劇団員コラム

シーン298今年を振り返って』 宮野 圭輔

日に日に寒さが増してきた今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。 2016年もあとひと月ちょっとということで、少し早いですが、自分にとっての2016年を振り返ってみようと思います。


私にとって2016年は、「特撮イヤー」でした。

まず、某怪獣王の国産映画が、12年振りに制作されたこと。しかも、その内容が素晴らしかった!非常に満足しましたし、制作者の特撮に対する並々ならぬ愛情を感じました。 さらに、世間でも異例の大ヒット!(そのあとすぐに世間の話題は某アニメ映画の方に移ってしまい、ちょっと寂しかったですが。) 某怪獣王については色々語りたいこともあるのですが、色々ありすぎてまとまらないので割愛します。


次に、某光の巨人のテレビシリーズの新作が始まりました。今までも毎年新作は作られていたのですが、単体でテレビシリーズが作られたのは久しぶりです。 こちらはミニチュア特撮の出来が非常に良くて、毎週ワクワクしながら観ています。

ここ数年の特撮界隈は、某ライダーや某レンジャーばかりが元気で、巨大ヒーローや巨大怪獣はあまり元気がなかったので、残念でなりませんでした。 そこへ来て、今年は自分の特撮好きの原点とも言えるこの二つの作品の新作が見られ、さらに内容も良かったので、生きる活力がわいてきました。


さらに、なんといっても劇団シブパの次回公演「けれどスクリーンいっばいの星」の存在です!いや、この作品はあくまでも演劇なので特撮ではないのですが、 チラシを見ていただければ言いたいことは伝わるかと思います。こちらの作品にも色々な思いがあるのですが、それがきちんとお客様に伝わって、面白いと思ってもらえるよう、 あと2ヶ月、稽古を重ねて行きたいと思います。


一年を振り返ると、特撮に限らずまだまだ色々な事があったのですが、今回は話題を絞って書いてみました。皆様はどんな一年だったでしょうか?

それでは、(まだひと月ありますが)良いお年を。