劇団員コラム

シーン27『先見の明?』 たなかまこと

 僕は音楽が特別に好きという訳ではないのですが、それなりに楽しんでいます。CD等も本当に好きな人のように、何百枚も持っているわけではなく、まあそこそこといった感じです。 何せ僕の金銭感覚ではCDは高い買い物なのです。しかし一度買い始めると衝動買いモードになってしまい、何枚もまとめて買ってしまうのです。


 買うジャンルですが、バラバラです。しいて言えばあまり流行り物を買わないといったところでしょうか。なにせ人と同じが嫌いなものですから…。ですから自然とジャケットだけを見て買ったり、タイトルだけで買ってみたりします。当然ハズレも多数、しかし当った時の喜びは大きいものです。


 そしてどうやら先物買いの才能があるのか、ブレイク前のアーティストを買っていたりもします。前の事になりますが、「19」だったり「モンゴル800」だったり、最近では「HY」ですね、 1stアルバムが出てすぐに買っていたんです。 これは良いもの見つけたと喜んでいたところ、一気に人気がでてしまい嬉しいような、自分だけが知っていたのに…。とさびしいような複雑な気持ちでした。でも僕の耳もたいしたものだなと自画自賛していました。


 たぶん皆さん知らないと思いますが、 第3回公演の「ハックルベリーにさよならを」の客入れ音楽に「HY」の曲使っていたんですよ…。