劇団員コラム

シーン335まーやの家の小さな演劇祭』 加庭 奈央

9月の3連休最終日、無事に「第1回まーやの家の小さな演劇祭」並びに「劇団シブパ第24回公演」を実施することができました。

会場に足を運んでくださった方、演劇祭を行うにあたり気に掛けてくださった方、サポートしてくださった方すべての方々に感謝申し上げます。


とはいえ、台風一過の影響で強風の中での開催となり、来場された方々にはご不便をかける面もあったかと思いますが、青空のもと開催できたことにほっとしたというのが本音です。



今回のまーや演劇祭への参加は、私自身にとって挑戦の場、学びの場としていろいろなことを得られた機会となりました。


演劇祭全体では、実行委員として企画段階から参加させてもらうことができ、まっさらな状態から本番を迎えるまでの過程を余すことなくみられ、微力ながら一員として携わることができたことに感謝です。

また、まーやファミリー劇団の皆さんや劇団空奏列車の皆さんの演劇に対する姿勢や思いを感じることもでき、とても勉強になりました。


個人的には、初めて客演という形で劇団空奏列車さんの演目に出演させていただいたこと、シブパの演目との掛け持ちであり一日に2つのお芝居に出演するということが大きな挑戦でした。

まだまだ力不足の私ですが、空奏列車の皆さんの支えもあり緊張の中にも楽しい気持ちが常にある稽古であり本番を迎えることができました。

またシブパ、空奏列車さんともに二人芝居ということで不安がなかったと言えばウソになりますが、役者に集中させてくれたシブパのメンバーの存在もあり、なんとかやりきることができました。


こう振り返ってみると、私は本当にたくさんの人たちに支えられているんだなぁと再確認でき、これまた感謝なのです。


そんな温かい空間の中でつくられた今回の演劇祭。

ご来場くださった皆さんにも少しでも温かさを感じていただけていたら嬉しいな…と思う今日この頃なのであります。