劇団員コラム
シーン354『田舎でのGWの過ごし方』 加庭 奈央
新年度を迎えて1か月。
今年のゴールデンウィークは「体を休ませる」をテーマ(?)に、実家でゆっくりした時間を過ごしてみました。
適度に田舎の我が実家。何日も居ると、自然と意識が庭や周辺の草木や鳥の鳴き声なんかに向いていきます。
今年は例年よりもずいぶん早く桜の時期が終わってしまいましたが、よくよく見てみると私たちの周りにはいろいろな草花があるんですね。
今でも菜の花やつつじ、藤の花などなど色鮮やかな花々を目にすることが出来ます。
個人的にはスズランとかオオイヌノフグリといった小さめな花も好きだったり。
オオイヌノフグリ…幼い頃はどこにでも咲いていていつも見ていた気がしたけど、最近はその存在を感じることすらなかった気が。。。
大人になって久しぶりに意識して目にしたような気がします。
もう一つ、実家にいるとよく目にするのが竹。そして、竹と言えばタケノコ。
ゴールデンウィーク中、夜雨が降った翌朝に父と弟が採ってきた大量のタケノコで炊き込みご飯、煮物、天ぷら…タケノコ尽くしの食卓を家族で囲んでいました。
タケノコってちょっとほっとけばすぐに竹になってしまうそうです。もしくは、山に住むイノシシさんのご飯になるとか。
最終的に花の話から食べ物の話になってしまいました。
私はまだまだ「花より団子」な人間のようですね。
ともあれ、自然と四季をおおいに感じて心身ともにリフレッシュできたお休みとなりました。
アクティブに出かけるのもいいけれど、たまにはこんな連休を過ごすのもいいものです。