劇団員コラム

シーン211『先見の明?』 東 勝

 先見の明:事が起こる前にそれを見抜く見識。


 以前(昨年の2月)のコラムにAKB以外のアイドルとして、「Berryz工房」というアイドルグループを「ちょっくらおススメ」と紹介させていただきました。

 そしたら出てきましたね~。「ももち」こと「嗣永桃子」。案外テレビに出てますが、この子はその「Berryz工房」のメンバーの一人です。

 ちょっと先見の明があったようで嬉しい。

 しかしこの「ももち」、ぶりっこキャラでイライラさせると世間から嫌がられているようなのが、ちょっとその嬉しさを半減させる…。

 ということで、それを打開すべくネットという情報網を駆使して少しフォローをいれます(注意:私は個人的に好いてるわけではありません)。

 「ももち」はその実すごいプロ意識が高いらしいのです。他のアイドル(考え方によってはライバル)がキャラ物の靴下を履いてTVに出たときに「スポンサーさんのこととかあるからキャラ物は控えた方がいい」ということなど親身になって教えたりしたこともあるとのこと。ライブのMC中にメンバーに目くばせで進行を促すこともしばしば。あそこまで世間からウザいと言われているのに、続ける強さ(何のためにといわれるとわかりませんが)。 ウザいと言われてもそれをうまく切り返すコメントが秀逸 (TVではパターン化しててそうでもないらしい)。他にも、普段は大人しく在学中の大学でも目立たない。教育実習にも行ってた。

 などテレビで見る姿とだいぶ違う。…少しはフォローになったかなぁ。


 …でも自分もぶりっこキャラは受けつけないなぁ…。


 実は「これくるぞー!」って思ってたものって他にもある。例えば「炭酸水」とか。でもよく考えるとみんながそう思ったからこそ、実際に「くる(=流行る)」のではないかと。でもまあ流行る前に知ってたぞとか使ってるよというのがなんだが嬉しいのです。