劇団員コラム

シーン367寒いといえば』 加庭 奈央

暦の上では立春が過ぎたとはいえ、まだまだ冬真っ盛りで寒い日が続いていますね。

寒いのが苦手な私は、コタツとお布団が恋しくてたまらない日々を過ごしております。


寒い時に恋しくなるものが群馬県民としてもう一つありました。そう、温泉です。

県内にいろいろ名湯があるのに、正直あまり行ったことがないというのが私の現状です。

草津温泉は10年以上前に一度行ったことがあるだけだと思うし、四万温泉は私にとってまだ一度も行ったことのない未開の地。


そんな中で、伊香保温泉は何度かお世話になる機会に恵まれている温泉地。

アクセスしやすい立地で温泉を楽しめるのはとても有難い環境ですね。

伊香保温泉へは、劇団関係のみんなと行っているのがほとんどなのですが、これがまた楽しい。石段周辺を散策しながら射的やら輪投げやらしてみたり、夜はお芝居のことや全然関係のない話で盛り上がって夜中まで語り合ってみたり。

単純にお湯に浸かる温かさもあるけど、こんな仲間から得られる温かさもあったりするのです。


久しぶりにまた伊香保に行きたいななんて思う、今日この頃なのでした。