劇団員コラム

シーン321春の訪れ』 加庭 奈央

前回のコラム(シーン:315)では春の気配を感じていましたが、この2ヶ月でしっかり春が訪れてることを感じている加庭です(もう5月なんだから当たり前ではありますが)。


春を感じると言えば…、今までなかなか行くことのなかったお花見。今年は家族で妙義神社へのお詣りついでに決行!

飲んだり食べたりの宴会的なものではなく本当に「お花(を)見(る)」でしたが、ゆっくりのんびりとした時間の流れの中で見る桜は、何とも素敵なものでした。


そんな桜の時期も終わり、最近では私の住んでるアパートの周りをたくさんのツバメが飛び回っています。

今はせっせと新しい巣作り中のツバメさん達。

もう少しすると子ツバメの元気な声が聞こえ、さらにもう少しするとみんなでお空を飛ぶ練習が始まるのでしょう。

そして、そんなツバメ一家をのほほんとした気持ちでみながら、歩行者に直撃して来そうな子ツバメを避ける日々も始まるのでしょう。

これもまた、私にとって季節を感じる恒例行事となっています。


ツバメが落ち着いてきたら今度はウチの周りの田んぼからカエルの大合唱が聞こえてくるのかなぁ。


田舎育ちの私には、それもまた恒例となった楽しみだったりするのです。