劇団員コラム
シーン338『まーや演劇祭と、初めては刺激的』 森田 リョウジ
「まーやの家の小さな演劇祭」が終わり、早一か月。毎週、県内のどこかしらで公演が行われていた「公演ラッシュ」の時期は少しずつ収束してきている印象がありますが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
このコラムのページでも、また、公演をお知らせするダイレクトメールや公演のパンフレットでもちょこちょこお話させていただいておりますが、今回の演劇祭はシブパ、そして森田にとって挑戦の連続でした。そこで今回のコラムでは、自分たちが身につけたであろう事柄を忘れないように、そして定着させるために、挑戦した内容をおさらいしておこうと思います。
・映像とコラボした演出
・ギターの生演奏を用いた演出
・初のオリジナル台本
・落語とコラボした演出
・一度きりの公演
・劇団員4人が客演(うち3人が客演初体験)
・フリーマーケット
・他劇団さんと協力して運営
…思い出せばもう少し初めてのことがありそうですが、とりあえずはこんなところでしょうか。24回も公演をしているのにまだまだ新しいことに挑戦できるというのは、本当に幸せなことです。この経験を糧として、今後もより成長できるよう、精進していきたいものです。
未経験の事柄は魅力的です。演劇の場合も然り。そしてそれは、やる側も観る側も然りなのだと思います。今回の演劇祭はたくさんの「初めて」を経験できてとても刺激的でした。その刺激を少しでもお客様に伝えることができていれば…と思います。
そして…どうやら「まーやの家の小さな演劇祭」は、第2回を行えそうな雰囲気が漂ってきております。お客様にご満足いただける刺激的な時間を提供できるように、今回の経験をきちんと定着させながらまだまだ挑戦していきたいなと、決意を新たにするのでした。