劇団員コラム
シーン127『イルミネーション』 しんご
11月も後半になると、そこかしこで光り輝くイルミネーションを見かけます。
テーマパークや店舗、結婚式場や街路樹などなど…。
年々、量や種類が増え、凝った作りになってきているように感じます。
夜景を眺めるのが好きな私は、そんな光を目にするたびに 「ここもかぁ。」などと思いつつも、何だか嬉しくつい見入ってしまいます。
新興住宅地の中にある我が家の周りにも、建物や庭をイルミネーションで飾る家が多くあります。
例に漏れずに、我が家もちょこっとやり始めました。
「ああしたい、こうしたい…」というのはありますが、何せ金額が張るので、ちょこっとです。
ですが、中には「どれだけお金をかけてるんだろう!?」と思ってしまうほど派手に飾っている家もあります。
商業施設にしろ個人宅にしろ、イルミネーションの輝きは確かに「キレイ」ではあります。
しかし、豪華に飾られていればいいかというと、そうではないように感じます。
個人的な嗜好もあるのでしょうが、「スゴイ」と感じることが、 イコール「ステキ」と感じるとは限らないのです。
量が少なくとも、「ステキ」に飾られている所も多々ありますから。
大事なのは、センスということでしょうか。
当然、我が家の出来は棚に上げてのことですが…。
シブパは劇団員が11名と少ない弱小劇団ですから、豪華な「スゴイ」舞台は創れないかもしれませんが、「ステキ」な舞台を創ることで輝き続けていきたいと思います…なんて。