劇団員コラム

シーン125『大地讃頌』 舘川 トモヒロ

みなっさま、おっひさしぶりです。

秋ですねぇ、秋。心地よい風は吹くわ、金木犀は香っちゃうはで、

もう秋真っ盛り。真秋ですね。

そんな秋ですが、如何お過ごしでしょうか?


食べてる?

運動してる?

勉強してる?

恋してる?


んもう、なんでもござれなこの季節♪

まぁね、わたくしの一押しの秋は、やっぱり“音楽”♪♪

そろそろ皆様にとっての「この一曲!!」っちゅ~のが 染みて来る季節じゃぁないですか?

さぁ、サウンドマシーン舘川がオススメする、「秋はこの曲」を紹介しましょかね。


☆「大地讃頌」 by PE'Z

そう、合唱コンクールでおなじみの例の曲です。

その例の曲を、JAZZ BANDのPE'Zがアレンジしたもので、インストゥルメンタルです。

原作者側の要望とPE'Z側の編曲の行き違いから、若干問題があった楽曲なのですが…

その辺の事は置いておきまして。


大地讃頌は、とても自然を意識させる歌詞、旋律ですよね。

自然…つまり木々草花その他諸々(以下、彼ら)を私はイメージしたのです。

まぁ、曲名が大地なので木々草花にスポットを当てると、いささか限定しすぎているような気もしますが…


肝心の曲のイメージ、行きます。

冬になれば、息を潜める…

冬が彼らの舞台の終幕であるとするならば、

色づき香る彼らの舞台のフィナーレ…つまり秋は四季のフィナーレである、と思うわけです。

そしてフィナーレの後にはエンディング。そのBGMに、PE'Z の大地讃頌がぴったりなんですよ!

徐々に彼らのパワーがスローダウンしてくるも、なお華麗に己を飾る。

そんなイメージが沸々と湧いて来るんですよ。

(…じゃぁ、どの季節で幕が開くのか?とか野暮な質問はナシでお願いします。四季の後半にスポットを当てた妄想ですので…)


ちなみに、原曲の大地讃頌も「土の歌」全七楽章―の第七楽章、 つまりフィナーレなんです。

以前、BILL EVANSの「枯葉」を紹介した(と、思う)のですが、

それとは違った秋を楽しめるんじゃぁないでしょうか。

是非、おためしあれ!


では、今日はこの辺で。

御機嫌よう。