前提として、全国的に決められたカリキュラムがあるため、どの保育者養成校も授業数・実習期間はそれほど変わりません。
そのなかでも、短大・専門学校が短期集中型で一気に学ぶのに対し、四大では若干余裕をもって学ぶことができます。例えば、実習に行ったあとに自分の成果と課題を振り返る時間や、経験した出来事を他の学生と共有して考察を深める時間がとれるのは、四大ならではかもしれません。本学科では、実践的・体験的な学びと同時に、保育をめぐる課題の社会的背景など理論的な学びの時間も十分に確保することで、視野の広い保育者の養成を目指しています。
また、短大・専門学校卒より四大卒のほうが、初任給が1~3万円程度高い傾向があり、生涯賃金にも反映されていきます。
小学校以上では、文字や数字などを用いた知識獲得型の教育が中心です。また、各教科で目標とされる学力を子どもが身につけることが目的となります。教師はそのための方法や技術を深めていきます。
保育施設では直接体験型の学びが中心です。例えば、縄跳びで数に関心をもったり、日々の散歩を通して自然現象の特徴に気づく、といったことです。また、子どもが心身の発達と個性に合わせ、生活に必要な力を身につけることを目的とします。保育者は子どもの心身を守り育てながら、子どもの気づきに共感し、新たな発見に導くための仕掛けづくりをしていきます。
資格・免許取得のための実習は以下のとおりです。
3年次:保育実習Ⅰ保育所(12日間)、保育実習Ⅰ施設(12日間)、幼稚園教育実習(4週間)
4年次:保育実習Ⅱ(保育所)または保育実習Ⅲ(施設)(いずれも10日間)、障害児教育実習(3週間)
所定の単位を修得できれば、4年間ですべての資格・免許を取得することができます。一つも取得しなくても卒業は可能です。
例年の状況では、保育士資格・幼稚園教諭一種免許状は90%、特別支援学校教諭一種免許状は50~60%の学生が希望し、取得しています。
本学科で特別支援学校教諭免許を取得した場合、①幼稚部のある特別支援学校(正規採用)、②幼稚部のない特別支援学校(期限付き)のどちらかを目指すことができます。
ただし、幼稚部での教員募集をする自治体はとても少ないです。本学卒業後に他大学等へ編入学し、小・中学校教諭免許を取得して正規採用を目指すことができます。
保育者の給与は近年上昇し、地域や保育施設にもよりますが、初任給はおおむね一般公務員と同水準になっています。基本給以外に、独自の手当や家賃補助等を定めている自治体や法人もあります。
入学金・授業料等を合わせると、4年間で約330万円です。本学独自の助成制度があります。詳しくは こちら をご覧ください。
入学後から初めてピアノを専門的に学ぶ学生は、多くいます。授業は基本的に個々の学習レベルに対応した個人レッスンですので心配ありません(内容によって、集団で行う場合も有)。防音の個室は週末の施設利用も可能で、練習環境も整っています。単に楽譜どおりにピアノを弾くというのではなく、子どもの音楽表現を引き出せるような伴奏技術獲得をめざして、皆さん実習や就職に向けて頑張っています。
写真は5歳児がつくったキリンです。作品の魅力、すごくないですか?
立派な見本をつくったり、大人がほめるものをつくらせたりすることが保育士の仕事ではありません。子どもたちがつくりたいものをくみ取る力が大切です。下手で不器用であれば、「私の方が上手!」と子どもたちのモチベーションがあがるかもしれませんよ。最高じゃないですか!
虫が苦手な学生の多くは1年生で実施するデイキャンプで克服します。克服できずにいる苦手な学生でも、2年生で実施する2泊3日のキャンプで初日の夜には平気になっています。キャンプの思い出に「虫が平気になった」という学生は毎年います。
名寄近隣出身の学生もいますし、全国からも進学してきています。北海道以外の出身者が3~4割くらいです。詳しくは こちら