劇団員コラム

シーン48『ひたまのえんげき日記4』 柳 緋玉

 みなさん、こんにちは。おひさしぶりです。


 今回は tpt の「道成寺一幕」のこと

 恋人が箪笥の中で殺された女とその箪笥を売ろうとしている男のお話。 おもしろかったのはそれ以外の出演者たち。コロスって言うのかな。特にこれって言う役はなく、常に舞台上にいる。台詞もほとんど無くて、だからちょっとした動きにすごく…例えば眉の動き、瞳の動き、顎や肩の角度、指先爪先に至るまで、ちょっとした動きにすごく意味と言うか感情を感じました。観ていてすごくおもしろかったし、『表現』ってことを考えるいい勉強になりました。


 前回のコラムで奇しくも再演のこと書いてましたね。「ビューティフル・サンデイ」は私にとってとても大切な作品の1つで、それを再演させてもらえることになって本当に幸せです。再演ならではの、再演だからこそのものを観せられるように頑張ります。


 ぜひぜひ観に来てくださいね。