認いただければと思いますが、シブパとしては「まーや演劇祭」で一緒にイベントを創りあげている仲間としてお馴染みです。私は今回のこの公演に助太刀演技者という形で客演致します。しあわせ太鼓さんの演奏会は非常に凝っており、太鼓を叩くだけでなくエンターテイメント色を強くしており、太鼓演奏以外の部分でも大変楽しめる内容となっています。公演の一部は先に挙げた通りモンゴルからお招きしたプロの太鼓奏者の方々と共に「モンゴルとの交流」をテーマに演奏が繰り広げられます。ここで私は司会・進行役を仰せつかっています。二部は、ロックテイストの演奏会となっており、私はハードロッカーとして曲紹介を行います。

 先日、この公演の稽古に参加して参りました。もう本当に楽しかったです♪ 詳しくお話できないのが悔しいのですが、お時間がある方は是非、会場に足を運んでいただければと思います。新 元寇、もとい、新元号のもと、太鼓の「Beautiful Harmony」を通し「人々が美しく心を寄せ合う中で生まれ育つ文化」を体感していただければと思います。