勇(130)日記

 13名の児童一人ひとりがしっかりとした目標や願いをもち、勇気をもって学校生活を送ってほしいという願いを込めて『勇(13=いさむ)日記』と名付け、日々の学びや生活の様子を積極的に発信していきます。

  5月1日(水) 「お互いのよさを見つめる」

 お友達の絵のよさを見つけよう

 美しい色づかいだな

  私もまねしたいな

 2年生の図工の様子。お互いの描いた絵を鑑賞し合い、感想(よかったところ)をかく学習でした。

 よさを認め合うことは自信につながります。「カラフルでにこにこな絵…」という言葉は、作品が醸し出す美しさとパワーをうまく表していると感じました。こんなコメントをもらった子は、きっと大きな自信をもつことでしょう。

 さて、話は変わりますが、これはシロツメクサの花飾りです。今朝、登校の見守りから学校に戻るときに、数名の子どもたちから「いつもありがとうございます」と手渡されました。

 相手のよさを見つめる2年生の学習、そして自分を支える人への感謝の心。北小っ子が目指す姿が形として表れた一日となりました。

追伸 昨日は、授業参観・PTA総会・専門部会と長時間にわたりありがとうございました。

 4月30日(火) 「授業参観」

 オーストラリアの気温の変化を表すには…

 直方体と立方体、どちらの体積が大きい?

 「太陽」や「風」になりきっての音読

 令和6年度、初めての授業参観。進級した子どもたちの姿はいかがでしたか?

 総会で話したように、子どもたちが本気になって学びたいと思う気持ちを引き出せるよう、授業づくりに全力を尽くしていきます。

 今日は多数のご参観、誠にありがとうございました。

 4月26日(金) 「読書に親しむ」

 4月23日~5月12日までの20日間は「子ども読書週間」。2024年度の標語は「ひらいてワクワク めくってドキドキ」。この標語に出会い、最近本から離れていることにあらためて気付かされます。真新しい本を開くときの心躍る瞬間に出会っていないなと…。

 それに比して、北小の図書室には本との出会いを求め、毎日たくさんの子どもたちが訪れています。先日、私が読むのを途中であきらめた「君たちはどう生きるか」というやや難解な本を高学年が借りて読んでいることを知り、自分の耐性のなさを恥じたところです。

 これから休みが続きます。「先生、こんな本に出会いました」「この本のこんなところがおもしろかった」と心を躍らせて語る子どもの姿に期待します。まずは私自身、これまで読めなかった本を手に取ろうと思います。

 4月25日(木) 「あいこうしん」

 今日の全校朝会では、運動会に向かい、北小っ子の心をひとつにするために「あいこうしん(愛校心)」というキーワードを掲げ、目標に向かおうと投げかけました。

 実はこのキーワードは昨年度の卒業式の際にも目標として掲げたものです。行事の場だけでなく、日々の学校生活の目標にもなります。

あ…歩き方、あいさつは他者意識。

い…椅子の座り方は(物事に取り組む)姿勢。

こ…精一杯の声援は勇気。

う…歌は表現力。

しん…しんとして静かに見守るとき、精一杯応援するときのメリハリ。

 「あいこうしん」で心をひとつに…。

 4月24日(水) 「顔合わせ」~心をひとつに~

 運動会に向け、赤・白の顔合わせを行いました。どちらの組も、6年生のリーダーシップのもと、「やるぞ!!」という気持ちが高まった時間になりました。

   白組のリーダー

  白い稲妻のように

   赤組のリーダー

  輝く太陽のように

 これから6年生を中心に応援歌や振付を決め、みんなで練習し、心をひとつに運動会に向かいます。健康第一を心がけ、私たち教職員も子どもたちとともに運動会に向け、心を燃やしたいと思います。ご家庭での励まし・見守りをよろしくお願いいたします。

 4月22日(月) 「雨の日の西彼北小は…」

 うららかな春の陽気はすっかり影を潜め、まるで梅雨のような天気に気も滅入りそうになります。こんな日は校内が落ち着かないものですが、結論から言うと、とても充実した一日となりました。それを3枚の写真をもとに話します。

① 昼休みの1年教室…どの教室よりも静かな1年教室。中をのぞくと、その理由がわかりました。6年生が1年生と一緒に粘土遊びをしていたのです。姿勢を低くし、1年生と目線をそろえながら語りかけ、遊びを見守る姿に、リーダーのやさしさがにじみ出ていました。

② 下校の様子…先日、交通安全教室に来てくださった指導員の方々が、再び来校され、実地訓練をしてくださいました。先日の学びがしっかり生かされるよう、今後も折を見てまた来てくださるとのこと。本当にありがたいです。

③ 代表委員会…自分たちのくらしを自分たちの力(アイディア)でよりよくしていくための話合いの場です。今日は大きく2つの柱で話し合いました。子どもたちが考えたアイディアをもとにして、学校がきっと変わると信じます。

 4月19日(金) 「かけがえのない命を守るために」~避難訓練~

 一昨日発生した豊後水道の地震の影響で、県内でも最大震度3を記録した所があるようです。九州に住む私たちにとっても、地震による災害は、決して対岸の火事ではありません。今日は地震発生後に、二次災害として火災が発生することを想定した避難訓練を行いました。

  日本は世界第2位の地震発生国であり、一年間で約2000回の地震が起こっています。また、火災については、約15分に1度の割合で発生している計算になります。そう考えると、災害はいつ、どこで起こっても不思議ではありません。 何もない平穏な時こそ、いろんな災害を想定しながら、「心の構え」をしっかり整えておくことが大事だと考えます。 

  今日は火災発生場所を知らせる大事な場面や安全な場所への避難の際に、おしゃべりをする子がいました。命を守るためには、普段から話をしっかり聴き、冷静に行動する力を育てておくことが肝要です。「これでは大切な命が守れない」-そのことを厳しく伝えました。常に身の回りの危機にアンテナを張り巡らすシマウマのように、危機に強い子を目指していきます。

 4月18日(木) 「心をはぐくむ」

 今日は4年生の道徳の授業を参観しました。テーマは「あいさつ」。授業の終末には、あいさつをすると、どんなよいことがあるのか…について、「する側」と「される側」の両方の視点に立ち、自分の考えをしっかり書くことができました。

 あいさつが相手を元気づけること、あいさつをすると心が落ち着くし、あいさつを返してもらうと自分もうれしいなど、これからの生活に繋がる心情が芽生えていました。

 『心が変われば行動が変わる』…4年生のあいさつに期待します。

 ちなみに今日は、5・6年生の学力調査も行われました。それぞれが粘り強く最後まで頑張っていたと思います。今後、結果分析をしっかり行い、どんな力が高まり、どこに課題があるのかを明確にしながら、決してあきらめずに学力の定着・向上を目指していきます。

 4月17日(水) 「歓迎遠足」

 6年生と一緒に入場

 花のアーチをくぐって

 自己紹介、上手でした

   ゲームで交流

 昨日の交通安全教室の学びを生かして

  下りはすいすい

  上りはハアハア

  エネルギー吸収!

 大村湾の絶景はかすんでいましたが、天候にも恵まれ、朝からほっとひと安心。体育館では、北小のリーダーである6年生が中心となり、「じゃんけん列車ゲーム」でとても盛り上がり、一年生ともふれあいを深めることができました。

 西海橋までの道程では、「きつい」「もう歩きたくない」と、少し弱音を吐く子もいましたが、公園では、汗びっしょりになって遊ぶ子どもたちの姿が輝いていました。うれしかったのは、転んでけがをした1年生を、6年生がていねいに手当てする場面に出会えたことです。泥や血をふき取ったウェットティッシュを別のティッシュで包み、さっと自分のリュックに入れて何事もなかったかのように歩き始める姿を本当にたくましく思いました。そんな頼りがいのある6年生に見守られながら、1年生も、そして他の学年も、楽しく充実した一日を過ごすことができました。

 4月16日(火) 「安全に 健やかに」

 今日は、かけがえのない自分の命を守るための「交通安全教室」、そして健やかな成長を支える「初めての給食」(1年生)が実施されました。

 尾﨑さんからのお話

  駐在所の濵崎さん

  実際の横断訓練

  自転車の乗り方

  衝撃の吸収実験

 「いただきます!」

 「カレー、おいしか!」

 残念ながら、私は出張が重なっていたため、すべてを一瀬教頭先生に任せて出発しました。帰ってきたのは、給食が始まってしばらくしてからでしたが、落ち着いた雰囲気でおいしそうにカレーを食べる一年生の姿と、それをきめ細かに見守る先生方の姿を見て、ほっと安心しました。

 明日は遠足。今日、交通安全教室で学んだことを生かすよい機会となります。これを機に、子どもたちの安全への意識をしっかり高めたいと思います。ちなみに、校内での「交通ルール」(はさみ歩き)も徹底していきます。

 4月15日(月) 「学校生活を楽しく充実したものに」~委員会活動~

「運営委員会」…第1回代表委員会の議題は「どんな学校をつくりたいか」

「図書委員会」…みんなが読書に親しむにはどうしたらいいかな…

「生活委員会」…北小っ子がよいくらしをつくるために、工夫できることは…

  委員会活動とは、子どもたちにとって、学校生活がより楽しく、より充実したものになるよう学校内の仕事を分担し、課題に自治的に取り組んでいくための活動です。大事なのは「自治的」という言葉。決して教師の仕事を手伝うのではなく、子どもの発意を生かして活動していきます。 昨年度はなかった新たなアイディア・試みが生まれる場面にも出くわすことができ、今後の活動がとても楽しみになりました。

 やりたいを支える自治力。委員会活動をとおして、北小でのくらしを楽しく充実したものにする力を育てていきたいと思います。

   4月12日(金) 「地区のまとまりを」~地区児童会~

 今朝、地区児童会がありました。同じ地区に住む仲間が集い、メンバーを確認したり、地区内の危険箇所について情報を共有したりして、安全に仲良く学校生活を送れるようにすることが目的です。私は伊ノ浦地区の話合いに参加しました。

 6年生の進行のもと、新しい1年生も紹介され、危険箇所についても気づきが出されましたが、全体的に道がせまいところが多いので、車に十分注意して歩くことが大事だということを確認しました。

 来週は交通安全教室、遠足、学力調査、避難訓練など、これからの学校生活の基盤となる行事が予定されています。たくさんの学びがある毎日にしていきたいと思います。

 4月11日(木) 「力強い応援団」

 毎朝子どもたちの登校を見守り、支えてくださる方々がいます。子どもたちの安全を第一に考え、雨の日も、寒い日も、見守ってくださる方々がいます。

 みなさんが常々話されるのは、「自分たちの方が子どもたちから元気をもらいよるとですよ」という言葉です。その言葉を聞くたびに本当にありがたく思います。日に日に子どもたちのあいさつが明るくなってきたのも、そうした心温かいみなさんの見守りや支え、声かけがあるからだと感じます。

 始業式の日、「校長先生、一年間よろしくお願いします」と声をかけてくれた2年生がいました。少しずつですが、そんなやさしさあふれる子が育ちつつあることもうれしく思います。

 4月10日(水) 「いっしょに行こう!」

 真新しく黄色い帽子をかぶった一年生の登校。きょうだいやお友達、おうちの人に手を引かれ、安全に気を付けながら学校に向かう微笑ましい姿。朝のあいさつにも、新しいスタートへのやる気が伝わってきます。

 ひと通り登校を見守り、学校へ戻ろうとしていた時のこと、どうしても学校に気持ちが向かわない子が、校門のところで立ち止まっていました。どうしたものかと思い、いろんな声をかけましたが、なかなか足が動きません。そこへ一学年上のお友達が近づいてきて、「○○ちゃん、一緒に行こう!」と語りかけながら手を取ると、先ほどまで頑として動かなかった子がすっと歩き始めたのです。きっとその子のやさしさが心を動かしたのでしょう。朝からまた子どもの姿に学びました。

 4月9日(火) 「入学式」~ようこそ、西彼北小学校へ~

 本日、18名の1年生が入学式を終え、無事に西彼北小学校の仲間入りをしました。全校児童を代表して6年生が式に参加しましたが、他の学年もそれぞれの学級でリモートにより式を見守りました。

 「どの子も子どもは星」という言葉があるように、1年生一人ひとりがきちんとした態度で式に臨む姿は、本当にキラキラと輝いていました。明日から130名そろっての学校生活が始まります。本当に楽しみです。

 4月8日(月) 「新しい出逢い」~令和6年度のスタート~

  着任された先生方のあいさつ

 先生方の挨拶を食い入るように見つめる子どもたち

  児童代表   歓迎の言葉

 入学式の準備

 令和6年度のスタートは曇り空でしたが、朝からあいさつをする子どもたちの表情は、とても明るく、新学期へのやる気がにじみ出ていました。そんな子どもたちの表情がさらに輝きを増した瞬間、それが新しく着任された先生方との出会いでした。着任式において、自らの熱い思いを一生懸命伝える教職員、そしてその話にじっと聞き入る子どもたち。その様子を見守りながら「この出逢いが、お互いにとって、かけがえのない出逢いであってほしい」-そう強く願いました。

 式の後、早速、高学年は入学式の準備です。いよいよ明日は一年生の入学式。130名全員そろっての出発です。

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