劇団員コラム

シーン319マニアックなお話~外伝~』 舘川 トモヒロ

どーも、舘川です。


あんまり鉄道写真の話ばかりしてもアレなので、

今回は違う写真のお話です。


みなさん、お花見には行きましたか?

桜を口実に飲んで食べて、それはそれは良い気分なんでしょーねー(笑)

しかしながら、酒が燃料のわたくしでも花見はするけど花見はしません。


なぜって?何言ってんだコイツって?


人混みが嫌いで、且つ飲んだら運転して帰れないからです。

わざわざ代行呼んでまで花見をしようとは。。。


さて、写真に話を戻しましょう。

要は宴会目的で無く、純粋に綺麗な写真を撮りたくて花見に出るのです。

そして人が少なくなる時間帯と場所を選んで(笑)

そうすると、夜桜の写真ばかりになるんですな。これが。


今年は自宅の裏にあるグラウンドの桜と、岩宿遺跡の近くにある

桜並木で写真を撮ってきました。

いやぁ、風が強くて寒かった。


桜って以外と撮り辛いんですね。

引きで撮ればそれなりに綺麗には撮れますが、どこかつまらない。

寄せて撮ると花がチョボチョボで思ってたのと違う。

そうすると、どの構図が良いのかカメラと三脚を担いでウロウロフラフラ。

もれなく不審者が出来上がるわけです。

通報はされませんが職質なんて星の数ほど。。。あ、いやいや。うん。


さて、たまには身になる(かもしれない)話でもしますかね。

夜桜を撮るときコツみたいな物をちょっとだけ。


・白い水銀灯・ダイオードの街灯はフレームに入れない

 →青白い光が強烈で、情緒が損なわれてしまいます。

  できれば、白い光が当たっている桜も避けた方が良いでしょう。

  水銀灯やダイオードの街灯は青系の白、桜(ソメイヨシノ)は赤系の白。

  混ざると不自然な色になります。まぁ、明かりがあるだけマシですが。

  白熱球の様に赤系の明かりが当たっているとベスト。

  柔らかく、ホッとする様な画になります。


・寄せて寄りたいときは、背景をボカす

 →できれば、桜の花がフレームいっぱいに入っていて

  手前の花にピントが当たっていると綺麗に見えます。


・風が強いときは、思い切る

 →人間は自然を前にすると無力です。

  諦めが肝心です。良いコンディションを選んでも負けではありません。

  一眼レフで撮る人は、感度を下げて長時間露光で30秒も開けたら面白い画になるかもね!(ならないかもね!)


・現像時、または撮った写真を編集する

 →撮って出し至上主義の人には関係のない話です。

  私は編集・現像してこその写真だと思ってますんで。はい。

  一眼レフ・ミラーレス・コンデジ・スマホ、何で撮っても構いません。

  どんなソフト・アプリを使っても構いません。

  簡単に綺麗に魅せるには、画に「マゼンダ」を加えましょう。

  桜というとピンクなイメージですが、実は白い。

  以外と地味なんですね。

  そこにお好みでマゼンダを足すと、あら不思議。

  急に写真が色っぽく艶っぽくなります。エロスの極みです。

  InstagramやPics artなど、フリーのアプリで十分。


気になる人は、今から写真をいじってみましょう♪

2番目と3番目のヤツは、夜桜じゃなくても使えるよ!


では、今年撮った桜をご覧頂きながら失礼いたしやす。