三学年 理工学部 システムデザイン学科
行書
伊都内親王願文
遂乃體謝塵端形昇物表慈舟暫沈倶生愛河慧柯一飛便超苦海空有二縁
平安時代前期の皇族である伊都内親王が、死去した母の藤原平子の遺言によって山階寺に香灯と読経料を寄進した際の願文。作者は橘逸勢とされている。
書道部最後の展示会なので、自分の好きな書体・書風の臨書を探していました。
10以上探した中から最も良いと思ったこの原典に決めました。
篆刻は初めて朱文に挑戦してみました!
彫る作業に繊細な力加減が求められましたが、なんとかミスせずに完成しました👏
練習全体を通して字が大きくなってしまうことに苦戦していましたが、最後の2か月間にコツを掴み、改善することができました。
この原典は書き順が全然わからなくて、先生と何度も相談しました…あと筆運びがすごく難しかったです…
一番難関だった字は一文字目でした!絶対大きくなってしまうんですよね。でも最後はうまくまとめることができました。
就活、バイト、授業が忙しい中で時間を見つけて頑張って書いて良かったと思いました!!