火を迎える野に、
道をひらく。
青々とした夏の草原を、
歩き、守り、育てる 二日間。
森林塾青水は、みなかみ町藤原の上ノ原を現代版入会地(流域コモンズ)として、茅場や森の再生と活用をおこなっています。
森林塾青水が上ノ原の茅場再生に着手したのが2004年、今年は21年目になります。
今回は、茅場の防火帯整備を中心に、ビオトープ池の観察と必要に応じた手入れ、そしてタニウツギなど草原に広がりつつある木本類の刈り取りを行います。
防火帯とは、野焼きの炎が必要以上に燃え広がらないよう、あらかじめ草を刈り、整えておく“火の境界”のことです。
野焼きは、草原を再生し、茅場を維持していくために欠かせない大切な営みです。その火がきちんと野をめぐり、同時に燃え広がりすぎないようにするために、防火帯は欠かせません。燃やす場所と燃やさない場所を人の手で整えることは、火を恐れて遠ざけるのではなく、火とともに草原を育てていくための大切な準備です。
また、防火帯を整えることで、夏の草原にも人が入りやすくなります。青々と草が茂る季節の上ノ原は、春の野焼き後とはまた違った表情を見せてくれます。草の匂い、虫や鳥の声、風に揺れる葉のきらめき。防火帯は、野焼きのための備えであると同時に、夏の草原を歩き、その豊かさに出会うための道でもあります。
日本の草原の多くは、放っておけば少しずつ森へと移り変わっていきます。タニウツギなどの木本類も、その土地に生きる大切な植物の一つです。ただ、茅場としての草原を維持していくためには、広がり方を見ながら、必要な範囲で刈り取り、光と風が通る環境を整えていくことが大切です。
定期的な草刈り、木本類の刈り取り、そして野焼きを支える防火帯の整備。そうした一つひとつの手入れが、上ノ原の茅場の風景を支えています。
今回はあわせて、ビオトープ池のようすも観察します。池にたまった泥や水の流れ、生きものの気配を見ながら、必要に応じて泥さらいや周辺環境の手入れを行う予定です。ただし、水辺は手を加えればよいというものではありません。状況によっては、あえて手を入れず、見守ることが大切な場合もあります。草原と水辺のつながりに目を向けながら、今この場所に必要な関わり方を考えていきます。
こうした作業を通して、草原という風景がどのように維持されているのか、そしてその風景の中で人がどのように関わり続けてきたのかを、体と五感で学ぶ二日間です。
すべての作業は、森林塾青水のメンバーがサポートいたします。初めての方も、どうぞお気軽にご参加ください。
汗をかきながら手を動かし、足元の植物に目を向け、鳥や虫の声に耳を澄ませる。
火を迎える準備をしながら、青々とした夏の草原を歩く道をつくる。
私たちの暮らしと自然との時間を、上ノ原で一緒に感じてみませんか。
参加をご希望の方は、以下のフォームよりお申し込みください。
https://forms.gle/oJJsEUfnhyfY7zho9
本ページ最後のボタンからも、お申し込みフォームに進めます。
申込〆切 6月26日(金)
草が青々と茂り、空が高く広がる夏の上ノ原。防火帯の整備は、春の野焼きに向けて火の道を整えるだけでなく、夏の草原を歩き、その豊かさを感じるための道づくりでもあります。風に揺れる草、足元の植物、虫や鳥の声に出会いながら、草原と人との関わりを体で感じる時間です。
整備をした後は草原に道が開けていきます。火を防ぐ帯を作ると共に、夏の間も草原を歩いて楽しめるように。
防火帯の整備では主に草刈り機を、木本類の刈り取りにはのこぎりを使います。広い草原での作業は体力も必要ですが、無理をせず、休みながら、少しずつ手を入れていきます。
ビオトープ池では、水の流れや泥のたまり具合、生きものの気配を観察します。必要に応じて手を入れながら、草原と水辺がつながる小さな生態系を見つめます。
水源から流れる冷たい水で、地元の野菜をひんやり冷やします。山から届く水の恵みにふれながら、夏の草原で汗をかいた体に、みずみずしい味わいを届けます。
7月4日(土)
以下のいずれかにお集まりください。
新幹線 上毛高原駅 改札口:10:20集合
在来線 水上駅 改札口:10:50集合
上ノ原入会の森:11:30集合
※上毛高原駅をご利用の場合集合時間に改札口を出たところにお集まりください。
※公共交通機関をご利用の方は以下電車が便利です。
新幹線 東京 8:52発「とき309号」→ 上毛高原駅 10:03着
在来線 水上駅 10:39着
上記時間より早い時間の電車でいらした方は駅舎外に出ていただいて構いませんが、
集合時間には改札口にお集まりください。
7月5日(日)
上ノ原 13:30頃
送迎を希望される方は、以下の電車に間に合うようにお送りします。
在来線 水上駅 14:23発
新幹線 上毛高原駅 14:24発
※日帰り参加の場合、1日目の駅までの帰路、2日目の駅からの往路については、レンタカーでの送迎は予定しておりません。各自、ご自身での移動をご検討ください。
■参加費について
宿泊参加
一般:3,000円
会員・学生:2,000円
小中高生:1,500円
未就学児 ・みなかみ町民:無料
日帰り参加
1日あたり:1,000円
みなかみ町民:無料
※参加費には、保険料・交流会費・資料代などを含みます。
宿泊・日帰りにかかわらず、別途 800円 を頂戴します。
■宿泊について
宿泊を希望される方は、事務局にて以下のお宿を手配します。
ロッジたかね
〒379-1721
群馬県利根郡みなかみ町藤原5438
TEL:0278-75-2228
宿泊費:1泊2食付き税込 9,500円 / 小学生 7,500円 / 幼児 6,000円
※飲み物代は別途となります。
お部屋は基本的に男女別の相部屋となります。
食物アレルギーのある方は、対象食材をお申し込みフォームに語記入ください。
ご回答内容は宿泊先へ共有し、可能な範囲で対応を依頼いたします。ただし、すべてのご希望に対応できるとは限りません。宿泊先での対応が難しい場合は、事務局よりご連絡のうえ、必要に応じてご自身でお食事をご準備いただく場合があります。
なお、限られた体制での受け入れとなるため、食材の好き嫌いなど、嗜好による個別対応は原則としてお受けできません。ご理解いただけますと幸いです。
ご家族などで同室を希望される場合は、お申込みフォームにご記入ください。
宿泊先をご自身で手配いただくことも可能です。
宿泊費は直接お宿にお支払いいただきます。
お宿の領収書の準備のため必要な方は、お申込みフォームにご記入ください。
宿泊キャンセル料は、2日前までは無料です。それ以降のキャンセルは全額ご負担いただく可能性があるのでご了承ください。直前のキャンセルや変更につきましては、確認・対応を早めに行うため、可能な限りお電話もしくはメールにてご連絡いただけますと助かります。
■ 服装について
野外活動に適した服装(長袖、長ズボン、雨具、トレッキングシューズ(防水性があり、滑りにくい靴)、手袋、ゴーグル(草刈り時)、サングラス、首に巻くタオル、マスク、水筒など)。
■ 天候について
雨天の場合も、基本的には同じプログラムを実施します。
雨もまた、野の恵みを育てる大切な自然の一部として、天候に合わせながら活動します。
ただし、雷雨や荒天など、安全な実施が難しいと判断した場合は、イベントを中止することがあります。
その場合は、開催2日前までにメールにてご連絡いたします。
■お申し込み後の変更について
お申込み内容をもとに、宿泊・送迎・昼食・保険等の名簿を作成します。
申込締切前に変更がある場合
送信後に内容の変更がある場合は、必ずご自身でフォームの回答を編集してください。
特に、参加日程・宿泊・送迎・昼食の変更は、名簿や手配に関わるため、早めの修正をお願いいたします。
申込締切後に変更がある場合
フォームの編集ができなくなりますので、メールまたはお電話にてご連絡ください。
ご連絡いただき次第、一時的にフォームの編集を可能にしますので、回答の編集をお願いいたします。
森林塾青水事務局/担当 藤岡・柳沼 jimukyoku@commonf.net
☎090-4062-4040 (北山) 080-6537-7053(柳沼)
★この事業はイオン環境財団の助成を受けて実施しています。