劇団員コラム

シーン200『手帳の秘密』 西園 憂

皆様こんにちは。


最近減量のためにアルコールを控えている西園です。

冬はなかなか体重が減りません。

ええ、冬のせいです。そういうことにしておきます。


すっかり寒くなりましたね。

今年も残すところあと1ヵ月です。

皆様来年の手帳はもうご用意されましたでしょうか?

最近は10月始まりのものが多く、手帳の販売も年々早くなっていましたが、ついに今年、マンスリーページ、ウィークリーページ共に10月始まりのものが発売され、年が明けるのを待たずして10月から新しい手帳を使い始めている私です。

マンスリーページだけが10月始まりだと細かい予定が書けなくて、 せっかく新しい手帳を買っても年が明けるまで待たなくてはならなかったんですよね。


さて、皆様はどのように手帳をお使いでしょうか?

使い方は人それぞれだと思います。

巷にはたくさんの手帳術の本が出版されていますし、ビジネスツールとして仕事の予定を時間ごとに事細かに書いている人もいれば、 シンプルにその日の予定のみを書いている人もいるでしょう。

手帳はスケジュールを管理するための道具ですから、各々が自分の予定を管理できればそれでいいのです。


私の場合は、「予定がない日のスケジュール管理」をメインとして使っています。

つまり、仕事や稽古、遊び以外のフリーの時間に何をするかを、 予定として書き込んでいるのです。

例えば「この日は午前が空くから収納を整理しよう」とか、「この日は仕事が早番で稽古もないから帰ったらゆっくりお風呂に入って、それからパックしながら本を読もう」というような、本来なら頭の片隅にあって、忘れても構わないようなことを書いているのです。


他にもその日得た物や1日の反省、1日ごとのちょっとした願望、 欲しい物、行きたい観光地、やりたいこと、将来の夢や理想など、思い付くままに書いています。

私の手帳には自分自身ですら気付かなかった私の本心や生活習慣が書かれているというわけです。

人前で開くのがちょっと恥ずかしいですね。


本来なら当たり前のようにやっていることやただ漠然とやっていること、ただ漠然と望んでいることをあえてスケジュール帳に書き、それをこなしたらチェックを入れて目に見える状態にすることによって、自分が日々どれだけのことをクリアしているのか、どれだけのものを得ているのかを実感できます。


ただ漠然と過ぎてしまう毎日なのか、意義のある毎日なのか。

同じことをしていても意識が変わればすべてが変わります。

何もない1日なんてありません。

そんな日々が積み重なることで、なんだかんだで1年のうちにいくつかは夢がかなってたりするんですよね。


来年もいい年でありますように。

それはきっと自分次第。


どうぞ皆様今後ともよろしくご贔屓にお願い致します。