ケアする人のケア
ケアする人のケア
スピリチュアル・ケアやグリーフ・ケアという言葉は、
今では広く知られるようになりましたが、その背景には、
多くのスピリチュアルケア師や臨床宗教師、看護師、ソーシャルワーカーの方々が
長年にわたり積み重ねてきた取り組みがあります。
当法人ではこれまでも、医療や福祉の現場で働く方をはじめ、
必要に応じてさまざまな立場の方に向けたケアを行ってきました。
対象を厳密に限定していたわけではありませんが、
以前より「今後要望が増えれば事業を拡大していく」という方針を掲げ、
実際に活動の幅を少しずつ広げてきています。
私たちが考える“ケアする人”とは、現場で支援にあたる専門職だけでなく、
育児や介護など日常的に誰かをお世話しているすべての人です。
ケアする人が心身ともに健やかであることは、
その先にいる人を支えるための大切な土台です。
日々のケアは、目には見えない負担やプレッシャーを伴うことがあります。
その結果として起こる「ケア疲れ」は、職種や立場に関係なく、あらゆる場で生じ得ます。
私たちは、まず疲れを抱える方が安心してリラックスできる空間や時間を提供することから始め、今後は公的機関とも連携しながら、「ケアする人のケア」を当法人の重要な活動のひとつとしてさらに進めていきます。
公式LINEからご相談だけでも受け付けております。
執行理事 清水りさか