劇団員コラム

シーン181『春のお茶会から、南部鉄器の話』 草原 ピッピ

皆さんこんにちは、お天気がよく、気持ちがいい毎日が続いていますね、心地好い陽射しを浴びて、ますます春を満喫したくなってしまいます。


春を満喫したといえば、先日、桜の下でお茶会をしました。


これでも私、茶道をちょいとかじっていまして、桜舞う中、お茶をたてた次第でございます。


先生と生徒さん、近所の方々を交えての、ほんの少しの規模でしたが、気心知れた方達と、桜の下で楽しむお抹茶は最高の味でした。


桜の花びらを象った和菓子も美味しかったこと。


やっぱりお釜で沸かすお茶がおいしい!


お釜は鉄製なので、沸騰すると鉄分が熔け出しお湯がまろやかになります。


手軽にこの味が楽しみたいなぁと前々から思っていまして、憧れの代物を手に入れようとその時に決心しました。


そう、ずっとずっと欲しかったモノ、それは『南部鉄器』です。


南部鉄器の歴史は古く、盛岡周辺で栄えた技術です。

伝統工芸品にも指定されています。


本当は旅行がてら現地に行って、じっくり吟味したい所だけど、 時間とお金が許してくれず、デパートにて小振りでアラレ打ちの鉄瓶を手に入れました。

飾っておくだけでも絵になります。


使った後はよく水気を切って(でないと、すぐに錆びてしまいます)大事に大事に使っていこうと思います。


これから益々、お茶の時間が楽しみで仕方ないピッピでした。