MIRAI NO TANE INITIATIVES FOR SDGs
みらいのたね SDGs宣言
「SDGs」を通じて、子どもも大人も共に成長する持続可能な地域コミュニティーづくりに貢献する
私たち、ボランティアチームは地元・聖籠町に密着した学校支援ボランティア活動とパートナーシップとの地域学校協働活動を通じて、地域と学校の良好な関係づくりを築いてきました。当団体が取り組む活動は、2015年の国連193の加盟国による全会一致で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成に貢献できる部分が大きいと考えています。未来の子どもたちために、次世代の親のニーズを想像し、現代のニーズとの共通点をとらえた活動を続けるとともに、地域の活性化に貢献していきます。
2024年5月5日
せいろう共育ひろば みらいのたね
共同代表 戸谷田美佐子/安尻学
【2030年 みらいのたねの目標】
⑴ 地域参画で学校につくった地域交流の場を活用します
⑵ 制服のリユースでリサイクルの大切さを伝えます
⑶ 活動人口を増やし、継続できる団体づくりをします
⑷ パートナーシップで地域を活性化に貢献します
「みらいのたね」の取り組む6つのゴール
「みらいのたね」のSDGsへの取り組み
地域主体の ふるさとの森づくり・梅干しづくり
2000年、たくさんの生徒や保護者と地域の人たちが、どんぐりのたね拾いから始めてつくり育てた「ふるさとの森」が聖籠中学校にあります。私たちは、その森の整備活動を地域と生徒たちと一緒に、毎年行っています。
2016年 成長した森で開催する「わんぱく教室」の様子
2020年 「ふるさとの森」整備活動の定期開催が始まる
何もない砂地から植林を行い、森の生態系が自然に形成されるのを見守り続けた20年目の2020年春、新型ウイルス感染症が拡大する中、地域主体の森の整備活動がスタートしました。
2022年・23年「ふるさとの森ワークショップ」の開催
ふるさとの森の活用を考える「ふるさとの森ワークショップ」が開催され、新潟大学の学生と聖籠中学校の生徒がふるさとの森を視察し、どんなことができるか、どんなことをしたら人が集まるかなどの意見を出し合いグループごとに発表してもらいました。ここで発表された内容を取り入れて「ふるさとの森・教材園交流イベント」を開催しています。
「ふるさとの森・教材園」ふれあい交流イベント
ワークショップで産れたの生徒からのアイディアは、交流イベントしてカタチになっています。春先に関係者が集まり森の整備計画と教材園の種まきや苗植えを計画、森の整備活動は暑さを避けて早朝に開催、朝練前の運動部の生徒と一緒に行ったり、収穫の時には収穫祭として吹奏楽部の発表の場にしたりと地域と学校が協力し無理のない交流イベントととして、毎年工夫を凝らしながら続けています。
寄贈された梅の木を丹念に育ててつくる「梅干しづくり」
聖籠中学校の校内には、2003年に地域から寄贈された梅の木があります。その梅を活用して地域住民と聖籠中学校の生徒たちとの梅干しづくりが行われいます。「聖中の梅干し」のスケージュールや秘伝のレシピ、ラベルづくりなどは、みらいのたね直伝。2020年からは地域学校協働本部や推進員さんが聖籠中学校との調整役などを務め活動を一緒に行ってくれています。完成後は、手伝ってくれたみんなで分け合ったり、教育関係者など地域に配ったりして梅干しづくりの輪を広めています。
成長が早い子を持つ親に「制服のリユース活動」
卒業生からの寄付された制服を「みらいのたね」が管理をして、制服が小さくなって困っている生徒の親に貸し出す「制服のリユース活動」を2017年から始めました。昔はご近所付き合いで卒業した家からいただいて用が足りていたのですが、移住者が多いこともあり、毎年10数件の貸し出しや返却があり、大変喜ばれています。また、近年は卒業した生徒から直接、寄付の相談が来るようになりリサイクルの輪が広がっているように感じます。
子どもと大人が一緒に遊び学べる「多世代交流」
わたしたちは、町にある沢山の交流施設を活用し、子どもからシニアまでの多世代が一緒に遊べる楽しいスポーツや文化を紹介し普及させる活動をしています。多世代交流のテーマは「遊びは学び」「笑いとコミュニケーション」です。
子どもと一緒にできる共通の「何か」が増えれば、例えご高齢になっても寂しくないし、親が働いていて留守の時も近くにいる大人と一緒に時間を過ごすこともできます。シニア世代にとっても、親世代にとっても、子どもたちにとっても、安全で安心な居場所を確保でき、WinWinな関係を築くことができます。
フィンランド発祥のスポーツ「モルック」の普及
モルックは、フィンランドの伝統的なゲームを元にした頭でも体でも楽しめる簡単なルールなのに奥が深いアウトドアスポーツです。
「楽しく健康づくりをしたい」「コミュニケーションを活性化したい」「老若男女ができるイベントをひらきたい」など、地域福祉や多世代交流には、特に優れたスポーツで、屋外での遊戯が基本ですが、条件がそろえば屋内でも楽しむことができます。わたしたちは、多世代チームでの大会を開けるようにしたいと考え、集落のお茶の間や小学校の放課後こども教室など出向いたり、体験イベントを開いてモルックの遊び方を紹介しています。
遊びは学び「ボードゲーム」の普及活動
日本と海外では文化的背景に違いがあるため、ボードゲームをする目的や遊び方にも違いがあります。
海外では休日になると友人を呼んでホームパーティーを開き、みんなでボードゲームを楽しんだりします。さらにヨーロッパなどでは休日は商業施設が閉店してしまうため、自宅で遊ぶという人が少なくありません。こういった背景からボードゲームは広く発展。海外の人たちにとってボードゲームは非常に身近な存在です。一方、日本は核家族化が進んでいることもあり、家族で集まって遊ぶ家庭はほとんど見受けられません。また、日本には遊ぶ物や場所が多すぎるというのもボードゲームが浸透しにくい理由の一つと言えます。わたしたちは、大人の健康麻雀と子どものテレビゲームの中間役として、ボードゲームを普及するため体験できる場を提供しています。
生徒たちへのメッセージ「学校の装飾」
みらいのたねの活動の拠点、学校に併設された地域交流棟町民ホームベースという部屋はガラス張りです。これは中学校建設時のコンセプトのひとつ「校内に常に町の人がいる」学校ということからきています。生徒たちが給食を食べるカフェテリアに行くときに必ずガラス張りのこの部屋の前を通るように設計されています。
わたしたちは、このガラス張りを生徒たちへのメッセージボードとして活用しています。桜やヒマワリ、クリスマスといった季節を感じられる装飾、励ましや応援のメッセージなど一年に何度も貼り替えられる装飾と活動を行っている町民の姿を見たり、挨拶を交わしたりと自然体の交流を続けています。