勇(130)日記
130名の児童一人ひとりがしっかりとした目標や願いをもち、勇気をもって学校生活を送ってほしいという願いを込めて『勇(130=いさむ)日記』と名付け、日々の学びや生活の様子を積極的に発信していきます。
130名の児童一人ひとりがしっかりとした目標や願いをもち、勇気をもって学校生活を送ってほしいという願いを込めて『勇(130=いさむ)日記』と名付け、日々の学びや生活の様子を積極的に発信していきます。
やりたいがあふれる3学期 ~『授業』と『くらし』で伸びる北小~
3月24日(月) 「さあ、新たなスタートへ!」~修了式・離任式~
修了証書の授与
児童代表の言葉(1年)
児童代表の言葉(5年)
離任される先生方からの言葉
今日は修了式。この「修了」には、「この一年間で学ぶべきことを全て身に付けることができたので、無事次の学年に進級できます!」という意味があります。とても重要な式です。本来ならば一人ひとりに修了証書を手渡し、進級を喜び合いたいところですが、時間の関係上、各学年1名がクラスのみんなを代表して修了証書を受け取りました。暑い日も寒い日も、楽しかった日も苦しかった日も、仲間と共に一生懸命学び続け、この日を迎えたことを本当にうれしく思います。
明確な目標を掲げ、次年度にかける思い・決意を伝えた代表児童2名の発表もたいへんやる気に満ちたものでした。
最後の離任式。先生方一人ひとりの言葉はしっかりと児童の心に刻まれたことと思います。先生方の未来に幸多からんことを願っています。また、ご多用の中、今日の離任式にご来校いただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。
令和7年度も何とぞよろしくお願いいたします。
3月21日(木) 「壱岐っ子の勇姿」
「いつも遠いところから文化は生まれる」-これは崎戸小の職員室に飾られていた劇作家:野田秀樹さんの言葉です。この言葉を胸に「ここから新しい風を起こすんだ!」という気概をもち、子どもたちと真剣に向き合った日々…。「小さな島の大きな感動」を合言葉に、男子バレー部が九州大会に、女子バレー部が全国大会に出場したことは、かけがえのない思い出です。
さて、崎戸小、大島西小で10年間を過ごした私は、その後壱岐で3年間教頭生活を送りました。真っすぐに伸びようとする、すばらしい子どもたちと出会い、本当に中身の濃い、充実した3年間を過ごしました。今でも壱岐は崎戸・大島と同様に、心のふるさとです。そんな壱岐で生まれ育った高校生が甲子園に出場しました。どこにいても、気持ちと努力で夢は叶えられるということを身をもって証明してくれたと感じています。その勇姿に大きな感動をもらいました。
夢をもち、努力をすることの大切さ・尊さを、この北小でも、子どもたちと共に追求していきたいとあらためて強く思いました。大切なことを教えてくれた壱岐っ子に深く感謝します。(願わくは、大崎高校との決勝戦が見たいです)
3月19日(水) 「プレゼント」
この時期、卒業生や在校生からいろいろなメッセージをいただきます。そのひと言ひと言が、私にとってはいつまでも光り続ける最高のプレゼントです。「私のいやな部分ではなく、よいところを見つけてくれたんだな」と感謝の気持ちでいっぱいになります。
たいへんな時期ですが、また元気をもらいました。ずっと大切にします。
3月18日(火) 「出逢いに感謝!」
ピロティーに掲示してある詩です。私も年齢を重ねるごとに、この西海市での「出逢い」が自分の宝になっていることをしみじみ実感しています。
例えば、先日こむかえこども園の卒園式に参加しましたが、会場を見渡すと、我が子を育ててくださった先生がいます。私が担任をしていた頃の教え子がいます。また、我が子の友達が保護者として参列しています。そして何よりこれまでたくさんお世話になった地域の方々がいます。
当たり前のことかもしれませんが、たくさんの出逢いを通して、自分は生きているんだということをこの詩は教えてくれます。
明日もまたきっとすてきな出逢いがあると信じています。
3月17日(月) 「私たちの番です!」
昼休み、図書室に行くと、すでに新しい図書委員が仕事に励んでいました。お昼の放送も新メンバー。次にこの北小を担うリーダーたちが、それぞれの場所で生き生きと活動していることを本当にうれしく思います。このように、委員会活動は自ら進んで取り組むものです。その結果、学校が活性化し、自分自身も輝くことができます。
ただ、スタートしたばかりなので、正直役割分担などがうまくできていない委員会もあります。「最初が肝心」。うまくいかない時にこそ、しっかり話合い、改善していくことが大事です。それが6年生からバトンを引き継いだということ。ピンチをチャンスに変えて、新しい北小の文化をつくっていけるリーダーになってほしいです。
3月14日(金) 「旅立ち」
いつもと変わらぬメッセージ
みんな笑顔でハイチーズ!
アーチの先は輝く未来
本日、卒業式。14名の6年生が立派に旅立ちました。ご列席いただいたご来賓の皆様にも、口々に「すばらしい卒業式だった」とおっしゃっていただき、本当にありがたく思います。子どもたちの真剣でまっすぐな気持ちが伝わり、、私もたいへんうれしいです。
一人ひとりがもっているのは、担任の先生からのメッセージです。言葉は言霊といわれます。14名の輝かしい未来を願う先生の思いは、いつか必ずみなさんの背中を後押ししてくれるはずです。
さあ、旅立ちです。残された私たちも、4月からの新しいスタートに向けて、準備を整えたいと思います。
3月13日(木) 「つながる心」
花のアーチで6年生をお見送り
在校生のあたたかさに触れて
あなたに出逢えて本当によかった!
卒業おめでとう!
いつまでも手を振り見送る在校生
卒業生を見届ける会場
全校そろって6年生と過ごすのは今日が最後。在校生が花のアーチをつくって、6年生の下校を見送りました。
在校生は廊下で見送るだけでは物足りず、ピロティーに走って行って、6年生の姿が見えなくなるまで、力の限り手を振り続けました。中には泣き出す一年生も数人いて、6年生とどれだけ深い絆で結ばれていたかを実感しました。
明日卒業する6年生は、それだけ在校生に親しまれ、愛されていたのです。あたたかい心でつながり合う学校。6年生が残してくれたかけがえのない財産です。
明日はみんなで力を合わせ、いつまでも心に残る卒業式をつくり上げたいと思います。
3月12日(水) 「卒業生に贈る詩」
校長になり、7年間続けてきたことがあります。それは卒業生に詩を贈ることです。一つこだわりがあります。それは、一行の中に、子どもの名前を必ず一文字入れること、そしてそれを名前順でつくることです。こうすることで、もう一度一人ひとりをしっかり思い浮かべ、心をこめて送り出す気持ちを高めることができます。最後の2行は担任の先生の名前が入っているので、全部で16行の詩です。
6年生にこっそり聞いてみると、そのカラクリにはすでに気づいていたようで、子どもたちの感性は鋭いなと思いました。
輝かしい未来に向かう6年生と過ごせるのは、あと2日です。
3月11日(火) 「心に太陽を持て」
今日は、卒業式の予行練習。その中で、一つ感動したことがありました。それは「校歌斉唱」です。今日の校歌は、今まで聞いた中で一番心に響き渡る歌声でした。それだけ卒業生への思い、そして在校生に託す思いが高まり、深く重なり合っているのだなと感じます。
大勢の前で大きな声を出したり、歌ったりすることは、人によっては、苦しいことです。しかし、一人の小さな勇気が、となりの一人の心を動かすこともあります。今日の歌声は、最初の歌い出しが「バーン」とそろっていました。つまり、小さな勇気が集まり、大きな勇気へとつながったのです。恥ずかしさや苦しさを打ち消す「強く明るい心」(太陽)をもち、その課題を乗り越えたのです。
本番まであと3日。卒業生と在校生で「最高の式」を創り上げます。
3月10日(月) 「友だちを思う気持ち」
受賞の喜びで笑顔あふれる瞬間
西海市で推進している「はあとふる運動」。その啓発を図る作品コンクールで、2人の一年生がすばらしい作品を創作し、見事表彰されました。2人の作品の中に、友だちをとても大切に思う気持ちが表れていて、私自身、あらためて考えさせられる内容でした。
「と」~友だちも自分の心も大切に~小学生低学年の部
最優秀賞 山中 しおりさん 「ともだちの 心にけがを させないよ」
優秀賞 山本 はくとさん 「スリッパを きれいにならべた ともだちと」
2人のあたたかい言葉と心を北小に広げていきたいです。受賞おめでとう!
追伸 私事で学校をお休みし、更新が滞りましたが、卒業、そして学年末に向け、子どもたちのかがやきを積極的に発信していきます。
3月4日(火) 「昼休みの過ごし方」
北小のグラウンドは水はけが良く、雨さえ降っていなければ基本的に使用できるので、外遊びがとてもさかんです。ただ、読書が好きな子は図書室へ、室内で静かに遊ぶことが好きな子は、教室で過ごすこともあります。つまり、昼休みの過ごし方は、人それぞれです。
今日の昼休み、校内を回っているとき、一年生教室で見た光景に、思わず足が引き寄せられました。それは「お手玉」です。5人くらいの子がお手玉をしていたので、私も仲間に入れてもらいました。昔取った杵柄…と張り切ってよいところを見せようとしましたが、久しぶりにやってみると、なかなかうまくいきません。「校長先生、がんばれ~」と優しく応援してくれる一年生の期待に最後までこたえることができませんでした。
昔遊びの楽しさと難しさを久しぶりに実感しました。めんこ、ビー玉、こま回し、ゴム跳び…。ふと子どもの頃の思い出を連想し、なつかしくなりました。
3月3日(月) 「校旗継承式」~受け継がれていく伝統~
6年生から在校生へ~校旗~
6年生の思いも一緒に
新委員長による決意の言葉
在校生から6年生へ~プレゼント~
体育館に響く校歌斉唱
プレゼントの中身に見入る6年生
6年生から5年生(在校生)へは、「学校を託す」という思いを。
5年生(在校生)から6年生へは、「私たちが受け継ぐ」という決意を。
本日の校旗継承式は、それぞれの思いが重なったすばらしい時間になりました。共に学校生活を送る時間はあとわずかですが、お互いに一瞬一瞬を大切に過ごしてほしいと願います。
ちなみに北小の校章は「羽」がモチーフになっていますが、この羽には「平和」や「希望」、「飛躍」という意味が込められています。校旗を受け継ぐということは、6年生の優しさをしっかりと受け継ぎ、誰もが安心して生活できる北小をつくるということです。そこには強い決意が必要ですが、今日の式の様子と最後の校歌斉唱の声を聞き、北小の未来がとても楽しみになりました。
2月28日(金) 「北小7(セブン)UPプロジェクト」~進学・進級に向かって~
4月の進学・進級に向け、令和7年の「7」をとり、一つのプロジェクトを立ち上げました。名付けて「北小7UP(セブンアップ)プロジェクト」。「授業とくらしで伸びる北小」で掲げた6つの目標に、新たに「言葉」を加え、この7つの力を向上させることが、4月からのさらなる伸びにつながることを伝え、『みんなで一緒にやっていこう』と呼びかけました。
【授業】
1 友達の意見や先生の話に必ず反応する。
2 授業中の疑問は先生や友達に必ず尋ね、解決を目指す。
3 自分が納得するまで(わかるまで)根気強く取り組む。
【くらし】
4 朝、自力で起床する。そのために早寝に心がける。
5 自分も相手も気持ちの良いあいさつをする。
6 危険な場所で遊んだり、危険な行動をしたりせず、いのちを大切にする。
【授業+くらし】
7 相手を傷つけるのではなく、相手を励ます(元気づける)言葉をつかう。
限られた時間ですが、この7つの目標を達成し、自信をもって新しいステージに立進めるよう、励ましていきたいと思います。
2月27日(木) 「4年生の輝きを全校に!」
宿泊学習、修学旅行、小体会…。それぞれの学年の輝きを直接見ることができない子どもたちのために、これまでも「リアルタイム発信」を行ってきました。今日は4年生が波佐見焼の体験・見学に行きましたので、その様子を発信しました。写真は食い入るように見つめる一年生の姿です。4年生が帰校したら、どんな活動をしたのか、きっと質問をするはずです。そして「いずれ自分たちもこういう活動をするんだ」というワクワク感と自覚が高まることでしょう。
直接は見ることができない仲間の輝きを知ることで、お互いに理解を深め合うことができると信じます。これからもこうした発信を大切にしていきます。
2月26日(水) 「卒業式に向けて」
胸を張って入場
心をこめた歌唱
卒業式で最高の○○○を!
いよいよ卒業に向けた練習も本格化。今日はたくさんの先生方が見守る中、6年生が本番さながらの練習を行いました。
練習に先立ち、私の思いも話しました。卒業式はみなさんが最高の○○○を見せる場であること、そしてその時の姿が、在校生がめざすべき姿になること、そしてそれが北小のよき伝統となること。
みんなまだ緊張がありましたが、真剣に取り組む姿がとても輝いていました。まだまだ伸びる!! 卒業式で最高の姿を!!
2月25日(火) 「ストレスについて知ろう」~こころの健康を考えよう~
「許すはよし 忘れるはなおよし」という言葉があります。この言葉は、人がストレスを抱えた時に支えとなる言葉です。
写真は、保健室前の掲示です。「そもそもストレスって何か?」「ストレスを軽くする方法は?」「どんな人に相談するか?」などについて、ヒントや助言が満載で、引き込まれるように端から端まで読み尽くしました。
これは一度聞いたことですが、人間は、全くストレスがないと刺激が得られなくなり、体が正常に機能しなくなるそうです。そう考えると、人間には適度なストレスが必要です。学校生活の中で腹が立った時、ストレスを感じるとき、どうやったらそれを乗り越えられるか、その術をしっかり身に付けさせることが将来につながると考えます。
2月21日(金) 「卒業を前に」~セレクト給食~
実は昨日、もう一つの食に関わる行事がありました。それは6年生のセレクト給食です。簡単に申し上げると、「セレクト」の名の通り、いくつかの中から、自分が食べる物を自分で選んで食べる給食です。ふだんあまり出ないフルーツやデザートもあり、食欲がそそられます。
場所は音楽室。いつもと違った雰囲気で、ちょっぴり豪華な給食に舌鼓を鳴らす6年生…。調理員さんが心をこめてつくってくださった給食に感謝しながら、そして仲間の顔を見ながら、かけがえのない時間を過ごすことができました。
2月20日(木) 「はじめちょろちょろ・・・」
5年生の調理実習の様子です。華麗なる包丁さばき…とは決して言えませんでしたが、手を切らないように、ていねいに食材を調理する姿が見られました。「ごはんを透明な鍋で炊いた経験ある?」と尋ねると、ほとんどの子が「いえ、初めてです」と答えました。透明ですから、おいしく炊けるまでの過程が、よ~くわかります。「はじめちょろりょろ 中ぱっぱ 赤子泣けどもふた取るな・・・」子どもの頃聞いた言葉が思い出されます。ボタン一つ「ピッ」と押せば、ふっくらご飯の出来上がり…そんな生活を送る子どもたちにとっては、たいへん貴重な経験になったと感じます。最後の写真は、完成したごはん&味噌汁、そして給食です。きっと、自分たちの作った食事は「別腹」のはず。おなかも満腹、心も満足の5年生でした。
2月19日(水) 「ボッチャ体験」
「ボッチャ」というスポーツをご存じでしょうか?パラリンピックでも採用されている競技で、私もテレビでは見たことがありましたが、実際にどんな物を使って、どんなルールで行われるのか…については、ほとんど知りませんでした。
ボッチャという競技のいち押しポイントは、年齢、性別、障がいのあるなしにかかわらず、すべての人が一緒に競い合えるという点です。障がいによりボールを投げることができなくても、いろんな方法(ここでは詳細は控えます)で参加することができるそうです。今日は、スポーツを通じて、誰とでも仲良く交流ができる社会の実現を見据え、4年生がボッチャ体験をしました。
競技は思った以上に白熱し、急きょ新たな対戦が組まれるほどでした。私も少しだけ観戦しましたが、試合の決し方がどことなくカーリングに似ていて、最後の一投で大逆転があるなど、本当に楽しい競技でした。
誰もが楽しめる、誰もが参加できる…。こうした視点を、毎日の学校生活の中でも大切に持っていてほしいです。
2月18日(火) 「かけがえのない命を守るために」
本日行った「予告なし」の避難訓練。いつ、どこで、どのようにやってくるかわからない危機への対応力が試される訓練でした。
ただ、その避難の様子は、残念ながら真剣さに欠けました。「おしゃべりしながら避難する子」「放送を聞く前に動き始める子」「出火場所に近づいていく子」「煙を吸わないためのハンカチを忘れた子」。こんなことで本当に命が守れるのか、その強い思いで全体に喝を入れました。
本当に命の危機に遭遇したとき、人間の思考や行動はストップしてしまいます。そんな危機において、最も生きてくるのは、真剣に取り組んだ訓練で学んだことです。今日は休み時間中の出火だったので、近くに教職員がいない学年もありました。その状況下で「放送で出火場所を正確に聞き取る」→「最適な避難経路を考える」→「おかしも を守ってすばやく避難する」→「避難場所で静かに整列する」という一連の行動を自らの判断で行う必要がありました。
火事は約15分に1回、日本のどこかで発生しています。危険は決して対岸の火事ではないのです。
2月17日(月) 「あいさつを広げよう」
2月の生活目標は「気持ちのよいあいさつを自分から広げよう」です。ポイントは「自分から」という言葉。ここにも主体性を発揮してほしいという願いが込められています。
さて、前にも取り上げましたが、平戸市の津吉小学校には、「あいさつ三徳」という石碑があります。
1 気持ちのよいあいさつは相手の心を明るくする
2 気持ちのよいあいさつをする人は誰からも好かれる
3 気持ちのよいあいさつをすれば自分の心も豊かになる
各学年の目標には、「相手の目を見る」「立ち止まって自分からする」「笑顔であいさつする」など、お互いが気もちよく感じるあいさつのポイントが、しっかり記されています。学校だけでなく、家庭や地域においても「気持ちよいあいさつ」を広げられるよう、見守っていただければと思います。
2月14日(金) 「みんなが輝いた一日」~今年度最後の授業参観~
本日の授業参観では、ご来校の上、最後まで子どもたちの姿を温かく見守っていただき、本当にありがとうございました。この一年間を通して学んだこと、感じたこと、考えたこと、そして身に付けたことがふんだんに盛り込まれた1時間であったように思います。また、授業参観前には、学校保健委員会や給食試食会、授業後には親子レクレーション等もありましたが、たくさんの方が快く協力してくださったおかげで、無事にすべてを終えることができました。
3月には必然のゴールがやってきます。限られた時間ですが、子どもたち一人ひとりが胸を張って進級できるよう、3学期の目標である「授業」と「くらし」を通して、力を伸ばしていきたいと思います。
重ねてになりますが、本日のご参観、誠にありがとうございました。
2月13日(木) 「集大成」
明日は今年度最後の授業参観。これまで積み上げてきた力を発揮する集大成の場です。各学級で掲げた目標に向かって、この一年間、みんなで力を合わせ歩んできました。楽しいことばかりでなく、心を痛めることや苦しいことも経験しながら、それを乗り越えてきました。そうしたすべての経験が、一人ひとりをたくましく成長させてきたと信じています。明日は精一杯自分なりの成長を表現する子どもたちの姿を楽しみにしていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
2月12日(水) 「自らやる→感じる→納得する」
2月6日 長崎新聞より
「石器を使って、魚の三枚おろしに挑戦!」
「ひだまりの森展」より
「何かを学ぶのに、自分自身で経験する以上に良い方法はない。 」…これはアインシュタインの言葉です。私も性格上、何でも自分でやってみて、納得しないと満足できないタイプなので、この言葉にたいへん共感します。
さて、9日(日)に、学童クラブ主催の『ひだまりの森展』に参加させていただきましたが、小学校の教育活動にも生かせる豊かな体験活動がたくさん紹介されていて、大いに刺激をいただきました。先日、このブログで紹介したこども園での「お店屋さんごっこ」もそうですが、こうした豊かな経験が、子どもたちの心身を活性化させ、人間性を磨くのだと考えます。
ご家庭での子どもたちの様子はいかがですか?まだ経験したことのないこと、苦手なこと、難しいことにも勇気をもって挑戦することで、きっと挑戦した者にしかつかめない「学び」を得ることができます。
2月10日(月) 「寒さに耐えて」
中庭のコブシの花の冬芽が少しずつふくらんできました。寒さにじっと耐えながら、白く美しい花を咲かせる日をじっと待っています。その健気な姿が、子どもたちの姿と重なります。
コブシの花言葉は、「友情」「友愛」「歓迎」「信頼」。これから卒業式、そして進級を迎える子どもたちにピッタリ合う言葉です。天に向かって花を咲かせるこのコブシのように、残りの日々、向上心をもって過ごしていきたいと思います。
2月7日(金) 「ふだんの くらしの しあわせ」
これは「赤い羽根共同募金」への協力に対して、社会福祉協議会から贈られたお礼状です。児童会を中心とした取組でしたが募金にこつこつ取り組んでくれた子どもたちがいました。ご協力、本当にありがとうございました。
さて、この運動のテーマは「じぶんの町をよくするしくみ」でした。子どもからお年寄り、健康な人から支援の必要な人まで、誰ひとり取り残されることなく、みんなが幸せになること-それがひいては「じぶんの町をよくする」ことにつながると考えます。
このテーマにふれ、ふと思ったことがあります。「町」の部分を「学校」に変えてもこのテーマは成り立つのでは…ということです。「じぶんの学校をよくするしくみ」、その根幹にあるのは、一人ひとりが幸せになること。そう考えると、北小にはいくつか課題があります。その中の一つが「言葉遣い」です。それは、昨夜開かれた「学校運営協議会」においても、委員の方から出された意見です。言葉は「言刃」にもなる…このことは繰り返し訴えてきましたが、まだまだ根気強い指導が必要です。
誰かを傷つける人になるか、それとも誰かを勇気づける人になるか、進級までにもう一度心に訴えていきます。
追伸 天候が心配されましたが、保護者の皆様の見守りのおかげで、安全に登下校をすることができました。ありがとうございました。
2月6日(木) 「まどのあるたてもの」
窓の場所や建物の形が芸術的!
壁の色や階段がとてもおしゃれ!
まるで人の顔のような建物
昨日の2年図工の様子。カッターナイフを初めて使う学習です。写真をよく見ると、安全に心がけ、真剣に作業に取り組む子どもたちの姿が見て取れます。正しい使い方をすれば、決してけがをしないことを学ぶ絶好の機会でもあります。
一人ひとり、どのような形に切れば、どのような形の窓ができるのかをじっくり考えながら、個性あふれる建物をつくっていました。窓ができた後は、建物に色鮮やかな飾りを付けたり、敷地の中に住人や遊具などを配置したりしながら、さらに作品が豊かに仕上げていくことでしょう。
出来上がったみんなの作品を並べると、きっとすてきな街、にぎやかな街になりますね。完成が楽しみです。
2月5日(水) 「やさしさにふれて」
昼休み、ある男の子が校長室を訪ねてきました。「校長先生にあげます」といって手渡されたのは、折り紙で作った作品でした。とても手の込んだ作品で、得も言われぬかわいらしさがあり、その色から何となく何を折ったかわかりました。「ありがとう!!とってもかわいらしいね。これは・・・ブタかな?」そう問うと、はみかみながら、「そうです」と答え、「失礼します」と言ってすぐに校長室を後にしました。 どうしてブタなのか…。気になって担任の先生に尋ねると、その理由が明らかになりました。実は、その先生が「小さいブタを飼ってみたい!」とおっしゃったことを思い出し、その願いをかなえるために、動画を見ながら、一生懸命複雑な作業に取り組んだそうです。それも最初に担任の先生の分、次に私の分…。そして3番目にやっと自分の分を作ったとのこと。
誰かのために、自分を後回しにする…そのやさしさにふれ、寒い日でしたが、ぽかぽかと心が温まりました。
2月 4日(火) 「子どもは風の子」
「雪やこんこ あられやこんこ 降っては降っては ずんずん積もる・・・」 この歌の歌詞にある「こんこ」とは、「雪よ来い、もっと降れ」という意味だそうですが、そうは言ってられません。昨夜はほぼ1~2時間ごとに目覚め、辺りが白々と銀世界に変わるさまを見ながら、登校のこと、子どもの安全のことを考えていました。子どもの頃のわくわくはどこへやら…。
さて、今日は子どもたちの安全な登校を見守り、支えていただき、誠にありがとうございました。私もいつも以上に着込んで登校の様子を見守りました。震える私と対照的に、素手で雪の玉を作り、それを持って笑顔で登校する子、学校に来るまでの道程で大量の雪を集め、大きな球を抱えながら歩いている子など、元気いっぱいに登校する子どもたちの姿をとても頼もしく思いました。(写真も撮ったのですが、手がかじかんでいたため、すべてピントがぼけていました。トホホ…)日中は気温も上がり、今積もっている雪はとけそうですが、今夜から明日にかけては、また降雪が予想されています。登校等に関して急な変更等がある場合は、昨日配付した文書のとおり、安心メールでお知らせをしますので、気がけておいてください。
この寒波を保護者の皆様と協力して、安全第一で乗り越えたいと思います。
2月 3日(月) 「どんなしきになるのかな?」
式の根拠の説明
ブロックから○図へ
考えを説明し合うペア学習
1年生算数の授業。「そらさんは、前から6番目にいます。そらさんのうしろに4人います。みんなで何人いますか?」が最初の問題でした。いつもとは少し違った感じの問題文に少し戸惑う子どもたちでしたが、ブロックを並べることでイメージをはっきりさせながら、式を考えることができました。
次の問題は子どもたちにとってさらに負荷がかかりました。「列車に全部で12人乗っています。みかさんは前から5番目です。みかさんの後ろには何人いますか」 一問目を生かし、ブロックを並べたり、○図をかいたり、わかっていること(文字や数字)を書き込んだりしてイメージをはっきりさせ、式を考えていきました。
授業が終わった後、たくさんの子どもが手を挙げ、学習の感想を発表しましたが、「新しく発見したこと」や「次の時間に解決したいこと」などを豊かに話す姿がとても輝いていました。1年生のがんばりに多くを学んだ時間となりました。
1月31日(金) 「こども園参観」
大盛況のお店屋さんごっこ
販売品は総じてハイクオリティー
かっこいい指輪
「小1プロブレム」という言葉をご存じでしょうか?小学校に入学してからの学校生活に適応できず、精神的に不安定な状態が続くことで起こるさまざまな問題のことです。その解消に向け、 幼稚園・保育園と小学校が密接につながり、同じ思い・同じ目標に向かって教育を行っていくことはとても大事なことです。
本日、こむかえこども園の保育参観をさせていただきました。活動内容は「お店屋さんごっこ」。サンマやマグロなどの鮮魚、新鮮野菜、焼き肉やハンバーガーなどの食べ物、アクセサリーやゲームコーナーなど、よりどりみどりの内容で、「つながりの日」を彷彿とさせるものでした。一番ツボにはまったのは、「こむペイ」。子どもたちがカードリーダーで「ピッ」と操作をするさまは、かつてはなかった姿です。
一昨日の入学説明会でも顔を合わせていたので、「あっ、校長先生だ!」とたくさんの子どもから声をかけてもらいました。お互いの顔がわかる、名前で呼び合える・・子どもも大人も、そんな関係性を築いていけたらいいですね。
1月30日(木) 「北小の誇り」
6年生のカウントダウンカレンダーを見てびっくり。来週には2月に入る…それもさることながら、卒業までに登校する日があと27日しかないということにびっくりしました。
そのカウントダウンカレンダーの中に、「北小のすきなところ」という項目がありますが、ある子が書いた内容を見て、本当にうれしくなりました。それは「学校の目標 『やりたいがあふれる学校』に向けて、努力している。」という回答です。このような気持ちをもった子を着実に増やしていけば、学校がさらに変わると感じます。
午後には、令和7年度の新入生とその保護者の皆様を迎え、入学説明会を実施しました。保護者が説明会に参加する間、5年生が交流を行いました。もうすぐ卒業する6年生、そして新たに入学してくる新入生、そして次年度リーダーとなる5年生。メンバーは変わりますが、「やりたいがあふれる学校」に向かって努力するよき伝統はしっかり引き継いでいきたいと思います。
1月29日(水) 「書は心画なり」~書き初め~
4年生「明るい心」
5年生「新しい風」
「書は心画なり」…書いた文字には、その人の人柄や心が表われる、という意味です。写真は、5年生がちょうど書き初めに挑戦している様子です。誰もが真剣に、そして心をこめて文字を書き、その出来映えに目を細めていました。
すでに書き初めを終えた隣の4年生教室には、力強い作品が展示されていました。4年生は「明るい心」、5年生は「新しい風」。つなげると、「明るい心で、新しい風を吹かせる」になるでしょうか…。
4月には、北小を支える5・6年生に進級します。学校にどんな新しい風を吹かせてくれるか、今から楽しみです。
1月28日(火) 「何に変身したのかな?」
先週の1年生の図工の様子です。一人ひとりが「○○に変身!」という思いをもって、黙々と制作に取り組んでいました。写真は見事に変身を遂げた1年生の姿です。やさしい1年生は、私も変身できるように、マッサマンの「マ」のシールと仲間の証である★マークを大至急で作ってくれました。
最後に作ってくれた3本の剣を持ち、戦いごっこをしました。1年生のみなさん、楽しい時間をありがとうございました。
1月27日(月) 「言葉に体温をのせて」~西海市少年の主張大会~
小学生の発表【西海地区】
さいかいジュニア合唱団の美しい歌声
1月25日(土)、大島文化ホールにて「西海市少年の主張大会」が行われました。市内の中学生5名と西海地区の小学生3名が、将来の夢や社会への提言など、日常の中で感じたことについて発表しました。
大勢の前で自分の思いを伝える-この経験は何ものにも代えがたい ものです。中学生はもちろんのこと、小学生3名の言葉にもたいへん力がありました。特に心に残ったのは、「棋士への挑戦」という演題で話した子の言葉です。
『将棋には3つの礼がある。一つ目は対局が始まるときの「お願いします。」二つ目は敗北を認めるときの「負けました。」三つ目は片付けが終わった後の「ありがとうございました。」』
さらにこう続きます。『特にぼくは二つ目の「負けました」を認められるようになってから、もっと強くなりたいと上を目指せるようになった。」
自分の弱さと真正面から向き合い、それを乗り越えようとするとき、人は強くなっていくのだとあらためて感じました。
1月24日(金) 「6年生の後ろ姿」
「校長先生、ちょっと見に来てください。」-水曜日の移動図書の日、そう声をかけてきたのは3年生でした。経験上、だいたいこういう時はあまりいいことがありません。誰かがけがをしたのか、暴れているのか、それとも…不安を胸に廊下に出ると、「よく見ておいてください。」とのこと。廊下でしばらく様子を見ていると、思いの外、とてもうれしい光景が目に飛び込んできました。それは、西彼図書館の方が学年別に準備してくださった貸出用の図書を、6年生が自ら進んで各学級に運んでいる姿でした。「ね、校長先生。とってもいい姿でしょ。」そう聞いて、ほっと胸をなでおろすとともに、うれしさがこみあげてくるのがわかりました。6年生の姿に、そして3年生の心に。
実はもう一つうれしいことが…。トイレを済ませ、校長室に戻ろうとした時、本が詰まった重いコンテナを、今度は3年生数名が必死に抱えながらこちらに向かってくるではありませんか。「これは、先生方に貸し出す図書です。」そう聞いた時、こう思いました。「これは、6年生の後ろ姿が教えてくれたんだ。」と。
卒業までの日々。6年生の後ろ姿から、もっともっとたくさんのことを学ぶことでしょう。
1月23日(木) 「たくさんの人がつながって」~給食集会~
本日の給食集会。「給」という文字をもとに話をしました。給食が出来上がるまでにはいろいろな人たちが、それぞれの場で、心をこめて仕事をしてくださっています。そのお互いの力を、「糸」でつなげるように一つに「合」わせると、「給」という文字なる…簡潔に申し上げればそんな話でした。
給食委員会の発表(リモート)を静かに聞き入る北小っ子。写真はその話を真剣に聞き入る1年生の様子です。充実した発表により、一人ひとりが「食」について真剣に考える絶好の機会になったと感じます。
ご家庭においても、食事の場が、食材の生命や作ってくださった方への感謝の気持ちが育つ場になることを願っています。
1月22日(水)「面積の求め方を考えよう」
4年算数「面積」の学習。複雑な形(へこんだ形)をした図形の面積の求め方を考える授業です。これまで長方形や正方形の面積の求め方については、公式まで導き出していますが、このままの形ではその公式は使えません。そこで「へこんだ形の面積はどのように求めればよいだろうか」というめあてで学習を進めていきました。子どもたちの考えを出し合った結果「わける」「ずらす」「ひく」などの方法で面積が求められることを見出し、その方法を用いて、2つ目の問題に挑みました。複雑な形の面積であっても、自分たちで見出した3つのアイテムを使えば、求めることができるんだと自信をもった4年生。勇気をもって発表できる子が増えると、さらに学びが深まっていくと感じます。授業を通して、その力を育てていきます。
3学期に入り、校内を走る子が確実に減りました。「授業」と「くらし」で伸びる北小を意識して生活している証だと感じます。廊下のホワイトボードには、最初片面にだけメッセージが書かれていましたが、いつの間にか背面にもメッセージが…。子どもたちの伸びつつある姿を認めたいと願う先生の思いがにじみ出ています。一人でやるのではなく、みんなが一体となって指導し、見守っていく-それが今できつつあることに確かな手ごたえを感じています。
明日、6年生は中学校の入学説明会です。人に流されず、北小で培ってきた「せいひきた」の姿を、中学校でも堂々と見せてほしいと思います。
1月20日(月) 「次期リーダー、大活躍!」
今日の代表委員会の様子です。次期リーダーである5年生を中心に話合いが行われました。議題は「6年生に感謝の気持ちを伝えよう」。サプライズの要素もあるので詳細は控えますが、それぞれの学年が、6年生への感謝の伝え方をしっかり考えていることが伝わってきました。
人の顔がそれぞれ違うように、人の考えもそれぞれ違います。お互いに意見を伝え合い、話し合うことで、「納得」が生まれます。
今日決まったことが、学級で伝えられ、6年生に感謝を伝えたいという気運が学校全体で高まることを願っています。
1月17日(金) 「科学の目」
5年生理科:「電流の働き」の実験の様子です。私も子どもの頃、苦労して100回巻き、200回巻きのコイルを作りました。このコイルに電流を通すと磁力をもつこと、そしてコイルの中に鉄芯を入れると、その磁力がパワーアップすることなど、目に見えない力の発生に「何で?」「どうして?」という疑問が止まらなかったことを覚えています。
今日の授業では、電流の向きを変えると、鉄芯のN極、S極の向きが変わることを発見しましたが、今後、コイルの巻く向きが反対になると、電極はどうなるか…など、さらに探究が深まっていくと感じます。
「好奇心が未知の扉を開く」-アインシュタインのこの言葉を実感する授業でした。
1月16日(木) 「自由な発想で」
3年国語「4枚の絵から」の授業。4枚の絵を自由に並べ替え、物語をつくりだしていく授業です。「ロイロノート」という機能を使いながら、画面上で絵を自由に並べ替え、自分が考えたストーリーを文字として打ち込んでいきます。写真は、操作がよくわからないところを相互に教え合っている場面です。
「4枚の絵を自由に並べ替えられる」「文章を簡単に何度も書きかえられる」「友達と助け合って学習が進められる」など、一つの学習の在り方として有効であると感じました。
このような学習と、ひたすら手を動かしてノートに書くという学習をバランスよくやっていくことが、子どもたちの学ぶ力をさらに伸ばすと感じた授業でした。
1月15日(水) 「思いを歌声にのせて」
音楽室から聞こえてくる思いあふれる歌声。卒業式に歌う6年生の式歌です。題名は「きみはずっと友達」。美しい旋律が心に響きます。
じっと聴き入っていると、素朴な歌詞が、かえって心を揺さぶります。
『もしも 君と出会いがなかったら どんな自分だったかな 今日は感謝を込めて 微笑むさ 心の中で 誓っているよ 君はずっと友達』
かけがえのない出逢い、そしてこの北小で過ごした6年間。そのすべての思いをのせた歌声が、会場いっぱいに響く卒業式にしたい-そう強く思いました。「光陰矢の如し」-すでに1月も半ばを過ぎました。一日一日を大切に過ごしていきます。
1月14日(火)「わらべ歌」
楽しいリズムに乗せられて2年教室を訪れると、音楽「わらべ歌」の授業です。誰もが知っている「ずいずい ずっころばし」の旋律に合わせて、子どもたちの指遊びも盛り上がります。教科書には、このわらべ歌を通して、友達と『つながろう』というめあてが書かれていましたが、その目的は十分に達成されていると実感しました。
教室を離れ、私自身、子どもの頃にやっていたわらべ歌(遊び歌)にはどんなものがあるか考えてみました。
・アルプス一万尺 ・いとまき ・なべなべ底抜け ・大きな栗の木の下で
・だるまさん ・あがりめ さがりめ ・あんたがたどこさ などなど・・
さて、保護者の皆様にもなじみのわらべ歌があると思います。機会を見つけてお子さんとやってみるのもよいのではないでしょうか。
1月9日(木) 「けんこうおみくじ」~健康第一 3学期~
新年のスタートを健やかに
ひいたのは「お」でした!
感謝して「いただきます!」
昼休み、保健室前でにぎやかな声がしたので見に行くと、6年生数名が「けんこうおみくじ」をひいていました。『あけましておめでとう』を頭文字にしたくじには、その一枚一枚に、健やかな生活を送るためのアドバイスが書かれています。
私は、「お」が当たりました。まるで計ったかのように、「食」に関するアドバイスでした。アドバイスどおり毎食「おいしい!」と思って食べています。問題は「量」です。気を付けて過ごしたい…そう思いを新たにしました。
今日からかなり冷え込んでいます。明日の登校に関しては、安心メールをご確認の上、安全第一でご判断ください。よろしくお願いします。
令和7年1月8日(水) 「誰も見ていなくても」
3学期のスタート。北小に子どもたちの元気な姿が戻りました。遅ればせながら、皆様、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
さて、始業式では、2学期の反省をもとに、写真に示したメッセージを提示しながら、「やりたいがあふれる学校をつくる」という大目標の達成に向けて、今一度「授業」と「くらし」を大切にしようという話をしました。具体的には、学校便りでも触れましたので、そちらをご参照ください。
私が一番伝えたかったのは、「じりつ」の心をもち、誰も見ていなくても、自分で考えて行動できる主体性を大切にしてほしいということでした。
始業式の後、清掃の時間に学校全体を見て回りましたが、すみずみまで黙々ときれいに掃除する子どもたちの姿がとてもうれしかったです。よいスタートができた一日でした。※その時の清掃の様子です。
12月24日(火) 「第2学期終業式」~みんながかがやく3学期へ~
今日の終業式は、児童の健康面を考慮し、リモート形式で実施しました。児童代表2名の振り返りの中には、この2学期の手ごたえだけでなく、反省を生かした新たな目標も記されており、3学期に向けたやる気を感じました。
・手を挙げて発表できたこと、みんながしっかり聞いてくれたことの喜び
・つながりの日での経験がとても楽しかったこと
・委員会活動で、みんなのために進んで活動ができたこと
・小学校生活最後の3学期を、充実した日々にしたいこと
また各学級の様子を見て回りましたが、背筋を伸ばし、凛とした表情で式に臨む姿から、この2学期の成長がうかがえました。
保護者の皆様には、2学期の教育活動に対し、多大なるご支援・ご協力をいただきました。心より感謝申し上げます。どうかご家族そろってよいお年をお迎えください。
3学期もこの太陽のようにみんなが輝く学校づくりに努めます。
12月23日(月) 「行事や人とのかかわりをとおして」
いよいよ明日は第2学期の終業式。私からは、①2学期の子どもたちの輝き、②冬休みの目標、③3学期にみんなで心を一つにして取り組みたいこと、この3つについて話したいと思います。長いようで短い14日間の休みです。その中で大事にしてほしいのは、これまで何度か話題にしたことのある「さんかく」の心です。
🔶 汗をかく…大掃除(安全に気を付けて)
🔶 字をかく…学習(ゲーム・メディアの時間をコントロールし、計画的に学習。)
🔶 恥をかく…家族や親戚への心遣いや感謝の気持ち(恥をかくというより勇気を出して積極的に)
なお、正月行事を書き出してみました。この冬休み、日本の伝統行事に触れる場も大切にし、豊かな経験をしてほしいです。
12月20日(金) 「そういえば…」~去年の今頃~
昨年度の2学期終業式の日の様子
「今日はひどく冷えますね~」…毎朝登校支援をしてくださる尾﨑さんと、今朝会話をしていた時のこと。「そういえば…」と不意に頭に浮かんだことがあります。それは、昨年度の2学期終業式の日の天気…。何とその日は「雪」でした。写真は昨年度の終業式の時の様子です。すっかり雪解けした後の様子ですが、まだ雪が降り続いていることが分かります。この日、早朝の薄暗い時には、辺り一面、かなりの雪化粧だったので、登校を少し遅らせるか、それとも通常どおり登校させるか、すごく判断に迷ったことを覚えています。
「この冷え込みは、ひょっとして今年も…」-そんな嫌な予感がして、天気予報をいくつか調べてみましたが、何とか今年は大丈夫のようで、少しほっとしました。しかし、私には昨年度の反省があります。それは、通常どおりの登校を決め、その旨をメールで発出したことですっかり安心した私が、ゆっくりお茶でも飲もうとしていた時のこと。いつもより早く校門に立たれた尾﨑さんが子どもたちが坂道で滑らないようにと雪かきをされていたのです。自分の無責任ぶりを思い知らされるとともに、尾﨑さんの姿に、大切なことを教えられました。
あと2日。おてんとうさまには、子どもたちの元気な登校を応援してほしいです。
12月19日(木) 「雨の産物」
今朝の小迎の空です。昨夜の天気予報から嫌な予感はしていましたが、寒さと雨がつらい朝でした。しかし、そんな私の「心の曇り空」を吹き飛ばすような感動が…。お気づきになった方もいらっしゃると思いますが、写真をよく見ると、きれいな虹が出ていることがわかります。ただ、この虹は通常の虹とは違っていました。写真からはわかりづらいのですが、何と、二つの虹が重なるように出ていたのです。登校している子と思わず「うぉ~」と声を上げてしまいました。
「No rain,No rainbow.」-これはハワイのことわざです。「雨が降らなければ、虹は出ない」、つまり、「つらいことの後には、きっと良いことがある」という意味です。何だか、励まされているような感じがします。
私の好きな言葉にも「雨」に関することわざが…。それは「雨だれ石を穿つ」です。小さな雨だれも、長い年月落ち続けると、石に穴が開くほどになる、つまりこつこつと努力を重ねれば、いずれ大きな成果を生むという意味です。16日のブログの内容とも重なります。
この冬休み、私も何か続けたいなと背中を押されるような出来事でした。
12月17日(火) 「自信の笑顔」
子どもの姿に大きな成長を感じる瞬間があります。今日の清掃の時間、いつものようにいろんな場所を周りながらごみを集めていました。1階から2階へ上がろうとしたとき、一人の一年生がにこっと微笑みながら、指をさしています。「ん?」最初は意味が分かりませんでしたが、指した方向を目でたどっていくと、その子が何を言いたいか、すぐにわかりました。
実は昨日、そうじの仕方がとても上手な一年生をほめたのですが、その子は「自信の笑顔」で、「校長先生、昨日もですが、今日も上手にそうじをしていますよ。だから見てください。」と暗に語っていたのです。もちろん、誰もしゃべらず、そしてシャキシャキ動きながら、自分の役割を果たす一年生の姿がありました。私もその子にならい、満面の笑顔とグッドのサインでその子の「自信の笑顔」に応えました。
そうじの一場面です。そこには大きく成長し、自信をもった一年生の姿がありました。
12月16日(月) 「本物は続く」~家庭学習への取組~
10月のブログで、ある3年生の家庭学習ノートを紹介したことがあります。内容は、大好きな恐竜の特徴や生態について調べたものでした。自分なりの疑問をもち、その疑問の解決に向け、それぞれの特徴を詳しく調べている点がすばらしいことをお伝えしました。
先日、3年生の教室を訪れた際、その子が次のようにつぶやきました。「校長先生、一冊終わりましたよ。」…私はすぐにピンときました。家庭学習ノートが1冊終わったのです。私は思わず気になっていたことを尋ねました。「あれからずっと恐竜のことを調べ続けているの?」答えは…NOでした。実際には、恐竜から離れ、今は興味のある「ことわざ」の意味調べを続けているとのこと。ノートには、びっしりと努力の跡が詰まっていました。それを見ながら「これからこの家庭学習がどのように発展していくのだろう?」とワクワクする気持ちもわいてきました。
『本物は続く 続ければ本物になる』ー努力と創意工夫の継続が本物の学ぶ力を育てる-そう信じています。
12月13日(金) 「やさしさをありがとう」
今週うれしいことがありました。4年図工の単元:「カードでつたえる気持ち」の授業を参観したときのこと。一人ひとりの心のこもった作品を見て、私は「うわ~!このカードをもらった人、本当にうれしいだろうな~!」という言葉を残して教室を後にしました。
その翌日、校長室をノックする音が…。何と、私の言葉を聞いた4年生2人が、心のこもったカードで私への気持ちを伝えてくれたのです。「つながりの日、みんなで成功できました。いつも見守ってくださりありがとうございます。」「おかげで成長できました」など、心がぐっと熱くなるような言葉が目に飛び込んできました。「こちらの方こそありがとう!」-そんな気持ちがわいてきて、心の底からうれしくなりました。
やさしさをありがとう。
12月12日(木) 「今年の漢字一文字」
「いい字 いち字」…何のことかおわかりでしょうか?
そうです。12月12日は毎年恒例の「今年の漢字一文字」が発表される日です。ちなみに元号が令和になってからは「令」「密」「金」「戦」、そして昨年度は「税」。なぜその一文字になったか、想像がつくでしょうか?一年を総括する一文字。さて、今年は・・・・?
令和6年は、またも「金」でした。パリ五輪での金メダルラッシュ、そして政治の裏金問題などがその背景となったようです。昨年のブログには、当時の6年生が書いた漢字一文字を紹介していました。
「幸」…毎日楽しく幸せに生活できているから
「情」…いろんな出来事があり、いろんな思いをもった一年だったから
「宝」…一生の宝物となるような出来事があったから
令和6年もあと少しで終わりを告げます。みなさんにとって、今年の漢字一文字は何でしょうか?
12月11日(水) 「感じて動く」
これは昨日の社会科見学の一場面です。慌ててシャッターを切ったので、写真がブレています。見学場所入口の乱れた靴を見て、「このままではいけない」と誰か気付いて動いてくれるかなと、しばらく様子を見ていましたが、残念ながら誰も動かないので、「はきものはこれでいいかな?」と私が問いかけた瞬間です。
1 私の問いかけは聞こえているが、何を言っているんだろう?ときょとんとしている子
2 私の問いかけに「はっ」とした表情をしているが、自分から動こうとしない子
3 問いかけるや否や、素早く動いて靴を並べ始める子
いろんな子どもの姿がありました。無視する子はいませんでしたが、少なからず傍観者はいました。今回ははきものを並べるといった場面ですが、学校生活の中には同じような場面が多々あります。「感じたら動く」…写真の2人のように素早く動ける、そんな素直な心をもった子を育てていきたい-そう強く感じました。
12月10日(火) 「私たちのくらしを守る仕事」~3年社会科見学~
たくさん質問しよう!
資料で真剣に学ぶ児童
パトカーの運転席、うれしい!
消防車のしくみ、すごいな!
消火用ホースの接続の仕方
隊員の方の防火服
火災発生の情報を受け取る仕組み
仮眠室でくつろぐ子どもたち
3年生社会科見学。目的地は「西海警察署」と「佐世保市東消防局大瀬戸出張所」。いずれも私たちのくらしを守る仕事です。最初の挨拶の声からも、「たくさん学びたい」と願う3年生のやる気が伝わってきました。まず警察署では、「どうやって犯人の情報を集めるのか」「ふだんどんな訓練をしているのか」「誰でも警察官になれますか」など、子どもたちからの質問に、ていねいに答えていただきました。特に実際に警察官が使う道具や制服を触らせてもらったり、着用させてもらったりできたことは、きっと子どもたちの心にも残ったと思います。
次の目的地である大瀬戸出張所では、消防車や救急車のしくみについて、詳しく教えていただきました。また、警察署での見学と同じように、実際に着用する防火服やマスクを着用させていただくなど、消防士の仕事について体験的に学ぶことができました。消防車と救急車のサイレンも実際に鳴らしてくださったので、音の違いについてもしっかりとらえることができました。
警察署と消防署、どちらにおいても子どもたちにやさしく接してくださる署員の方が印象的でした。「優しさは本当の強さ」-その言葉の意味を実感した一日でした。年末のご多用の中、快く見学を引き受けていただきました「西海警察署」と「佐世保市東消防局大瀬戸出張所」の皆様、本日は誠にありがとうございました。
12月 9日(月) 「ぞうきんがけ」
今日、子どもと一緒に掃除をしているとき、一生懸命雑巾がけをしている2年生を見かけました。「今日は寒かけん、手が冷たいでしょう?」と尋ねたところ、その子は何も言わず、口をぐっと一文字に結んで、ただひたすらにぞうきんがけを続けていました。その姿は、まるで「校長先生、冷たいのは当たり前じゃないですか?でも美しい環境でみんなが気もちよく過ごすために、その冷たさをこらえてがんばっているのです!」と語りかけてくるようでした。
「弱音を吐く」、「ため息をつく」…そうしたら、幸せが一つずつ逃げていってしまう。ある本にそう書いてありました。その子の姿が、私に大切なことを教えてくれました。弱音を吐かず、2学期のまとめに全力を傾けます。
12月 6日(金) 「えがおの花」を咲かそう~人権集会をとおして~
この西彼北小学校で、誰もが安心して生活を送り、「えがおの花」をたくさん咲かせるためにはどうすればよいかーそれが昨日の人権集会での私の話のテーマでした。
金子みすゞ作の「私と小鳥と鈴と」を題材に、えがおの花を咲かせるには、「みんなちがっているけど、みんないいんだよ」、「みんなちがっているからこそ、みんないいんだよ」という心をもち、「5つのちかい」を実行していくことが大切だということを伝えました。5つのちかいとは、昨年度も紹介した「腰塚勇人さん」の言葉です。
この言葉は、「あなたのもっている力を、みんなが幸せになるためにつかおう!」と投げかけてくるようです。この話を子どもたちにするのは昨年度に続き2回目でしたが、しっかり心に残っていたようで、「目はこんなことにつかえばいい」「耳はこんなことにつかう!」と次々に声が上がりました。とてもうれしい瞬間でした。
2学期、あと12日。子どもたちの「えがおの花」をたくさん咲かせたいと思います。
12月 5日(木) 「引き渡し訓練」~昨年度の反省を生かして~
児童名の確認と呼び出し
受付での確認
確実な引き渡し
静かに待つ伊ノ浦地区の児童
昨年度の反省を生かし、「安全」「確実」「スムーズ」を目標に掲げて実施した今回の訓練。まだまだ課題もありますが、保護者の皆様のご協力もあり、この3つの目標は概ね達成できたと実感します。特にグラウンドへの車のスムーズな引き込み、グラウンド待機中の児童呼び出し…この2つにより、引き渡しまでの時間がかなり短縮化され、渋滞も緩和しました。また、事前指導の成果もあり、訓練に臨む児童の態度も、昨年度と比較し、かなり改善されました。年度末のご多用の中、訓練へのご協力誠にありがとうございました。
12月 4日(水) 「心と体の元気を守る」
保健室前に掲示されている「かぜのすごろくゲーム」。この写真には映っていませんが、下にはサイコロがあります。ルールは普通のすごろくゲームと同様ですが、一マス一マスには、かぜを予防するためのポイントが書かれてあり、ゲームを通して、そのノウハウを学ぶことができます。
2学期、学校に来るのは残り14日となりました。これから2学期のゴールに向けてラストスパートです。市内には、感染症の広がりにより、学級閉鎖の措置をとっている学校もありますので、まだまだ油断禁物です。「規則正しい生活」、「十分な休養と睡眠」、「バランスのよい食事」、「手洗い・うがい・換気の励行」などに心がけ、これからのラストスパートを元気に過ごしてほしいと思います。
追伸:ご多用の折ですが、明日の引き渡し訓練、御協力をよろしくお願いいたします。
12月 3日(火) 「全力で挑む」~西海市学力調査~
子どもたちの将来を見据えたとき、「自分のもっている力を最大限に発揮し、全力を傾けて試験に挑む」場面は、たくさん出てきます。高校受験や大学受験、各種資格試験、就職試験などなど…。そういう意味では、子どものころからの一つひとつの経験が、将来に向けた礎をつくるといっても過言ではありません。
さて、本日、3~6年生を対象として学力調査を行いました。4月に行った各種学力調査の結果を分析し、子どもたちに十分身に付いていない学習内容を中心に、全校を挙げて朝の時間や授業を活用しながら補充学習を行ってきました。今日は、その成果を試す日です。子どもたちもいつになく集中して問題に取り組んでいました。
全児童の解答に目を通しましたが、最後まで決してあきらめず、粘り強く取り組んだ様子がひしひしと伝わってきました。あわせて、この一年の子どもたち、そして教職員の努力がにじみ出ているように感じました。
今回の結果につきましても、しっかり分析を行い、この一年の取組の成果と課題を明らかにするとともに、さらなる改善に向けた新たな取組につなげていきたいと思います。
12月 2日(月) 「すべての予想を書き出そう」
まだまだパターンがあるぞ!
授業の振り返りの視点
全部で何通りあるのかはっきりさせたい!
6年の算数の授業。今日は、西海市の算数研究の一環として、長崎大学教育学部附属小学校より先生をお招きし、授業をしていただきました。単元の導入で用いたのは「長縄ぴったりゲーム」。①6人の子どもがいる。②2人を回し手、4人が跳び手となる。③2人の回し手と、4人の跳ぶ順番を1つ考える。④先生の出した答えと全く同じなら当たり。つまり、組み合わせと順列の問題です。
子どもたちはいろんなパターンを考えます。(例:回し手…A・B 跳び手 C・D・E・F) 答え合わせをすると、残念ながら誰も当たった子はいませんでした。それもそのはず、実は○○○通りもパターンがあるのです。(○○○のところは、これから子どもたちが追究していくので明示していません)子どもたちから「一つの予想じゃ当てづらい」「何通りもあり過ぎて当てるのが難しい」「もっとたくさん予想できれば当たるかも…」などの意見を引き出した上で、「すべての予想を書き出してからゲームの2回戦をしよう」と先生が投げかけました。その声をスタートとして、子どもたちは考えられる予想を次々に書き出していきました。
予想を書き出していく中で、順序良くすべてのパターンを書き出す方法がないか一人ひとりが追究していきました。授業の最後では、「回し手の2人を先に決めてから跳び手の順番を考えると予想しやすい」「全部で何通りあるのかはっきりさせたい」など、子どもたちが自分なりの思いをもち、次の授業への意欲をもつことができました。提案性の高い授業で、その後の先生方の研究協議もたいへん充実していました。
本日、授業をしていただきました林先生、思いのつまった授業、誠にありがとうございました。6年生も集中して授業に取り組んでいました。
11月29日(金) 「振り子の原理」
5年生理科の実験の様子です。振り子の動きについて調べています。振り子が10往復する時間を調べ、条件をどのように変えたら、動きに変化が出るか、とても興味深そうに調べていました。
身の回りで見られる事象について、「なぜそうなるの?」という好奇心や科学の目をもち、実際に自分で調べた結果から疑問を解決していく…。それが理科の魅力だと思います。
ここ2日間の異常気象、「なぜ?」という疑問をもち、調べてみるのもおもしろいですね。
11月28日(木) 「エンジョイ イングリッシュ!」
「エンジョイ・イングリッシュ」とは、その名の如く、英語をつかったさまざまな活動を通して、実際に外国人の先生方と交流を楽しむ学習のことです。本日、市内で勤務されている5名のALTが来校され、6年生と学習を行いました。
小グループで車座になり、自己紹介をしたり、自分の言ってみたい国をクイズにして出題したりする中で、次第に打ち解け、自信をもって英語を話す子どもたちの姿を何度も見ることができました。「外国の先生方は、僕たちの言いたいことを何でもわかってくれる!」-そんな安心感が、積極性につながったのだと思います。
私も校長室でALTの皆さんと少しだけお話をしましたが、身振り手振りを入れて、思いっきり表情豊かに話したら、言いたいことがだいたい伝わったように感じました。少しだけ笑いもとれたので、私も自信になりました。
5名のALTのみなさん、本日は誠にありがとうございました。
11月27日(水) 「ほしい形を伝え合おう!」
「形の言い方を身に付けよう」
「やったー!カードいただき!」
「もう1回やりたい!」
「私がほしいのは star(星)」
3年生の外国語活動、子どもたちの活動の様子です。廊下まで歓声が響いていたので、授業を参観しました。 形の言い方にはいろいろあります。triangle, square, circle…一人ひとりが、いろいろな形の描かれたカードをもっています。お友達と出会ったら、最初にじゃんけんをし、(このじゃんけんも英語で行います)勝った人はどんな形がほしいか、相手に伝えます。もっている形をズバリ当てられたら、相手にカードを渡す…といった簡単なゲームなのですが、盛り上がること、盛り上がること…。
簡単な活動を通して、主体的に英語に親しむことができる…そんな子を増やしていきたいです。
11月26日(火) 「薬物乱用防止教室(6年)」
講師が語る薬物のおそろしさ
もし、誘われたら?
薬物の模型
日常生活に忍び寄る違法薬物の恐怖…。「一度だけなら大丈夫」「みんなもやっている」-そんな小さな心の油断が、結果として、決して取り返しのつかない事態を招きます。薬物の使用が常習化すると、①「いつも心臓はバクバク(興奮状態)」、②「常に精神は非常事態」、③「何もできない(集中できない)」など、人格破壊につながる悪影響が出るそうです。また、それらの不安から逃れるために、さらに使用量が増えるなどの悪循環が続くそうです。怖かったのは、各種薬物の中には、一見タバコやお菓子のパッケージに見える物もあり、子どもたちからも「こがんと、〇〇○に売ってそうやね」という言葉が聞かれたこと。何でもインターネットで手に入り、見た目もお菓子やたばこと変わらない…そう考えると、一人ひとりが強い危機感をもって、「断る勇気」「(その場を)逃げる勇気」をもつことが重要であると強く思います。
講師でご来校いただいた藤岡様、本日の御指導、誠にありがとうございました。
11月25日(月) 「天地返し」
さて問題です。この写真がどこかおわかりでしょうか?・・・そうです。学校下の学校園です。あまりの変貌ぶりに、正直びっくりしました。前にもご紹介しましたが、今年度、PTAの環境整備部のみなさんが、荒れ果てた学校園を春から計画的に開墾・整備し、先週23日(土)に「天地返し」を行ってくださいました。
何気なく聞いていた「天地返し」という言葉。この天地返しを何のためにするのか、調べてみました。
1 土の中に潜む害虫や雑草の根、病原菌は寒さに弱いため、土を掘り返して冷たい空気に当てることにより自然な方法で駆除することができる。
2 前回の耕作で使用された堆肥(たいひ)などが土の深いところに蓄積されていることがあるが、天地返しによってこれらを表面に移動させることができる。またそれにより、土壌の均一化が図れる。
次年度、ここで何を育て、収穫したものをどう使うか…、楽しみが増えました。ご多用の中、当初の計画を遂行していただきましたPTA環境整備部の皆様、「天地返し」+「整地作業」、誠にありがとうございました。
追伸 広報部からの参画もあり、環境整備部の皆様の雄姿を撮影していただきました。感謝!
11月22日(金) 「身の回りの整理・整頓」
今日は一日出張で不在となるので、日頃考えていることを書きます。
今、重点的に取り組んでいる「はきものをそろえる」という行為。このことは、ひいては「自分の行いには最後まで責任をもつこと」を意味していると捉えています。身のまわりの整理・整頓も然り。自分が使った物、取り出した物は、元あった場所にきちんと片付ける…。この当たり前の習慣が身に付いていない子の周辺は、物が散乱しています。かくいう私も、整理整頓が得意な方ではありません。ですから、そんな子どもの姿を心で理解しつつも、できるだけ早い段階で良い習慣を身に付けさせたいと願い、指導を重ねています。
ある本によれば、「片付けなさい」と高圧的に声をかけるのではなく、例えば「このはさみ、どこに戻すんだったっけ?」、「これはどうするんだっけ?」と子ども自らが気付けるような言葉かけをするのがよいと書かれていました。なるほど…と思います。とはいっても、物の散乱にも限度がありますから、先日私もカミナリを落としました。
まずは使った物は元あった場所に戻す…そのことを学校と家庭で協力して指導していけたらと思います。
11月21日(木) 「チューリップが咲くころには…」
2年生がチューリップの球根を植えている場面に出くわしました。一人一鉢で育てていきます。底に石ころを敷いて、専用の土を盛り、そこに準備していた球根を植えます。(底に石ころを敷くのは、水はけをよくし、通気性を高めることで根腐れが防げるからです)
球根を植えるときのポイントの一つに「向き」があります。子どもたちに「どっちを上にして植えるの?」と聞くと、誰もが正しい向きを答えました。さすが、2年生です!
「このチューリップが咲くころには6年生が卒業するんだ」…そう思うと、何だか複雑な気持ちになりました。チューリップの育ちと比例するように、2年生も成長します。6年生が卒業し、みんな一つ上の学年に進級します。
一歩先を見据え、子どもたちを伸ばしていきたいと感じた一日でした。
11月20日(水) 「比例の関係をくわしく調べよう」
『西洋紙を300枚準備したい。これを数えずに準備することはできるだろうか?』…それが今日の問題です。これまでの学習で身に付けたことを使って、問題解決ができないか考える子どもたち…。
この時間、問題解決のために用いる考え方は「比例」です。比例とは、伴って変わる2つの量の関係であり、一方が2倍、3倍、・・・になると、もう一方の量も2倍、3倍・・・になる、という関係です。
紙1枚あたりの重さや紙1枚あたりの厚さがわかれば、紙300枚分の重さや厚さが求められます。つまり、紙の重さや厚さから枚数を求めるという方法です。子どもたちは、比例の関係をグラフに整理しながら、紙300枚分の重さを求めていきました。
授業の最後には、300枚分の重さにぴったり合うように紙をのせ、実際に何枚あるか数えてみました。
結果は「314枚」。数え間違いがあったのか、それともこれぐらいの精度なのか…。ただ、この比例の考え方は、日常生活においても結構使われるので、今日の学習がきっと役立つ時が来ると確信しています。
11月18日(月) 「みんなが輝いたつながりの日」
剣心一如~かまえの大切さ~
息もぴったり 明るいダンス
ノリノリで独唱
手話で伝わる思い
ニュースター誕生!
すべって転んで 雑巾がけ
カラフルなつぶつぶ
秋てんこもりのアート
的当てゲーム
カラフルガラポン、よくできてます
美しい音色と共に
にぎわったグラウンドゴルフ
かがやき人の表彰
~「つながりづくり」から「つながりを広げる一年に!」~を合言葉に、これまで企画・準備を進めてきた第2回目の「つながりの日」。ご多用の中、たくさんの皆様にご来場いただき、子どもたちを温かく見守っていただいたことをたいへんうれしく、そしてありがたく思います。昨年度まで教頭を務められていた尾畑先生も途中まで参加されていましたが、「最初のオープニングのところから子どもたちの成長を実感して、涙が出そうでした」とおっしゃっていました。私もいろいろなブースを回りましたが、児童もさることながら、保護者や地域の皆様が本当にきらきらと輝いておられました。輝きは相乗効果をもたらす…そう感じました。
これまでの企画・運営に多大なるご尽力をいただきました学校運営協議会の皆様、PTA本部役員の皆様、そしてブースの出展によりこの会を盛り上げていただきました保護者有志の皆様、子どもたちにグラウンドゴルフの楽しさを教えていただきました各地区老人会の皆様、本当にありがとうございました。心より御礼を申し上げます。行き届かなかった点が多々あったと思いますが、何とぞご容赦ください。
2学期も残り1か月。子どもたちの輝きをもっともっと引き出せるよう、さらに努力してまいります。(写真は活動の一端です。すべてご紹介できず、申し訳ありません。)
11月14日(木) 「いよいよ明日、つながりの日です!」~子どもたちと共にお待ちしております~
写真は11月の全校朝会で私が提示した「つながりの日」の目標です。今日のお昼の放送で、もう一度、「めざす姿」を確認しました。
進んであいさつ はきものをそろえる 感謝の心でおもてなし
★進んであいさつをすることは、来ていただいた方を明るい気持ちにすることにつながります。
★はきものをそろえることは、自分がしたことに最後まで責任をもつことにつながります。
★感謝の心をもつことは、自分たちが楽しむだけでなく、来ていただいた方を大事にすることにつながります。
この3つの姿が、いろんなところで輝くことを期待しています。今のところ、雨は昼からは上がりそうな予報です。子どもたちの「てるてるぼうず」が力を発揮したのでしょう。明日はどうぞよろしくお願いします。
11月13日(水) 「一つひとつに思いを込めて」
ブースの受付コーナー
ブースの案内札
参加者へのプレゼント
ようこそ、いらっしゃい!
恐怖のおばけ屋敷
金曜日、天気になあれ!
「目に映る すべてのものがメッセージ」という歌詞があります。今日校内をめぐりながら、まさにそのことを実感しました。まさに、一つひとつの掲示に、一つひとつのプレゼントに、子どもたちのメッセージがこめられています。
「やりたいこと」を実現しようとする子どもたちは、とても集中しています。作業が遅れていたり、出し物がうまくいかなかったりしている子を周りが助けようとしています。それが自然にできている様子を見ながら、このイベントの価値をあらためて感じています。
いよいよ残り1日。みんなで盛り上げます!
11月12日(火) 「校内作品展 準備完了!」
つながりの日でオープニング・エンディングの会場となる体育館に、子どもたちが一生懸命描きあげた作品を展示しました。
じっと見ていると、どの絵にも子どもの思いがこもっています。どんな気持ちで描いたのか、きっとご覧になった皆様にも伝わる-そう信じています。
天気予報だけが気になりますが、今朝登校してくる子の中に、早速てるてるぼうずを作って持ってくる子がいました。その健気な姿、その思いが天に通じますように…と願うばかりです。
11月11日(月) 「つながりの日 紹介掲示」
児童玄関の掲示です。オープニングでの「ステージ発表」、第2部での「ブースの出展」、エンディングでの「出し物」など、誰がどんな「やりたい」を披露し、楽しませてくれるのか、一目瞭然です。
この掲示を見ながら、「このブースに行ってみたいな~」「今年は絶対○○を体験したい」など、子どもたちの参画意識も高まっています。
若干天気が心配ですが、みんなのやる気で雨雲を吹き飛ばしましょう。
11月 8日(金) 「動く3つの掲示」
1年 口がパクパク動きます!
2年 はんたいことば①
裏返すと…
3年 表から見ると…
裏返すと…
昨日来校された評価委員のみなさんが、写真の「動く掲示」に釘付けでした。またそれは、この掲示に触れた子どもたちも同様でした。 掲示を裏返すと反対言葉や違う図が姿をあらわす…。そのおもしろさに触れ、何度も掲示物を動かしながら変化を楽しむ様子が見て取れました。
来週はいよいよつながりの日です。このような掲示物もぜひごらんになっていただきたいと思います。
11月 7日(木) 「みかんの香りと共に」~3年社会科見学~
うまそう~
大事にもっていこう
香りとかがやき
私たちのくらしを支えるさまざまな仕事。3年生の社会では、それぞれの仕事に携わる人の思いや生き方に触れるとともに、仕事をする上での工夫や私たちのくらしとのつながりを学びます。
本日は、小迎地区の北川様にご協力をいただき、ミカン畑の見学と収穫を通し、農業に携わる人の思いや仕事をする上での工夫について学ばせていただきました。たくさんのみかんを抱え、そのさわやかな香りと共に笑顔で帰校する子どもたち。すばらしい体験をさせていただいたことに、深く感謝いたします。本当にありがとうございました。
11月 6日(水) 「13名の応援団」~地区評価委員さんの訪問~
6年生の参観の様子
本日、13名の地区評価委員さんが来校され、児童の学習の様子や学校全体の教育環境について見ていただき、たくさんの貴重なご意見をいただきました。その中で強く実感したのは、どの学校の児童であっても、変わらず深い愛情をもって見守り、応援してくださっていることです。それは、以下に抜粋するご意見を通しても感じられるのではないかと思います。
○どの学級も積極的に授業に取り組んでおり、とてもよい雰囲気でした。先生方も子どもたちも明るく教育活動に取り組んでいることが伝わってきました。
○前回の訪問より子どもたちが落ち着いていると感じました。子どもたちの成長を目の当たりにし、幸せな気持ちになりました。
○道徳の授業で他人を思いやる心が育っているなあと感じました。将来そのままの心をもって成長してほしいです。
評価委員の皆様のご意見を今後の学校づくりに生かしていきます。本日はご来校誠にありがとうございました。
11月 5日(火) 「緊急事態に備えて」
本日は「津波防災の日」。西海市においても「緊急地震速報」に基づく避難訓練が行われました。ただ、防災無線の音量が思ったより小さく、対応できない学級もあったので、かろうじて放送が聞こえた3年教室で訓練を行いました。
一学期の訓練では、「しまうま」の合言葉を伝えました。
し…しゃがむ(姿勢を低くする)
ま…まもる (特に頭部を守る)
う…うごかない(揺れが続いている間は動かない)
ま…まつ(揺れが収まるのを待つ、次の情報を待つ)
今日は、ただ机の下に隠れるだけでなく、机の脚を手で内側から持つことの重要性を伝えました。このような非常事態はないことが一番ですが、起こった時に自分で考えて行動できる知識と行動力を育てていきたいと思います。
11月 1日(金) 「いよいよあと半月です!」
ブース参加者への景品づくり①
ブース参加者への景品づくり②
ダンスの練習
みんなで合奏の練習
学校便りでも触れましたが、11月15日開催の「つながりの日」まであと半月となりました。2学期も折り返し地点を過ぎ、「ぐ~んと伸びる11月」です。
さて、昨日の全校朝会では、この「つながりの日」を行う意義やこの行事を通して、北小っ子のどんな力を育ててほしいかについて話をしました。子どもたちの「やりたいがあふれる」この行事。ただ、この行事は、保護者や地域の皆様の多大なる協力なしには成り立ちません。そのことへの感謝の気持ちを決して忘れず、誰もが気もちよく交流できる行事にしたいと願っています。
昼休み、校内各所において、子どもたち一人ひとりが、この日に向けた準備や練習を着実に進めています。そして、目標に向かうその姿は、実に輝いています。今まさに伸びるとき。「あいさつ・はきもの・おもてなし」の三つの心を育み、人間的な成長につなげたいと思います。
10月31日(木) 「うれしかったこと」
※写真はイメージ
保護者、地域の皆様からいただく情報は、時に子どもたちへの指導を要すること、教職員がしっかり戒めなければいけないこともありますが、それ以上にうれしいことの方が多いです。今日いただいた情報も、たいへんうれしいものでした。
その情報は次のようなものでした。「今朝、何人かのお友達が校門のところで鉢合わせをしたのですが、そこに別のお友達が近づき、通り過ぎようとしたとき、「おはよう、一緒に行こう!」「今日、一緒に図工をしようね」などと明るく声をかけ、みんなで輪になって笑顔で一緒に登校したんですよ。本当に心温まる出来事でした。」
私が校内の高所を掃除しているときも、「校長先生、手伝います」「バケツの水を変えてきましょうか?」「けがをしないようにしてくださいね」などと、優しい言葉をかけてくれる子がたくさんいます。今日の全校朝会では、そのことを「北小っ子のよさ」として、全校児童に伝えました。
こうした「北小っ子のよさ」を存分に発揮できるのが「つながりの日」だと考えています。「あいさつ・はきもの・おもてなし」をスローガンに、これからの2週間を過ごしていきます。
10月30日(水) 「あいさつの三徳」
「あいさつの三徳」…この名の付いた石碑が、平戸市立津吉小学校にあります。このことを、私は「長崎っ子に贈る50の話」という本の中で知りました。この碑は、かつて津吉町に赴任され、子どもたちにあいさつの大切を教え、町の人に「おはようおじさん」として親しまれた、故 角田実(つのだみのる)氏をたたえて建立されたそうです。
1 気持ちのよいあいさつは相手の心を明るくする
2 気持ちのよいあいさつをする人は誰からも好かれる
3 気持ちのよいあいさつをすれば自分の心も豊かになる
さて、現在北小でも生活委員会を中心にあいさつ運動を推進しています。各学年の目標は写真の通りです。よく見ると、「笑顔で」「元気に」「自分から先に」「相手の名前を付けて」などの大切なポイントが記されています。この目標に向かえば、きっと北小を明るい空気が包み込むと考えます。
つながりの日では、積極的なあいさつを通して、児童自らが来校された皆様と交流のきっかけを作ることができるよう、11月はあらためてあいさつ運動に力を入れていきたいと思います。
10月29日(火) 「科学の目」
科学とは自然界で起こるさまざまな事象について、その法則性を明らかにしていく学問であると言われます。昨日参観した5年生の理科では、「水に溶けるものの量には限りがあるだろうか?」というめあてで学習が行われていました。決まった量の水に、5gずつ食塩を溶かしていく場面でした。
「もっと溶けるはず…」と、かたくなに信じる児童は、必死で混ぜ続けます。中には両手で包み込み、温めている児童もいました。「水温を上げればもっと溶けるはず」と予想し、はっきりさせようと思ったのでしょう。どうなるかを予想し、調べ、結果を導き出す…。まさに「疑問」や「好奇心」が学習を深めるきっかけをつくることを実感しました。
さあ、水温を上げるととける量は増えるのでしょうか?食塩とミョウバンの溶け方の違いは?さらに学びが深まりそうです。
10月28日(月) 「おかえりなさい」
休日明けの学校。 朝の読書の時間、 校内を包み込む静寂。 秋のさわやかな気候が子どもたちの心の落ち着きにつながっているようです。 勉強、スポーツ、お手伝い...。 何をするにも心地よい風が後押ししてくれる季節になりました。
さて、本日、1年担任の山田先生が当初の予定通り復帰されました。そのうれしさの表れでしょう、秋の生物を観察し、スケッチする1年生の姿もとても生き生きしていました。
また、連絡帳を通じて寄せられた保護者の皆様からの「おかえりなさい」メッセージも、山田先生の大きな励みになったようです。あたたかいお心遣い、本当にありがとうございました。
これから日に日に秋も深まっていきます。 時間帯によっては、朝夕は気温も低くなりますので、衣服の調整ができるよう、登校前の衣服のチェックもよろしくお願いします。
10月25日(金) 「タングラムに挑戦!」
タングラムとは、正方形の板を七つの異なる形に切り分け,それを組み合わせていろいろな形をつくるパズル のことです。2番目の写真にあるように、この7枚を組み合わせると、「こんな形、本当にできるの?」というような信じられない形ができます。実は、北小の子どもたちは図形の学習に課題があります。そこで図形をくっつけたり、回転させたり、ひっくり返したりしながら、学習の素地となる感覚を育ててほしいという願いをもとに、このようなコーナーをつくりました。
一つの形を完成させるには、考える力だけでなく、根気が必要です。何度となく足を運びながら、そして図形とにらめっこしながら、やっと完成させることができたときのうれしそうな表情…。進んで取り組むその姿を何よりうれしく感じています。
今日、12ある課題の中から、5つ以上完成させた児童が3名出ましたので、表彰を行いました。次に続くお友達もたくさん出てきそうです。挑戦を心待ちにしたいと思います。
10月24日(木) 「この一行に逢いにきた」~図書委員会の発表~
全国的な取組である「読書週間」。10月27日(日)から11月9日(土)まで実施されます。今年度のスローガンは「この一行に逢いにきた」。誰しもすてきな本、すてきな一行との出会いで、励まされたり、支えられたりした経験があるはずです。この週間に合わせ、西彼北小学校では11月1日から30日までを読書月間と定め、図書委員会を中心に、読書活動の推進を図っていきます。そのことの周知も含め、今日の児童集会では図書委員会による発表が行われました。月間中の「読書ビンゴ」への取り組み方や多読者の表彰、読書クイズなど、読書意欲をくすぐる発表はたいへん充実した内容でした。読書月間では、きっと目を輝かせながら図書室に足を運ぶ子どもたちの姿がたくさん見られるようになると信じています。すばらしい本とたくさん出会ってほしいなと切に願うばかりです。
10月23日(水) 「かけ算の意味」
一箱にお菓子はいくつ?
算数のアイテムが使えないかな
図に表して考えてみよう①
図に表して考えてみよう②
今日の授業の導入場面。「買ってきたお菓子を北小の先生方に配りたいけど足りるか心配…」と不安げに話す担任の先生。「先生、一箱にいくつ入っていますか?」「先生、何箱買ったのですか?」と、これまでのかけ算の学習を生かし、大切な情報を集めようとする2年生。1箱に6個入ったお菓子を4箱買ってきたことを知ると、すぐに「6×4」という式を全員納得のもとでつくり上げた2年生。ただ、かけ算九九はまだ身に付いていません。よって、次に、どうやって計算すればよいか、一人ひとり真剣に考えていきました。
これまでの算数アイテムの中から、「ブロック」や「○図」を用いて、自分の考えをつくっていく子どもたち。図をかいて答えを求めた後は、友達との意見交換です。どうやって計算したか、それぞれの考えを全員で共有しながら学習のまとめを行っていきました。
終始やる気をもち、瞳を輝かせて学び続けた2年生。かけ算の意味をしっかり理解し、これからの学習に自信をのって挑みます!
10月22日(火) 「心に響く歌声」
心に響く歌声。「響」…この文字には「(故)郷」と「音」が含まれています。ふるさとの美しい自然に囲まれ、幼少期より海の打ち寄せる音や竹の鳴る音、風の走る音を聞いてきた西海っ子には、たいへん豊かな情操が培われてきたと考えます。
その情操が見事な表現力につながる「西彼祭」。今年も参加させていただきました。この数分間の発表のためにどれだけたくさんの努力を重ねてきたか、そしてその練習を通し、どれだけ学級のつながりを深めてきたか、ひしひしと伝わる時間となりました。北小の卒業生が大活躍だったこともたいへんうれしく、帰校してすぐに全職員に伝えました。
自分が中学生だった頃が恥ずかしくなるくらい、まっすぐで誠実な姿に今年も感動の連続でした。11月15日、つながりの日。今度は小学生の番です。
10月21日(月) 「回れ!どんぐりゴマ」
今日の昼休み、校内の様子を見て回っているとき、1年生の男の子が手作りの「どんぐりゴマ」をもって笑顔で走ってきました。「校長先生、よく回るから見ていてください。」と、勢いよく回す姿を見守りながら、「い〜ち、に〜、さ〜ん…」と何秒回り続けたか、一緒に数えました。
何度かそれを繰り返した後、「校長先生、このコマあげます!」と、その子が惜しげもなく大切なコマを差し出しました。その気持ちはとてもうれしかったのですが、自分で作った大切なコマです。「もっと回るように工夫したり、おうちの人に見せたりするんじゃないと?自分で大事にもっとかんね。」と諭すと、しかたなく自分のポケットにしまいこんでいました。
「もらっとけばよかったのかな…」と妙に気になりながらも、その子の純粋な思いに心が和んだ昼休みとなりました。
10月17日(木) 「西海市の仲間と共に~小体会~」
複数の教員による応援メッセージ
在校生に見送られて
全力疾走100m
新種目50mハードル走
盛り上がった女子400mリレー
1年生がつくってくれた応援旗とともに
西海市の6年生が一堂に会し、力と技を競い合うことを通して、親睦を深める小体会。北小の6年生も、在校生や先生方の温かいエールに後押しされ、2種目(100m走と希望種目)に全力で挑みました。
開会式での大会会長からの言葉。「全力を尽くす」「心から応援する」「感謝の心をもつ」の3つは、小体会だけでなく、これから生きていく上での重要な基盤になると思います。ずっと大切にしてほしい言葉です。
この小体会への取組を通して、運動の楽しさや喜びだけでなく、負ける悔しさ、うまくいかないことへの挑戦など、豊かな経験ができたと感じています。
ご多用の中、温かく応援してくださった保護者の皆様、本当にありがとうございました。子どもたちからも「応援ありがとう!」の言葉がきっと伝えられると信じています。
10月16日(水) 第2回「つながりの日」実行委員会
「つながりの日」でブース出展やステージ発表を希望する児童・保護者・地域の方々がおおよそ出そろいました。この交流イベントの趣旨にご理解いただき、主体的に参画してくださっていることに心から感謝を申し上げます。昨日は、オープニングからブースめぐり、エンディングに至るまでの具体的な流れや各ブースの出展内容・場所について話合いました。昨年度とは違った出展内容があったり、新たなアイディアが出されたり…さらにバージョンアップした一日になりそうです。期待に胸がふくらむ時間になりました。
内容については、不確定な部分もあるので、まだお知らせはできませんが、昨年同様チラシの作成も行い、ご家庭にも地域にも配付する予定です。昼休みを中心に、「やりたいがあふれる」子どもたちの地道な練習・準備が行われており、子どもたちのやる気・活気が学校中にあふれています。
10月15日(火) 「学習の様子に関するアンケート」
子どもたちが日々の学習にどう向き合っているのか、また学校だけでなく、家庭学習の状況はどうか…それらの現状を把握するために、全市的なアンケートを行っています。写真は、そのアンケートに答えている2年生の様子です。
全20項目に及ぶアンケートですが、クロームブックを用いることで、2年生も抵抗なく回答することができていました。(Google フォームを用いて)
「○○の学習は好きですか?」
「家庭学習をするときに、自分で計画を立てて学習をしていますか?」
「ふだん一日当たりどのくらい読書に取り組んでいますか?」
これらの例からもわかるように、学校としても子どもたちの学習の様子を知る上で非常に貴重な資料となります。結果がわかりましたら、保護者の皆様とも共有したいと思います。
10月11日(金) 「動き始めています!」~11.15 つながりの日に向けて~
昨日、昼休みに校舎を回っていると、あちこちで「つながりの日」に向けた動きが始まっていました。4年生教室では、動画に合わせて、息もぴったりのダンス、2階廊下では、ルービックキューブの練習。ある学年は、授業で学んだことをまとめ、発表するようです。誰に言われるでもなく、自ら進んでステージ発表やブースの出展に応募し、やりたいがあふれる前向きな姿はとても輝いています。
また、保護者の方が出展されるブースも昨年度とは違ったものもあり、さらに楽しい時間が過ごせそうで今からワクワクします。来週には第2回目の「つながりの日 実行委員会」が開催されます。まだまだ確定していないことも多いですが、実行委員の皆様と協力して、みんなが輝くイベントにしていきます。
10月10日(木) 「われら探検隊」~2年生まちたんけん~
やる気満々、出発の様子
さあ、チームワークで探検だ!
見事な秋晴れのもと行われた2年生のまちたんけん。学校周辺の施設やお店で働く人たちにインタビューをしながら、自分たちのくらしがどのように支えられているか体験的に学ぶ学習です。保護者の皆様のご協力を得たおかげで、それぞれの班が自分たちの立てた計画に沿って見学することが可能となりました。ご多用の中、ご協力いただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。
私は出発の様子だけしか見守ることができませんでしたが、「わがまち」について、どんな発見や気づきがあったのか、見学後の振り返りやまとめを楽しみに待ちたいと思います。
10月9日(水) 「秋となかよし」
突き抜けるような青空の下、1年生が外で学習をしています。近づいてみると、かごの中に「すみか」をつくっています。そうです。コオロギのすみかです。たまごの紙パックやえさとなるキュウリ、そしてふかふかの枯れ葉などを上手に使って一生懸命作業をしています。「校長先生、ここが滑り台で、ここで寝るんです」などと、コオロギの暮らしやすさをイメージする優しさが伝わってきてうれしくなりました。命あるものを責任をもって育てる中で、きっといろんな気づきがあることでしょう。
その横では、4年生が体育でキャッチボールをしており、思いの外、女子が上手にボールをさばいていました。将来、名選手が生まれるかもしれません。
10月8日(火) 「うれしかったこと」
3年生の自学ノートです。大好きな恐竜の特徴や生態について調べたことをまとめています。「なぜ大きな羽をもっているのか?」「どうやって獲物を捕らえるのか?」など、自分なりの疑問をもって調べている点がすばらしいです。もし、学校便り(10月号)や現在展示している私の小学生の頃の家庭学習ノートが少しでもヒントになっているとしたら、これ以上の喜びはありません。よいことはどんどん広げていきたい-そう強く思います。おそらく、他の学年の中にも、すでに創造的な内容で家庭学習に取り組んでいる児童がいるはずです。そんな個性あふれるがんばりを、今後も見つけていきたいと思います。
※ PTA役員の皆様、本日の評議員会、本当にお疲れ様でした。
10月7日(月) 「町民運動会!」
保護者の皆様、昨日の町民運動会、本当にお疲れ様でした。私はただただ子どもたちや保護者の皆様、そして町民の皆様のはつらつとした姿を拝見しながら、たくさんの元気をいただきました。また、大島西小時代、輪回しのリレーでテントの後ろまで転がってしまった時の悪夢!?もよみがえりました。
年齢は関係ない!何より、地区のために体をはる姿が輝いて見えました。朝から子どもたちが語る地区での「あがり」の様子から、昨夜は大いに盛り上がったこともわかりました。
かつての教え子や保護者からもお声をかけていただき、楽しいひと時でした。筋肉痛は大丈夫でしょうか??
10月4日(金) 「つながり」
昨日、修学旅行から帰ると、1階の掲示板に「修学旅行 中継コーナー」がありました。在校生は時系列で貼られていく6年生の写真を見ながら、「いいなぁ」「楽しそうだなぁ」「早く行きたい!」と口々に話していたそうです。また、6年教室の黒板には、他の学年からの「おかえりなさい」メッセージがびっしりと書かれ、今朝は6年生の輝きをまとめた動画(教頭先生制作)を登校してきた児童が見入っていました。
この光景は、決して当たり前のことではありません。自分たちの学年以外の活動の様子を共有することで、異学年間の会話も弾みます。また6年生の活躍や輝きをみんなが知ることで、リーダーへの憧れや尊敬が生まれます。北小の「つながり」が、この3枚の写真から見て取れます。
だいぶ気候も涼しくなりました。秋本番、勉強・スポーツ・お手伝いに全力で取り組むにはもってこいの時期です。
↑上部をクリックしてください。修学旅行の特設ページにとびます。
(子どもたちの活動の様子についてできるだけリアルタイムでお届けします。)
10月1日(火) 「6年生と共に いざ出発!」
いよいよ明日から修学旅行。これまで数多くの修学旅行に行きましたが、まちがいなく言えることが一つあります。それはこの2日間を通して、一人ひとりが大きく成長するということです。2日間共に過ごせば、いろんなハプニングや困りごとが発生します。実はそんなときこそ、人間の真価が問われます。人のやさしさを一番感じるのは、そんな危機に直面したときです。誰かが具合が悪い時、友達同士けんかになりそうなとき、誰かがルールを破りそうになった時…お互いに支え合える仲間でいてほしいーそう願います。
昨日、わずかな時間でしたが、6年生に心をこめて事前指導を行いました。誰一人悲しい思いをすることなく、そして誰一人けがをすることなく帰校できるよう、2日間しっかり子どもたちをサポートします。移動中の車内でちょくちょくブログを更新したいと思いますので、上部の特設ページをのぞいていただけるとうれしいです。
9月30日(月) あなたの『やりたい』を募集します!
今日からつながりの日の募集が始まりました。1階の廊下には、参加者募集のチラシが掲示されています。そのチラシには…
「さあ、勇気を出して。あなたが主役です。」 と書かれています。
北小のみんなで、このイベントを盛り上げるために、今年はどんな「やりたい」が集まるでしょう・・・。今からとてもワクワクしています。
また、このスローガンのように、学習(授業)においても、一人ひとりが勇気をもって発表し、進んで学ぶ姿勢を育てていきたいと思います。明日からはいよいよ10月。気候も良くなり、学ぶにはもってこいの季節です。
9月27日(金) 「命いっぱいの秋」
少し暗くなった頃、校長室の外から鈴虫の鳴く声が聞こえてきます。日中は相変わらず暑いものの、夕方、少し涼しくなってきた頃の虫の音は、本当に心が癒されます。時が経ち、寝床に着くころには、さらに虫たちのにぎやかな合唱が響いてくることでしょう。
さて、運動場の周囲の草むらにも、秋の命がいっぱい。バッタにトンボ、トカゲにチョウチョ。つかまえた虫をそっと草むらに解き放す姿からは、命の重みを感じている様子がうかがえます。「蛇が出ませんように」といつも願いながら、子どもたちの様子を見守っています。
命いっぱいの秋。生命にふれながら、そして命の尊さを感じながら、心を育てる秋にしたいものです。
追伸:昨日、山田先生の手術が無事終わったとの連絡がありました。ご安心ください。
9月26日(木) 「考えることを楽しもう!」~全校朝会での授業~
こう読めば暗号が解読できる!
ねぇ、こんな風に考えたらどうかな?
この形をつくってみようよ!
今朝の全校朝会。3つの問題をもとに短い授業をしました。テーマは「考えることを楽しもう!」。どの問題もひとひねり、ふたひねりぐらいしないと、答えが見つかりません。いつもは難しい問題に出会うと、「え~、わからん」とか「めんどくさい」とか言ってあきらめがちな子どもたちですが、今日の問題には前のめりになって向き合いました。二番目の写真には、問題を指さしながら、お互いの考えを積極的に伝え合う姿が映っています。まさに考えることを楽しむ姿です。自分なりの解決方法を深く考えたり、優れた友だちの考えにふれたりすることで、新たな見方や考え方を発見し、高まっていく姿がとても輝いていました。
朝会の後、これらの問題を校長室横のホワイトボードに掲示したところ、たくさんの子どもたちが問題に取り組んでいました。「えっ、何で答えが1になるの?」「この暗号、どうやったら解読できるの?」「7枚の図形で本当にこんな形がつくれるの?」・・・こんな会話がとてもうれしかったです。
9月25日(水) 「いよいよスタート!」~つながりの日 第1回実行委員会~
昨年度の様子の視聴
盛り上がった協議
新たな意見、新たな「やりたい」
昨夜、「つながりの日」に向けた第1回実行委員会が開かれました。昨年度の案を基本にしながらも、新たな意見(「やりたい!」)も出され、協議は大いに盛り上がりました。ただ、ある委員の次の言葉が重く心に響きました。「孫も親類もおらず、本当の意味で学校とどうつながっていくかが去年から私に課された宿題だった。」
今年は、その反省を生かし、学校側からのアプローチ、そして子どもたちによる地域の方々への声かけ・働きかけにも力を入れながら、みんながこの「つながりの日」に気軽に足を運んでもらえるような気運をつくりたいと強く思います。
どんな「やりたい」があふれる一日になるか、今からとても楽しみです。
9月24日(火) 「温かい言葉」
先日文書でお知らせいたしましたが、明日から1年担任の山田晶子先生が、医師の判断により、手術・療養に入られます。少しお話を聞いてみると、児童のみならず保護者の皆様からも数多くの温かい言葉をいただいたとのこと。下校前には、5年生が「元気で戻ってきてください」とみんなでエールを送る場面も見られました。他の学年の子どもたちも、いろいろな形で山田先生に言葉をかけていました。皆さんのやさしさがきっと山田先生の力になると信じています。
※ ご案内です。27日(金)17時まで大串郵便局で「アイディア貯金箱」の展示会が行われています。ご都合のつかれる方はぜひ足をお運びください。
9月20日(金) 「ミシン考」
今日は6年生がナップザックを製作する授業場面に出くわしました。ボタン一つでいとも簡単に折り返し縫いをやってのけるミシンのすごさに感動するとともに、自分が小学生の頃をふと思い出しました。
「そういえば、自分たちが使っていたミシンはペダルを踏んで動かしていた!!」
足踏みミシンと呼ばれるそのミシン。さすがにボタン一つで折り返し縫いはしてくれませんでしたが、足踏みをする速さ・強さによって縫う速さを調節できるというよさもありました。
心をこめて作ったナップザックが、もうすぐ行われる修学旅行で大活躍すること、まちがいなしです。
9月19日(木) 「北小のくらしをつくる」~生活委員会の発表~
掃除のルールをクイズ形式で
黒板そうじの秘訣
ぞうきんの絞り方をみんなで確認
「凡事徹底」という言葉があります。当たり前のことを徹底してやるという意味です。今日は、生活委員会が作成したクイズや画像をとおして、床の掃き方、ぞうきんのかけ方、黒板の消し方など、全校でしっかり確認ができました。
1年生は、この発表が終わった後、実際にぞうきんの絞り方を体験したそうです。床を磨けば心も光る。学校中がピかピカになる日が楽しみです。
9月18日(水) 「1か月に読む本の数」
今年の夏休み、子どもたちはどれくらい本を読んだでしょうか?
昨年度の調査で、1か月に読む本(電子書籍は含む。雑誌・漫画は除く)の数について、「読まない」と回答した人が62.6%と初めて半数を超え、過去最多となったことが今日の新聞に取り上げられていました。よくよく省みると、私自身、どうしてもPCやスマホをさわる時間が長くなっているなと反省するところです。皆さんの家庭においてはいかがでしょうか。
しかし、この記事に反して、本校ではうれしい光景も目にします。それは職員室前や図書室の入り口に置いている「こども新聞」を読み入る子どもの姿を見ることです。「先生、○○って知ってますか?」と記事について深く尋ねてくることもあります。その子にとって、新聞が世界を知る情報源になっているのです。また、西彼図書館からの移動図書の日には、本を借りる子で渋滞ができるほど、読書に親しもうとする姿も見られます。
そんな子どもたちの読書に向かう気持ちを伸ばすために、たまにはテレビ、パソコン、スマホなど、すべてのメディアから目(手)を離し、家族みんなで読書にふける時間をつくるのもよいかもしれませんね。
9月17日(火) 「そうじの広さは心の広さ」
2学期の重点目標の一つに「掃除」があります。
掃除を語るとき思い出すのが、私がこれまでに出会ってきた先輩教師の教えです。
● 「そうじの広さは 心の広さ」
● 「速さ」と「すみずみ」
● 「やさしさは美しさの中ではぐくまれる」
すべての言葉に根拠があり、子どもを指導する際のポイントでもあります。
さて、今日は縦割り掃除開始に向け、班別に集まり、役割分担や掃除の仕方の再確認を行いました。2学期は、掃除を通した美しい環境づくりを徹底していきます。ぜひご家庭でも身のまわりの整理や家の掃除に積極的に取り組ませてほしいと思います。それがきっと将来生きて働く力となります。
9月13日(金) 「自分への挑戦」~小体会に向けて~
いろんな体勢からのスタート練習
スタートダッシュは一歩目から
力強い走り
小体会まで約1か月。今日から練習がスタートしました。まずは熱中症アラートとにらめっこ。外での練習は難しいと判断し、室内での練習に切り換え、「走」の運動を中心に行いました。
長い人生、基礎体力が未来を生き抜く力となります。進んで体を動かすことの楽しさ、そして自分の記録を伸ばす達成感を実感させながら、主体的な取組につなげていきたいと考えています。
1か月後の変容が楽しみです。
9月12日(木) 「幸せな自立のために大切なこと」
姿勢の美しさは心の姿
顔つきまで変わった充実の90分間
さわやかな挨拶 元気な返事
昨日は「生き方講座」として、昨年度に引き続き、社員教育接遇マナー研究所代表 俵 純子先生を講師にお迎えし、6年生を対象に講義をしていただきました。
俵先生が発する一言一言、そのすべてが胸に響きました。6年生もその言葉の力に心を磨かれ、導かれるようにお話に聞き入り、その心の変化が姿勢や声となって表れていました。これからたくさんの人と接し、人と共に生きていく中で、礼儀やマナー、笑顔がとても大事であることを、子どもたちは体験しながら学んでいきました。素直な心で謙虚に学び続ければ、人は必ず変われる!! そんな俵先生の心からのエールがいつまでも余韻として残りました。
「人生は習慣の織物である」-この言葉の重みをあらためて実感した一日。俵先生、本当にありがとうございました。
9月10日(火) 「日本全国めぐる旅」~桃太郎電鉄 教育版の活用を通して~
久しぶりにお会いした尾畑先生
グループで協力して調べる様子
桃太郎電鉄(※以下、桃鉄)…お聞きになった方もきっといると思います。鉄道をモチーフにしたゲームです。今日は長崎県PR戦略課、長崎県教育庁、西海市教育委員会より計3名を迎え、このゲームの「教育版」を活用した社会科の授業(4年生)を参観していただきました。(地理に強くなる教育ソフトです)
授業では、地名に関する穴埋め問題を順番に解いていくと、暗号が解読できるという仕掛けがなされていました。正しい地名を見つめるために、子どもたちは桃鉄を使って、日本全国を巡る旅に出かけました。
一つひとつ穴埋め問題の答えを見つけていく4年生。最後にすべての問題の答えが見つかり、暗号が解けたときには、クラス中に大きな歓声が上がりました。子どもたちが生き生きと学ぶ様子を見て、私も心躍る一時間でした。
9月9日(月) 「くらしを整える」~学年の取組をとおして~
本校では、学校保健委員会の活動の一環として、各学年で年間テーマを設定し、暮らしを整える取り組みをしています。
本日、各学年の実施カードを拝見しましたが、どの学年にも児童の意欲化を図るような工夫がなされており、取り組みやすいなあと感じました。
さて、2学期がスタートして一週間が過ぎましたが、子どもたちの暮らしの様子はいかがでしょうか?朝は自分から起床できていますか?夜は自分から床に就いていますか?「じりつ」する2学期にするために、ぜひ充実した取組にしていきましょう。
★ 実施期間は、9月12日(木)から18日(水)までです。
9月6日(金) 「疑問が学びを深める」
本日、出張で不在でしたので、先日の4年生の授業の様子を紹介します。国語の「忘れもの」という詩の授業でした。
≪以下、詩の冒頭部分≫
入道雲にのって
夏休みはいってしまった
「サヨナラ」のかわりに
素晴らしい夕立をふりまいて
詩を読み終わった子どもたちは、「えっ、入道雲ってどんな雲?」、「なんで入道雲っていうのかな」「夕立って何?」…次々に疑問を口にしましたが、担任はあえて説明せず、子どもたちがさらに調べてみたくなるような言葉かけをしていました。きっと子どもたちも解決への意欲をもったはずです。
ちなみに、「入道雲」の由来について知ると、きっとびっくりすると思います。
『疑問が知識を啓き、好奇心が未知を開く』…子どもたちの疑問や好奇心を引き出す授業づくりをしていきたいと思います。
9月5日(木) 「瞳かがやく授業参観」
「よくこの違いに気付いたね!」
「私は③の考え方です。理由は…」
「きつね色のホットケーキ、おいしそう…」
本日は「授業参観」を始めとして、学級PTA、学級レクレーション、給食試食会、夏休み作品展と、長時間にわたり子どもたちと深くかかわっていただき、誠にありがとうございました。特に学級評議員さんにおかれましては、さまざまな準備へのご尽力に心から感謝いたします。
私は、各学級の授業を参観しながら、視線を上げ、瞳を輝かせる子どもたちの姿が強く印象に残りました。新しく学ぶことに反応する顔の表情も豊かで、時折見られる笑顔も学級を明るくしていました。
学級レクレーションでは、ちょっとしたハプニング等もありましたが、保護者の皆様の支えのおかげで最後までやり遂げることができ、子どもたちにとってもかけがえのない時間となりました。
みなさまの温かい眼差しに見守られ、よいスタートができました。
9月4日(水) 「力作がいっぱい」~夏休み作品展~
体育館に力作がそろいました!何より一つひとつの作品に込められたアイディアに触れることが楽しくてたまりません。
○五輪にちなんだ貯金箱。五つの輪の色別に、貯金する硬貨を分けています。
○鍾乳洞の研究。西海学で行った七ツ釜鍾乳洞での学びを発展させて、日本三大鍾乳洞について研究しています。
○初めて路線バスに乗った体験。時刻を調べる段階から目的地にたどり着くまでのプロセスをまとめたドキュメント。
以上、作品例を3つだけ紹介しました。他にも見応えのある作品が目白押しです。明日の授業参観の折、少しだけ足を延ばしていただき、子どもたちのすばらしいアイディアと努力にふれていただきたいと思います。
9月3日(火) 「未来につながるパスポート」
実際のキャリアパスポート(3年)
今日の2時間目、3年生が真剣に一枚のプリントに向き合っていました。「キャリアパスポート」です。項目の一つに「将来の夢」があります。「夢を見るから人生は輝く」という言葉もありますが、未来の目標をもつことは生きるエネルギーになります。
特徴的だったのは、オリンピックの影響からか、将来の夢に「スポーツ選手」を書く子が多くいたことです。特に男子の『バレーボール選手』が目立ちました。一時期の低迷が嘘のように、あれだけのスター選手と、あれだけの躍動を目の当たりにすれば、きっと子どもたちの心にも熱い感動がもたらされたはずです。
「みんなのためにがんばりたいこと」の欄に、「あいさつでみんなを笑顔にしたい」という言葉を見つけたときには、心の底からうれしく思いました。
明後日は授業参観です。子どもたちが2学期、どんな目標に向かおうとしているのか、ぜひ掲示物にもご注目ください。
9月2日(月) 「2学期のスタート!!」
「おはようございます!」-今日の気持ちを表すかのような、いろんなトーンの挨拶。朝から迎える子どもたちの様子は、まさに十人十色でしたが、夏休み中に大きな病気やケガもなく、元気に2学期のスタートができたことを何よりもうれしく思います。保護者の皆様、夏休み中の見守り、励まし、誠にありがとうございました。
2つの「じりつ」を目指そう!
上:ジュネル先生
下:転入生の中里さん (5年)
2学期の決意
最初に新しいALTのジュネル先生と転入生の中里さんをみんなで迎え入れ、第2学期の始業式を行いました。
私からは、学校便りにも示したように、「じりつする2学期」という大目標に向かって心をひとつに努力していこうという話をしました。
その後、児童代表の2名が2学期の目標を発表しました。苦手なことにも挑戦したいという思いや何事にも自分から進んで取り組み、やりたいがあふれる学校をつくりたいという力強い思いが語られました。きっと北小っ子の心にもスイッチが入ったと思います。
新しい気持ちでのスタート。心と体を整えるために大事な一週間です。
8月9日(金) 「大きな平和は小さな平和から」
久しぶりの登校日。挨拶を交わす子どもたちの表情も様々です。
「わたし、宿題ぜ~んぶ終わった!」と笑顔で話す子もいれば「あんまり宿題終わってない…」とうつむき加減に話す子もいます。後者の子には「元気に登校できたことで120点!」と励ましのエールを送りました。
さて、今日は県民祈りの日。暑さや感染症の対策のため、リモートで「平和集会」を行いました。
朝の黒板へのメッセージ
教職員による読み語り「かわいそうなぞう」
真剣に参加する6年生の姿
大きな平和は小さな平和から
平和集会における各学年の発表の中に、心に深く響く言葉がありました。(以下、抜粋)
・今日はしっかり手を合わせてお祈りをします。そして1年生を平和なクラスにします。
・平和についてしっかり学び、私が大きくなったら、小さな子に戦争のおそろしさを教えたい。
・戦争では、何もしていない人が悲しい目に遭う。戦争のおそろしさを忘れずに伝えていきたい・
・平和をつくるために、勇気をもって行動していきたい。
子どもたちの学びの振り返りを受け、私からも大きく次の3点で思いを伝えました。
1 原子爆弾のような核兵器が、今もなお約14,000発も世界に存在する。なぜ今もなおそんなおそろしい兵器を作り続けるのか?戦争が起こり、それが拡大すると、すべてを奪い去る核兵器が再び使用される可能性が高くなること。
2 戦争の発端は小さなけんかや言い争い、考え方の違いなどがほとんど。それは人間同士の争いも同じ。ただ、そんな小さなすれ違いは、積み重なると大きな争いやけんかを引き起こす要因となる。自分が悪いと思ったら、すぐに謝り、小さな争いを小さな平和に変えていくことが大事。
3 あなたの隣にいる人を笑顔にすること、学級の仲間と仲良くすること、西彼北小学校のみんなが幸せになること。小さな平和をこつこつつくりあげていくことが、ひいては世界中の大きな平和につながる。
平和への思いを新たにした一日。まずは残りの夏休み、友達や家族のことを思いやり、優しく行動する北小っ子の姿に期待します。
7月19日(金) 「大切にしたい2つの心」~2学期につながる夏休みに~
一学期の振り返り(2年)
一学期の振り返り(2年)
子どもたちへのメッセージ
また逢いましょう
本日、一学期のゴールを迎えました。今日は一学期の終わりであるとともに、二学期に向けての土台をつくる『始まりの日』でもあります。
終業式では、この一学期の各学年の頑張りや成長、きらりと輝いた姿を紹介した後、夏休みに大切にしてほしい『2つの心』について話しました。その2つの心とは「自制心」と「向上心」です。難しい言葉かもしれませんがこの2つの心をもてるかどうかが夏休みを左右すると言っても過言ではありません。簡単に言えば「自分をコントロールする心」と「より高い目標に向かう心」です。時折、子どもたちを励ましていただければ幸いです。
終業式の後に、ALTのジェームズ先生とのお別れ会をしました。日本語を使って心をこめてメッセージを伝える姿に、子どもたちへの深い愛情を感じました。3年間の御指導、誠にありがとうございました。
以上のことは、学校便りでも触れていますので、そちらも併せて読んでいただけるとありがたいです。
命を守ることを第一に、安全と健康に気を付けながら一日一日を大切に過ごしてほしいと願っています。
7月18日(木) 「メディアとの付き合い方」~保健委員会の発表を通して~
北小メディア宣言!
発表を真剣に聴く子どもの様子
本日の全校集会において、保健委員会による発表が行われました。テーマは、「メディアとの付き合い方」。このテーマは、子どもたちにとって最も切実な問題であり、その発表内容も提案性に富んでいて、写真からもわかるように発表を聞く姿も真剣そのものでした。(詳細については、明日発行の学校便りをご覧ください)
一番衝撃を受けたのは、ゲームを始め、メディアの長時間使用が脳や視力に深刻な悪影響を与えるという事実でした。自分の思い通りにならないと、急に怒り出したり、暴言を吐いたり、暴れ出したりする性格になってしまう…それはとても怖いことだと感じました。
夏休みを前に、大事な意識を高めてくれた保健委員会のみなさん、すばらしい発表をありがとうございました。いよいよ明日は第1学期の終業式です
7月17日(水) 「ふるさと西海市の誇り」
今日は「西海学」の一環として、ふるさと西海市が日本に、そして世界に誇る2つの場所を訪れました。一つは「中浦ジュリアン記念館」、もう一つは「七ツ釜鍾乳洞」です。
遥かローマを目指して
2年半の航海を経て欧州へ
石筍や石柱の様子
石灰質の多く含まれた砂岩でできた珍しい鍾乳洞
2か所ともガイドさんに付いていただき、たいへん詳しく、そして分かりやすく学ぶことができました。世界に目を向け、自らの信念を最後まで貫き通した中浦ジュリアンの生きざまは、きっと子どもたちの心にも深く刻まれたことでしょう。また、七ツ釜鍾乳洞では、本校で図書館運営補助員を務めていただいている小方先生に特別講師をお願いしました。実は小方先生は、学芸員として、かつて七ツ釜鍾乳洞の調査・研究に携わっていたというの経歴の持ち主なのです。誰よりも専門性をお持ちの小方先生の話にじっくり聞き入りながら、悠久の時の流れによって形づくられた美しい鍾乳洞を探検できたことは、きっと忘れられない学びとなり、そのことがきっとふるさとを愛する心につながると信じます。
本日、2か所でガイドを務めていただきました4名の講師の皆様、懇切丁寧なご説明、誠にありがとうございました。
7月16日(火) 「同じ地区の仲間と共に」~地区児童会~
いよいよ1学期の最終週となりました。雨が続きましたが、ご自宅周辺や通学路等で土砂の崩落等はありませんでしたか?もし気がかりな点がありましたら、何なりと御連絡ください。
さて、今日は夏休みを前に、同じ地区で生活する仲間との話し合い(地区児童会)を行いました。内容は大きく次のとおりです。
① 1学期の振り返り…登下校で、あぶない所、危険な目にあったことなどはないか。
② 夏休みの地区の予定…子ども会、行事、ラジオ体操の場所など
③ 2学期に向けて改善点すべきことはないか など。
話し合いを上手にまとめる6年生。いつの間にか立派なリーダーになりました。この1学期、学習や行事を通して育ててきた力を、各家庭で、そしてそれぞれの地区で存分に発揮し、夏休みを生き生きと、安全に過ごしてほしいと願います。
7月12日(金) 「実る、夏!!」
1年生が大切に育ててきたアサガオが色とりどりに咲き誇っています。中には、そのつると背比べをして「ぼくより高い!」と驚いた子もいたようです。土と水と日光…自然のエネルギーをいっぱいに吸収して、暑さに負けず、命を輝かせています。
アサガオに負けず劣らず、夏野菜も元気です!成長の様子を続けて観察することで、子どもたちもきっといろんな気づきがあることでしょう。そして、「植物も、人間と同じように生きているんだ!」と心から実感するはずです。
来週はいよいよ一学期のゴールを迎えます。夏休み中、子どもたちが豊かな実りを付けられるよう、しっかり目標をもたせたいと思います。
実がなるしくみ、発見!
食べごろきゅうり!
美しく上品なオクラの花
トウモロコシの赤ちゃんが…
7月11日(木) 「先生は2年生!」
今日の昼休みの1年生教室の様子です。とても静かです。画面を見ると、「eライブラリ」(インターネットを使って学習できるサービスのこと)を用いて、自分が学びたい教科や内容を選び、主体的に学んでいます。
実は、前の時間、このeライブラリの使い方を2年生が「先生」となって1年生に教えたのだそうです。その様子を見ていた先生方の話では、ていねいにわかりやすく教えようとする2年生の姿が優しさにあふれていたとのこと…。本当にうれしい話でした。
私が教室に顔を出すと、「校長先生、この漢字は何と読むんですか?ここさえわかれば次に進めるんだけど…」と前のめりになって尋ねる姿や「算数ではなく国語をべんきょうしたいときはどうするんですか?」と自分のやりたいことを決めて、熱心に取り組む姿が見られ、大きな可能性を感じました。
夏休みも積極的に活用できるよう、事前指導をしっかり行いたいと思います。
7月10日(水) 「1学期を駆け抜ける!」
「有終の美」という言葉があります。意味は「物事をやり通し、最後を立派に仕上げること 」です。今、まさに一学期の仕上げの時期。学習への取り組み方も、生活の仕方も、これまで目標にしてきたことを立派にやり遂げることがとても大事です。これからの一週間の過ごし方が、夏休みに、そして2学期に確実につながっていきます。ゴールを前に失速するのではなく、そこを力強く駆け抜けていけるように励ましていきたいと思います。
命・心・平和を見つめる7月。有終の美を目指します。
7月9日(火) 「子どもたちのために」
今朝、学校周辺でイノシシやサルの目撃情報が複数寄せられました。中には通勤途中に立哨指導中の私のところに足を運ばれ「サルが学童の方へ逃げていきました」と知らせてくださった保護者もいらっしゃいました。何より子どもたちの安全を第一に考え、第一報を届けてくださいました保護者の皆様、本当にありがとうございました。おかげさまで登校時は複数による見守りができました。また、本日、動物にあったときの対処法をまとめ、各学級において指導することができました。
一学期も残りわずか…。熱中症対策や水泳指導中の監視の徹底など、細心の注意を払いながら、子どもたちを見守っていきます。
7月8日(月) 「願いごと」
写真は図書室の掲示です。一冊本を読み終わると、短冊に「願いごと」を書くことができます。「○○シリーズの本をもっと読みたい」、「妖怪伝説をもっと読みたい」など、読書に関する願いごともあれば、生活に根付いた、切実な願いごともあります。例えば…
・みんなともっとなかよくしたい ・戦争がなくなりますように ・お母さんのお手伝いがしたい
・○○さんと仲良くしたい ・字が大きくなりますように などなど…。
ちなみに、七夕の由来を調べてみると、たいへん奥が深く、中国と日本の伝説や風習が混ざり合ってできた文化のようです。願いをもって生きることは、生きるエネルギーになります。残り2週間、一人ひとりが「一学期に目指したい姿」・「目標」に一歩でも近づけるよう支えていきます。
7月5日(金) 「平和について考える」
今日は、被爆体験を語り継ぐ「永遠の会」より講師を2名お呼びして、平和学習会を行いました。私は出張のため不在でしたが、先生方の話、そして子どもたちの作文から、お二人がとても心に響くお話をしてくださったことが伝わってきました。今日は子どもの作文から3人紹介します。
『ぼくは 、いまとくらべてぜんぜんあんぜんじゃないとおもいました。いまは、へいわでうれしいとおもいました。せんそうは、にどとやめてください。あんだけで(たった一発の原子爆弾で)ひとがいっぱいしぬなんて、とおもいました。とおくなのにたてものがたくさんこわれるなんてびっくりしました。』(1年)
『せんそうのおそろしさを教えてくださりありがとうございました。せんそうの話で人々の体がやけているし、けがをしてしんでいるところを見て、それほどせんそうがおそろしいことがわかりました。つぎは、わたしが大きくなったらみんなに教えたいです。』(2年)
『今日は平和朗読をしていただき、ありがとうございました。これまで学習で知ったこともたくさんありましたが、今日の学習会で初めて知ったことがたくさんあり、とても勉強になりました。「命の音」の作者の方は、まだ小さな子どもだったのに、想像を絶するような恐ろしい体験をされたことを思うと、戦争は絶対なくしたいと思いました。これからも命を大切にしたいです。(6年)
北小っ子には、あなたの隣にいる人を笑顔にしてほしい…もめごとがあっても、暴力ではなく話し合いで解決してほしい…それが必ず平和への第一歩となります。
7月4日(木) 「夏を詠む」
4年生の俳句から、夏を詠んだ2句ご紹介します。どちらも表現の工夫が見られます。
一つは倒置法。文の前後を入れ替えることで、どこか情緒的な文に変化します。「七色の虹 きれいだな」の前後を入れ替えると「きれいだな 七色の虹」となります。
もう一つは体言止め。文末が名詞や代名詞になっている場合です。「桜の木が 青空に映える」を体言止めにすると「青空に映える 桜の木」となります。
俳句は「五・七・五」という17文字に、季語、そして自然の美しさや人間の心情などを込めたものです。どの作品も4年生の思いが伝わってきます。そしてふと暑さを忘れさせる、そんな言葉の世界に入り込むことができます。
7月3日(水) 「うれしい言葉」
7月の生活目標は「正しい言葉づかいをしよう」です。特に、相手の気持ちを考えて、名前を呼び捨てにしたり、あだ名で読んだりしないことを目標にしています。写真は、1階の掲示板の「うれしい言葉」のコーナーです。友達や先生に言われてうれしかった言葉をハートの形をした紙に書いて貼るようにしています。
「だいじょうぶだよ」「一緒に遊ぼう」「一緒にそうじしよう」「いいね」「ありがとう」
何も特別な言葉ではなく、ちょっとした心遣いがうれしいのだとわかります。こんなすてきな言葉が素直に言える人はきっと「やさしさの種」を心にもっているのですね。
人を傷つける言葉ではなく、人を励ます言葉を! 気持ちよく1学期を締めくくるためにも。
7月2日(火) 「ふだんの くらしの しあわせ」
先週28日(金)、社会福祉協議会西彼支所より2名を講師としてお招きし、4年生が「高齢者疑似体験学習」を行いました。相手のことを思いやり、相手の立場に立って物事を考えることの大切さを実感できる絶好の学びの機会です。
自由の利かない中、箸を使ってビーズを動かしたり、買い物をして小銭を払ったり、ボタンをはめたり…。どの活動も高齢者の立場に立つと、難しいことがたくさんあることに気づきました。
福祉教育のパンフレットには、「福祉教育とは」ということで次のように記されています。
「私たちの住む地域には様々な人が暮らしていて、それぞれに違ったくらし、違った幸せがあります。福祉教育は、身近な生活の問題について、一人ひとりが関心をもち、「ふだんの くらしの しあわせ」を実現するために、「他者とともに問題を解決する力」や「相互に助け合う力」を養うことを目的としています。(抜粋)
相手の立場に立って物事を考え、西彼北小の仲間を幸せにする…そんな4年生の活躍に期待したいと思います。西彼支所の皆様、暑い中、ご指導 誠にありがとうございました。
6月28日(金) 「宿泊学習 パート6」
予期せぬ出来事や困難を仲間との協力によって乗り越えた5年生が無事帰校しました。さすがに疲れた様子でしたが、同行した教頭先生から「100点満点の宿泊学習でした。」という感想が語られると、少し誇らしげな表情に変わりました。この2日間、きっと順風満帆ではなかったと思いますが、「いろんな方の支えがありこの行事が実施できたことに、そして日頃から、自分を支えてくれる周りの人たちに感謝の気持ちをもつことが大切です」という担任の言葉が胸に残りました。
土日でしっかり疲れをとり、月曜日からは、ひとまわり大きくなった5年生の活躍に期待したいと思います。
退所式
100点満点!!
感謝の気持ちをもとう
あっ、宿泊学習のコーナーだ!
6月28日(金) 「宿泊学習 パート5」
世界一おいしいカレーの完成です。みんな大満足の顔をしています。昼からも雨が降らないことを祈るのみです。
6月28日(金) 「宿泊学習 パート4」
教頭先生より。「雨は全く降っていません。声を掛け合って頑張っています。湿気のためか、火起こしがなかなか時間がかかりました。」・・・ピンチは絆を深めるチャンスでもあります。きっと協力して乗り越えることができたのでしょう。世界一のカレーの完成まであと一歩です。
6月28日(金) 「宿泊学習 パート3」
朝一番に教頭先生からメッセージが届きました。「おはようございます。昨夜のキャンドルの集いと朝の集合写真を送ります。みんな元気でいい表情をしています。夜も静かでした。雨の影響はまったくありません。」
とてもうれしいお知らせでした。現在も雨もほとんど降っていないので、本日のメインであるカレーづくりを存分に楽しみ、世界一のカレーを味わってほしいと願っています。カレーづくりの様子が届きましたら、パート4をアップしたいと思います。
神秘的なキャンドルのつどい
6月27日(木) 「宿泊学習 パート2」
午前に竹箸づくりを行った子どもたち。昼からはグループのメンバーと協力して行うレクリェーションや軽スポーツなどに取り組みました。私はちょうど夕食から入浴にかけての時間帯に様子を見に行きましたが、不調を訴える子もおらず、みんないたって元気に過ごしており、安心しました。(ちょっとテンションが高めでしたので、夜が心配です。)
早速食後の部屋では、こわ~い話で盛り上がる子どもの姿も見られましたが、今夜は疲れているお友達もいるので、思いやりのココロをもち、節度をもって過ごしてほしいと思います。
エンジョイ!軽スポーツ
お茶を準備→配膳完了!
ボリューム満点!
礼儀正しく「ごちそうさま」
6月27日(木) 「宿泊学習スタート!」
あいにくの雨になりましたが、そんな天気も何のその。元気いっぱいの5年生の目は輝きを失っていませんでした。出発式では、次のような担任の願いが語られました。「予想しなかったことや苦しいことがあっても、仲間と協力して乗り越えてほしい。」その言葉を胸に刻み、いざ西彼青年の家へ!!到着後、活動に生き生きと取り組む様子が送られてきました。今日から明日にかけ、数回にわたり、このブログにアップしていきたいと思います。
出発式の様子
みんなに見送られて
無事、目的地に到着!
竹ばしづくりに集中!
愛情弁当、うまいな~
仲間と心を通じ合わせて…
宿泊学習の様子を紹介
5年生、がんばってるね!
6月26日(水) 「コミュニティー・スクールって何?」
学校運営協議会の様子
本校は昨年度からコミュニティー・スクールとして歩み始めました。ではこのコミュニティー・スクールとはいったいどんな学校を指すのでしょう。
コミュニティーの語源は、communis(ラテン語)で「共有」「共同体」を意味します。では、「誰と」「何を」共有するのでしょう。
「誰と」→「保護者」・「地域の皆様」と。
「何を」→「学校・家庭・地域が連携してどんな子どもを育てるか」「そのために、一緒に何ができるか?またそれぞれにどんなことができるか?」、「三者がつながりあうための具体的な活動について」など。
写真は、昨夜実施された第1回学校運営協議会の様子です。12名の委員の皆様に参加していただき、顔合わせをした後、今年度どんな目標で、どんな活動をしていくかについて話し合いました。和気あいあいとした中にも、忌憚のない意見が出され、本気で北小をよりよい学校にしたいと願う気持ちが伝わってきて、たいへんありがたく思いました。来月の第2回目の際に具体的なことが決まる予定です。決まったことは随時お知らせしていきます。
なお、この取組に対するご意見・ご質問・ご要望がありましたら、遠慮なく学校にご連絡ください。
6月25日(火) 「水泳指導、スタート!」
ダルマ浮きにチャレンジ!
耳の後ろに構えて…
ふし浮きでどこまでいけるかな?
本日、水泳指導のスタート!写真は5年生の授業の様子です。気温が上がらず、少し肌寒く感じたようですが、それなりに水温は上がっていたので、水中にいる間は元気に運動に取り組んでいました。とにかく久しぶりの水泳だったので、まずは水に慣れる運動を多く取り入れ、水泳への抵抗心をなくす指導が見られました。
これから本格的に指導が始まります。命の安全を守るために、複数の教職員により、万全の態勢で指導してまいります。
昨日23日(日)は、「沖縄慰霊の日」。この日に伴いテレビでも沖縄戦を特集した番組が組まれ、ニュースでは、追悼式典の様子が放映されていました。目にする映像は、人間のしたこと、人間がされたこととは思えないような残虐なものが多くありました。そうした戦争が決して繰り返されることがないよう、この日は、沖縄戦犠牲者の霊を慰め、世界の恒久平和を願う日です。被爆県長崎に生きる私たちにとっても、同じ思いに立たされる日です。
また、今週28日金曜日は、今から79年前、佐世保市が大規模な空襲を受けた日です。このことを知っている子どもたちはそんなに多くないと思います。数時間に及ぶ爆弾の投下で、佐世保の中心地は火の海と化しました。
長崎では、8月9日は大きく取り上げられますが、この佐世保空襲については詳しく取り上げられることがそんなにありません。私たちの身近にある戦争の歴史…。まずは、私たちがそうした事実を知ることが大事だと考えます。
かつて平和集会の講話で聞いた被爆者の方の次の言葉が忘れられません。
「平和の原点は、人の痛みがわかる心をもつことです」
平和学習を通して、この言葉の意味を胸に刻みたいと思います。
6月21日(金) 「あわせていくつ ふえるといくつ」
本日、教育週間最終日。この一週間、たくさんの保護者・地域の皆様にご来校いただき、誠にありがとうございました。今日は授業のことを話します。先日(19日・水)、1年生算数の授業が行われました。私たち教職員の指導力向上、ひいては子どもたちの確かな学力の向上を目指し、西海市教育委員会からも指導者をお招きし、全職員で授業を参観し、その後、研究を行いました。
玉入れゲームで何点とれるかな?
1回目と2回目を足したら…
1こも入らなかったときはどうすればいいのかな?
1こも入らなかったときの式について、図を使って説明する場面
①実際に「玉入れ」をして、1回目と2回目に入った玉の数の合計をもとめる。(例:2+1=3 あわせて3点)
②1こも入らなかった場面に出会う。⇒「けいさんができない!?」→その場面をブロックや図で表してみよう⇒式ができそうだ!
③めあて『1こも入らなかったときの式について考えよう』
④ブロックや図を使ってどんな式になるか確かめ、お友達にわかるように説明する。
⑤1こも入らない時のいろいろな計算(1回目が0このときなど)について考える。
写真からも一年生の学びの深まりが伝わってくると思います。授業の振り返りで「これからもっといろんなアイテム(問題をとく術)を身に付けていきたい」と発表する姿に大きな期待を寄せた時間となりました。
6月20日(木) 「授業参観」~心を見つめる道徳の授業~
「5年 命」
6年 「手品師」
「家庭教育学級」~子どものやりたい思いを応援する大人の関わり方」
心を見つめる教育週間4日目。今日は大きく3つのことがありました。
① 学校保健委員会(北小っ子の心身の健やかな成長をどう支えていくか、今後の活動計画等)
② 全学年道徳の授業公開(自己を見つめ、物事をいろんな立場や側面から捉え、人間としての生き方を考える授業 )
③ 学級PTA(これまでの子どもの成長と課題、夏休みの過ごし方等について、保護者の皆様と情報を共有)
④ 家庭教育学級(子どものやりたい思いを応援する大人の関わり方についての学び合い)
上の①~④に共通していたのは、北小っ子が変化の激しい社会を生き抜く力を育てるために、どんな困難も乗り越えていける「心の柔軟性」と「タフさ」を育てたいという願いです。そのために学校と家庭が協力できることは何か…今日一日、しっかり向き合うことができました。悪天候の中、ご来校いただきました保護者の皆様、駐車にもご配慮いただき、誠にありがとうございました。
6月19日(水) 「いっちゃんコンサート」~こころ おどる~
本日の「いっちゃん」こと、市原隆靖さんによるコンサートを北小っ子みんながとても楽しみにしていました。白いワゴン車に機材を載せ、颯爽と来校された市原さんは、とてもスレンダーでお若く、さわやかでした。しかし、いざコンサートが始まると、そのエネルギッシュで美しい演奏と歌、何より楽しいMCによって、北小っ子の心は完全に奪われてしまいました。また曲と曲の間に語られる言葉も、子どもたちのこれからの人生の指針になるようなことばかりでした。(本校と同じように、これからいっちゃんとの出会いを楽しみに待っている学校に、コンサートの内容が事前に知られないよう、内容・映像等については、掲載を控えます)
コンサートが終わり、機材を積み終えたいっちゃんを車が見えなくなるまで手を振って見送る子どもたちの姿が、今日の感動(こころ おどる)を物語っているようでした。
市原隆靖さん、すばらしいコンサートをありがとうございました。
本校のダンスチーム?による
パフォーマンス
全校児童と記念撮影!!
6月18日(火)「地区評価委員さんの訪問」
西彼北小はたくさんの応援団に支えられています。今日は、西彼町内にお住いの11名の地区評価委員さんが授業を参観されました。委員の皆様が授業を見つめるまなざしはとても温かく、心の底から北小っ子の健やかな育ちを願っていることが伝わってきました。授業参観後の委員の皆様のご意見・ご感想を一部紹介します。
○ 全体的に明るい様子が見られた。
○ 各クラス共学習に取り組む姿勢が昨年よりよくなっていると思いました。先生方の教え方もそれぞれ工夫があり、わかりや すいのではないかと思います。
○ 子どもたちは総じて元気よく楽しそうに学習していた。
○ とても落ち着いた学習態度で真剣に学びに向かっているのが伝わってきた。
○ 評価委員の訪問で緊張もあったと思いますが、自分の考えをきちんと言うことができていたのがよかったです。
▲ 多少声のかけ方が厳しい様子が気になりましたが、児童が発言するまで待ち、良いところを褒める姿はよかった。
▲ 授業中、授業に関係のない本を読んでいた児童がいた。
▲ 人数の多いクラスはたいへんと思った。
▲ 手洗い場の排水溝のごみが少しあったようだ。なかなか石鹸のかすを取るのが難しいと感じた。
これらの成果と課題を真摯に受け止め、全職員で共有・改善を目指したいと思います。評価委員の皆様、ご多用中にもかかわらず、ご来校の上、貴重な御意見をお聞かせくださり、本当にありがとうございました。
明日19日(水)は「いっちゃんコンサート」が行われます。ご都合のつかれる方は、どうぞ学校へ足をお運びください。お待ちしております。
6月17日(月) 「いのちを見つめる」
今日から始まった「北小っ子の心を見つめる教育週間」。スタートにあたり、全校朝会で大きく次の2つのことを話しました。簡潔にお伝えします。
①一人ひとりのかけがえのない命には名前が付けられている。その名前は命そのものであり、あなたが生まれた喜び、そして家族の願いが込められている。その名前を心から大切にしているか?ノートやテストに自分の名前を雑に書いていないか?友達の名前を強く呼び捨てにしたり、あだ名を付けたりして、相手の大切な命を傷つけていないか。もう一度見つめ直そう。そして誰かの命を傷つけるのではなく、自他の命を輝かせるために、自分にできることは何かを考えよう。
②自他の命を輝かせる方法。それは次の5つの言葉の中にある。(腰塚勇人さんの『五つの誓い』より)
口は人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう
耳は人の言葉を最後まで聞いてあげるために使おう
目は人のよいところを見るために使おう
手足は人を助けるために使おう
心は人の痛みがわかるために使おう
この一週間、自他の命を見つめ、相手を尊重し、落ち着いて行動できる北小っ子であってほしいと思います。
6月14日(金) 「2つの調理実習」
校内に漂ういい香り。給食前で感覚が研ぎ澄まされていることもあって、いっそう食欲がそそられます。昨日は5年生、今日は6年生の調理実習です。
湯がき過ぎに注意!
しっかり冷やして絞ります
ベーコンたっぷり おいしいサラダ
片づけまでが学習です!
5年生は「ゆでる」調理、6年生は「炒める調理」です。自分たちの作った料理をおいしそうに食べる姿。いずれ一人暮らしを経験する子どもたちの未来を想像しながら、この学習が将来、自らが健康に生き抜くための力になるんだよ、と心の中で語りかけていました。おうちの方の了解、協力のもと、学んだことを生かし、今度は家族を幸せにするような料理をつくれたらいいなと思います。
6月13日(木) 「学校を創る力」
活動内容の説明
代表委員会が行われる場所は?
運営委員によるクイズ
自治的な学校をつくるために
今朝の児童集会。子どもたち自身がアイディアを出し合い、よりよい学校づくりを進めていく…、その中心を担う運営委員会の発表でした。何のために、どんな仕事をしているかについて、一生懸命説明する姿から、「自分たちの学校をよくしたい」と願う運営委員の思いがひしひしと伝わってきました。その中でも特に心に残ったことは、「おはじき」という学校づくりの目標です。
「お」…おしゃべりをしない 【話の聴き方】
「は」…走らず 騒がず 右側を通る 【廊下歩行】
「じ」…時間を守る 【きまりを守る】
「き」…気持ちの良いあいさつをする【あいさつの励行】
これからも、この「おはじき」を指針として、運営委員会による積極的な活動が展開されることを期待しています。
6月12日(水) 「手作りの楽しさ」
2年生図工「みんなでワイワイ!紙けん玉」の様子。紙を丸くくり抜いた的(けん玉でいえば、玉にあたるところ)に穴を空け、その穴に棒(わりばし)を差し込む…という遊びです。この題名同様、廊下でワイワイと声がしたので、その声に誘われて私も行ってみました。
よく見ると、一人ひとり本当によく工夫しています。簡単に穴に入らないように、紙(玉)の部分を軽くし、動かすと風圧でひらひらと不安定になるように工夫しています。また、あまり難しくなりすぎると面白くないので、今度は差し込む棒(わりばし)を何本がくっつけ、いろんな角度でさせるようにしている子もいました。
いつの間にか、私はその味わい深い手作りの遊びにすっかりはまってしまい、「あと5回」、「あと10回」…と延長戦を願い出る始末でした。最後に「校長先生、また来てくださいね!」と声をかけてくれた2年生のやさしさが心にしみました。
6月11日(火) 「目に映るもの」
私の好きな歌に、松任谷由美さんの「やさしさに包まれたなら」があります。特に次の歌詞が心に残ります。「やさしさに包まれたなら きっと 目に映るすべてのものは メッセージ」。
写真は4年生の学級目標です。これから、一人ひとりが主役となり、自分のよさを最大限伸ばしながら、人生という舞台で光り輝く存在になってほしいーそんな担任の思いと子どもたちの未来像を象徴する掲示です。この学級目標は、4年生の一年間の指針となり、常に自分を振り返る際の視点となります。
来週の授業参観。各学級に掲示された学級目標にどんなメッセージが込められているか、想像していただけるとありがたいです。
6月10日(月) 「自分色」
この時期、美しく色づくアジサイ。漢字で書くと「紫陽花」ですが、元々は「あずさい」(「あず」は小さいものがたくさん集まる、「さい」は「真藍」(さあい)=青という意味)で、小さい青い花がたくさん集まって咲く様子に由来しているそうです。
しかし、実際にはアジサイにはいろんな色があります。赤っぽい色、さわやかな青色、中間の紫…。なぜこのような色の違いが出るのか調べてみると、「育った土壌によって色が変化する」からだそうです。土が酸性かアルカリ性かによって色が違ってくるのです。つまり、どのような環境で育ったかで、放つ色が違ってくるということです。何だか、人間もアジサイに似ています。「土」にあたる部分は、「学級、学校、家庭、地域」になるでしょうか…。
一人ひとり放つ色は違いますが、自信をもって「自分色」に輝けるよう、土づくり(環境づくり)、支持的風土づくりをしっかり行っていきたいと思います。
6月 7日(金) 「一杯のお茶」
朝からいくつかの仕事でバタバタとしているとき、校長室の扉をノックする音が聞こえました。「は~い」と返事をすると、5年生4人が家庭科の実習でいれたお茶を大事そうに抱え、扉のところに立っていました。思わずうれしくなり、すぐに取りに行きました。見るからにおいしそうな色。ひと口飲み、思わず目をつぶり、「う~ん、いやされる~」と声を上げてしまいました。「飲んだ湯飲みはそのままでいいです。私たちが洗いますから。」・・と笑顔で家庭科室に戻る子どもたち。
一宿一飯の恩義。感謝の心で一筆したため、先生に渡しました。一杯のお茶と優しい心遣い、とても身にしみました。
6月 6日(木) 「本は心の栄養素」
『書物の新しいページを1ページ、1ページ読むごとに、私はより豊かに、より強く、より高くなっていく。 』という言葉があります。まさに読書は心の栄養素。子どもたちを大きく伸ばす力を秘めています。そんな読書の世界に子どもたちを誘う工夫が本校の図書館にも見られます。
「読書玉入れ」
玉に、自分が読んだ本の名前を書いてかごの中に入れていきます。結果は、赤組の勝利でした!
「6月のコーナー」
雨に関係する生き物を題材とした物語や絵本が展示されています。
今日の読み語りでは、図書ボランティアの方々のお話を、目を輝かせながら聴く子どもたちの姿がありました。お仕事の時間を割き、このようなすてきな時間をつくってくださっていることにあらためて感謝いたします。
梅雨入りはもう少し先になりそうですが、読書に親しむ機会を積極的につくっていきたいと思います。
6月 5日(水) 「はきものをそろえる」
さて、何かお気づきになりますか?
この写真を見て、何かお気づきになるでしょうか?
実は、真ん中はスリッパの「写真」です。「はきものをそろえる」習慣を身に付けるための手立てです。この手立てが功を奏し、放課後のトイレのスリッパは見事に並んでいました。「本物は続く 続ければ本物になる」という言葉もあります。根気強く指導を重ねていけば、必ずよい習慣が身に付くと信じています。
さて、児童が帰宅した後、ご家庭の玄関の靴はきれいにそろっているでしょうか?もし乱れていたら、自分の靴だけでなく、家族の靴をさり気なく並べられる…そんな習慣につながっていけばいいなと思います。そして、最終的には、写真があってもなくても、いつも「はこものをそろえる」心をもった北小っ子を育てていきます。
6月 4日(火) 「磨けば光る」
Before
After
本日、好天の下、プール清掃を実施しました。汚れ切ったプールがみるみるきれいになりました。写真からも、子どもたちの頑張りが伝わってくるのではないでしょうか。
「磨けば光る」-当たり前のことかもしれませんが、汚れ切ったプールの壁も、人間の力も、磨けば必ず光ります。ただ、それには困難に負けない『根気・粘り強さ』が必要です。
汚れがなかなか落ちない壁を、決して弱音を吐かず、ただひたすらに磨き続ける姿がたくさん見られたことをうれしく感じた時間でした。水がたまり、陽光が水面に輝く日が待ち遠しいです。
6月 3日(月) 「見えないところ」
著名な詩人・書家である相田みつをさんの作品に次の言葉がある。
花を支える枝
枝を支える幹
幹を支える根
根は見えねえんだなあ
実は今日、掃除の時間に、ふとその言葉を思い出す出来事がありました。
1階の手洗い場で身をかがめ、一生懸命掃除に取り組んでいる3年生の姿がありました。よく見ると、誰もが触りたがらない排水溝のごみをきれいに取り除いているところでした。話を聞くと、5年生と2人で一生懸命きれいにしたそうです。ふたをすると見えにくいところですが、ここがつまると手洗い場は洪水になります。つまり、とっても重要な部分なのです。
「見えないところ」、「見えにくいところ」こそ、実は重要な部分が多い!人間で言えば、「心」になるでしょうか…。
「心を見つめる6月」。一人ひとりが自分自身としっかり向き合う1ヶ月にします。
5月31日(金) 「ながさくらべ」
端っこは私がそろえるね!
ピンと張って
うぉ~、長いぞ!
1校時目、校内を回っていると、1年生の教室から活気のある声が聞こえてきました。誘われるように教室に入ると、紙のテープを使って身の回りにある物の「長さ」を調べる学習に取り組んでいました。測り方のポイントは「端をそろえること」「ピンと張ること」です。
「えっ、こっちの方がながい!」「ねえ、次はあそこの長さを図ろう」と意欲的に調べ、結果を書き込んでいく姿には「調べたい」というやる気があふれていました。ちなみに私の腹囲を測ろうとしたグループがいたのですが、紙テープが足りず、断念してしまいました。(ごめんなさい。)
友達と協力して調べ、結果を発表し合ってわかったことをまとめる…。まさにこれからの学習の基盤となる力がしっかり身に付く授業でした。
5月30日(木) 「ぐんぐん伸びる!」
もうすぐ6月。恵みの雨をたくさん吸収し、植物も大きく伸びる時期…。今日は3年生が学級園に苗を植える場面に出会いました。今から4枚の写真を掲載します。何の苗かおわかりになるでしょうか?
①
②
③
④
正解は・・・・
① ホウセンカ ② 大豆 ③ オクラ ④ ヒマワリ でした。これから成長の様子をしっかり観察しながら、愛情をもって育ててほしいです。
5月29日(水) 「ようこそ、6年生!」
本日、国語科の学習で校長室を訪れた6年生。インタビューをして、考えたことを伝え合う学習です。運動会を終えた6年生が落ち着いて学習にのぞんでいる様子が伝わってきました。
「北小は創立何年ですか?」
「校章の羽にはどんな意味があるのですか?
「学校が創立されたときの児童数は何人ですか?」
このような学校に関する質問だけでなく・・・・
「北小をどんな学校にしたいですか?」
「なぜ校長先生になろうと思ったのですか?」
など、私自身に関する質問もあり、終始程よい緊張感の中でインタビューが進んでいきました。さて、このインタビューを聞いてどんなことを思ったでしょう。そしてどのような発表につながっていくのでしょう。とても楽しみです。6年生の皆さん、また来てください。
※ 児童数ですが、調べた範囲では、昭和36年の350人が一番多かったです。子どもたちもびっくり、私もびっくり…。「教室は足りたのかな?」という疑問が残りました。
5月28日(火) 「わかった!」
ある学年の国語の授業での一場面。自作した教材を用いて、子どもたちにていねいに指導する先生の姿。授業がひと段落したその時、静かな教室に次のつぶやきが響きました。
「そうか!そのことにはこれまで気づかなかった!!」
「なんか今日、わかりやすい!」
実はその先生が、今朝、自作資料を大事に抱えながら車を降りる様子を見ていたので、子どもから自然に出たその言葉がじわ~っと心に沁みました。もちろん、担任の先生にとっては、その喜びはいかばかりかと思います。
子どもたちの「わかった!できた!使えた!」という喜びを引き出せる授業をつくるために、たゆまず努力を続けていきます。
5月27日(月) 「豊かな実りに思いを馳せて」~学校園整地作業~
26日(日)、PTA環境整備部の皆様による学校園の整地作業が行われました。
パワーショベルの威力発揮!
電動リフトで高所も伐採!
パワフルに木や枝を粉砕!
環境部の皆様もパワフル!
BEFORE
AFTER
最後に「せっかく整地しても、また雑草の丈が高くなってきたら整備しにくくなるので、よく見て対応していきましょう。」とのお言葉をいただきました。農業では「草を見ずして草をとる」という言葉があると以前聞いたことがあります。この言葉には、草がわんさか生えてきたタイミングで草を刈り取るのではなく、草が生え始めるころを見計らって早めに草を刈る心構えをもつことで、土地が美しく保たれるという意味が込められています。
昨日、いつものように顔を出したイノシシがいたとしたなら、すっきり整えられた学校園を見て、きっと驚いたことでしょう。
環境整備部の皆様、休日にもかかわらず、本当にお疲れ様でした。きっと豊かな実りをもたらす学校園になる-そう信じています。
5月24日(金) 「教え子からのプレゼント」
先日、「みつばち文庫」というところから、全部で8冊の図書が届きました。図書担当の先生も頼んだ覚えがないということで、ざわつく職員室…。「校長先生、ご存じないでしょうか?」という問いかけに、まったく心当たりがなかったので「いや~、わからんですね~」と言いかけたその時、送り主を見て、ハッと思い当たることが…。その私の直感は的中。送り主は、私が教師として初めて担任した学級の児童(現在は立派な母親)でした。
小さな差出文の中に、「山田養蜂場が主催する『みつばち文庫』に応募したところ、当選したので、先生の学校に贈ります。子どもたちにぜひたくさんの本と出会い、豊かな心を育ててほしいと願っています。」といった言葉が綴られていました。
思わぬ教え子からのプレゼント。早速、登録作業をしていただき、図書室に並べていただきました。優しい心をもった教え子のご厚意を、とてもうれしく思いました。北小っ子にもたくさん手に取って読んでほしいです。
5月23日(木) 「2枚の写真から」
1枚目は、昨日放課後に実施した「エピペン研修」の様子です。食物アレルギーや蜂などに刺されたことによるアナフィラキシー症状(アレルギー反応によるショック症状)を児童が起こした時に、すばやく組織的に対応し、最終的にはエピペンを正しく注射するまでを想定した訓練です。学校としては、当然のことながら未然防止に全力を注ぎますが、危機管理上は常に最悪の状況を想定しておかなければいけないので、たいへん有意義な研修(訓練)となりました。
2枚目は、ズームを用いた本日の全校朝会の様子です。最近の児童の実態から、大きく次の2点について指導の強化を図りました。1つ目は「学校には学習に必要のないものを持ってこない」、2つ目は「友達と物の貸し借りをしない」ということです。ご家庭においても、この2点について、御指導・見守りをお願いいたします。
5月22日(水) 「わり算の意味」
3年生のわり算の学習。授業の初めに次の2つの問題が出されました。
問題①「6このあめを2人で同じ数ずつわけます。1人分は何こになるでしょうか。」→ 式は「6÷2」
問題②「6このあめを1人に2こずつ分けると、何人にわけられるでしょうか。」→これも式は「6÷2」
いずれも式は「6÷2」になります。ここで「はてな」が…???同じ式でもわり算の意味が違うのでは? そこで、その違いについて、自分の考えを明確にし、図とつなげながらわかりやすく説明しようという学習です。
子どもたちは「何が問われているのか」を読み取り、数字の単位にも気をつけながら、ノートに図をかいていきました。そして、その図(考えの根拠)をもとに、2つのわり算の違いの説明にチャレンジしました。
同じ式であっても、その式の意味に違いがあること。普段なかなか考えないことに気付いた3年生。物事を多面的にとらえるきっかけになってほしいです。
5月21日(火) 「さあ、次のやりたいは?」
運動会を通した大きな達成感、そしてそれが終わった後の空虚感。朝の子どもたちの表情からは、そのどちらも感じられました。特に後者の場合は、心にぽっかりと空いた穴をいかに埋めるかが大事になります。一番は、「次の目標をつくること」だと考えます。学習、スポーツ、家庭でのお手伝い…、どんなことでもいいので、具体的な目標を立てることです。
「黒板を低くして
拭きやすいようにするんだよ」
「けっこうどろがたまっているね。拭く前に泥をとってから…」
その一つとして、「掃除に真剣に取り組む」が挙げられます。今日から始まった縦割り掃除。「やさしさは美しさの中で育まれる」という言葉もあるように、自分たちで使う場所を美しく整えることは、美しい心をつくることにつながります。今日はいろんな場所で掃除の仕方をていねいに教える高学年の姿が見られ、とてもうれしかったです。
また、下校のため玄関に向かう2年生が、1階のトイレのスリッパが乱れているのに気づき、一足一足きれいに並べる姿が見られたこともたいへんうれしい出来事でした。そう考えると、「はきものをそろえる」こともよい目標になりそうです。
運動会で培った力をさらに伸ばしていくために、子どもたちの「次のやりたい」をうまく引き出せるよう、一人ひとりのよさ・頑張りを積極的に認めていきたいと思います。
5月19日(日) 「一人ひとりが輝いた運動会」
晴天に恵まれた運動会。たくさんのご来賓・保護者・地域の皆様にご来場いただき、子どもたちを温かい目で見守り、応援していただけたことを本当にうれしく思います。また、昨日のテント設営、本日早朝からの駐車場整理、そして何と言っても後片付け。たくさんの皆様に多大なるご協力をいただきましたことに深く感謝申し上げます。
今年の運動会のテーマにあったように、子どもたち一人ひとりが精一杯の力を出し切り、笑顔がたくさん輝いた運動会になりました。今日の食卓が運動会の話で盛り上がり、今度はご家庭にも笑顔があふれるといいなと思います。明日の休みをはさみ、火曜日からは運動会を通して高めた力をさらに伸ばしていけるよう、また気持ちを新たにして、次の目標に向かっていきます。本日は誠にありがとうございました。
見せるぞ!赤組の心意気!!
最強、白組!!
ハッスル!マッシュル!
北小で待っていますよ
ダンスDE玉入れ
親子の絆が伝わりました
伝統の北小ソーラン!
思いを込めた最後のポーズ
5月17日(金) 「準備万端!いざ運動会!!」
運動会の準備が整いました。いよいよ本番を迎えるのみです。保護者の皆様、地域の皆様、当日の御支援・御協力をどうぞよろしくお願いいたします。
今日は、お昼の放送で子どもたちに伝えた私の願いを綴ります。
みなさん、こんにちは。今日は、日曜日の運動会に向けた私の願いを話します。
今年の運動会のテーマ、みなさんもちろん言えますよね。
「力を合わせて 最後まで全力を出し 笑顔とやりたいがあふれる運動会」です。私は本当にすばらしいテーマだなと思います。このテーマには、大きく3つの願いが込められています。
一つ目は仲間と協力すること。赤組は赤組で、白組は白組でまとまる、これは当然のことですが、北小っ子全員が協力して一つの運動会をつくり上げるという意味もあります。だから、赤は白を、白は赤をリスペクト、つまり尊敬する気持ちが大事です。
二つ目は、自分のもっている力を精一杯出すということです。負けても転んでも、力を抜かず、精一杯の力を出し切るということです。一つひとつの応援や競技で全力を尽くす姿を楽しみにしています。
三つ目は、自分たちで明るく運動会を盛り上げるという強い気もちです。誰かに言われてからする、先生の指示があってから動くのではなく、「台の上に立った人はかならず最初と最後に礼をする。だから絶対に忘れないぞ」、「入場門のところに集まったら、静かに素早く整列するぞ」など、一人ひとりが考えて動く姿を大いに期待しています。
最後にたくさんの人に元気にあいさつできるといいね。
たくさんの人に感謝の気持ちを伝えられるといいね。
6年生にとっては、小学校生活最後の運動会です。
日曜日 最高の運動会をつくり上げましょう。
5月16日(木) 「思いよ、届け!!」
毎日4つのウェブサイトで19日(日)の天気予報を見ています。いまだそれぞれ違った予報で、心まで晴れない日々が続いています。しかし、一年生の教室を訪れた際、そんなモヤモヤが一瞬で吹き飛んでしまいました。
一人ひとりが願いを込めて作った「てるてるぼうず」の愛らしさで、とっても心が和みました。
「この思い・願いがきっと天にも届くはず…」ーそう信じながら、残りの時間、子どもたちの「やりたい」を引き出していきたいと思います。
5月15日(水) 「ひき算の学習(2年)」
2年生算数の授業。問題は次のとおりです。『玉入れの玉がぜんぶで41こあります。いま、15こ じめんにおちています。かごに入った玉はなんこですか』 この問題文には、「合わせて」とか「ちがいは」などの文言がないので、子どもたちはどんな計算をすればよいか迷います。その迷いを解決するために登場したのがテープ図です。
赤の部分、青の部分、それを合わせた全体が何を表すかを視覚的に捉えることができます。この図をもとに全員が「41-15」という式を導き出すことができました。
ただ、そこからが今日の本題です。「41-15」の答えが「26」。これがまちがいではないことをどうやってたしかめればよいか?・・・すなわち、検算(たしかめ算)の考え方です。みんなこのテープ図やカードを使って、検算の仕方を考えていきました。
体育の授業のあとでしたが、集中して授業に取り組む2年生の姿を参観された先生方もとてもほめてらっしゃいました。
検算はかけ算やわり算においても使う考え方(土台)です。数の関係を正しく式に表したり、正しく検算をしたりする上で、本日用いた『テープ図』は、大きな武器(思考の道具)になります。
5月14日(火) 「予行練習」
快晴に恵まれた今日、運動会の予行練習を実施しました。日差しがきつく、とても暑かったのですが、湿度が低かったのが救いでした。これまでの練習の成果を発揮すべく、応援団長を中心に、心をひとつにして全力で競技に臨む子どもたちの姿は、とても輝いていました。課題も多くありましたが、その一つひとつを成長のチャンスと捉え、本番に向け、さらに練習に励みたいと思います。
「赤組、行くぞ~!!」
リズムに合わせて🎵
「白組、気合いだ~!!」
「勝利を目指して ヤ~」
決勝係のてきぱきとした動き
放送係の心のこもった言葉
用具係 重たい荷物も何のその
出発係 気合いの一発 煙立つ
5月13日(月) 「係打ち合わせ」
いよいよ運動会まであと一週間。今日は6校時目に、係打ち合わせを行いました。4・5・6年生児童は、8つの係に分かれ、運動会を支えます。写真は、準備係、決勝係の打ち合わせの様子です。担当の先生や同じ係のメンバーと入念に確認作業を行いながら、手持ちのプログラムにびっしりとメモする姿には、やる気がみなぎっていました。
明日は予行練習。よい天気になりそうです。打ち合わせ通りに進んでも、逆にうまくいかなくても、本番に向けた貴重な経験となります。いろいろな場面において、言われる前に考えて自分から動く…。そんな「やりたい」気持ちがあふれる運動会に一歩でも近づけたいです。
5月10日(金) 「晴天の下で」
ここ数日、「週間天気予報」とにらめっこしています。途中、雲行きが怪しかったですが、現段階では、19日(日)は何とか運動会が実施できそうです。きっと子どもたちのやる気が天に通じたのだと思います。
今日の昼休みの応援練習では、赤組も白組も通し練習を繰り返し行い、気持ちを盛り上げていました。そんな躍動する子どもの姿を少しだけ写真でお伝えします。
「リーダーのやる気」
「私は最強~♬」
「全力の応援歌🎵」
「本気の声出し!!」
来週は天候の良い日が続きそうです。土・日はゆっくり体を休め、仕上げの一週間に向けて英気を養ってほしいと思います。
5月9日(木) 「学び合い」
先日の1・2年生の共同して行った生活科の学習の様子です。1年生は身近な2年生とのかかわりを通して、上級生への憧れや学校生活への希望をもつことを目標に、2年生は1年生とのかかわりを通して、1年生と仲良くなる方法や学校の案内の仕方を考えることを目標にした学習でした。
「あそこの教室は〇〇だよ」
「校長室ではこんなことしてるよ」
「教えることは2度学ぶことである」という言葉があります。2年生は1年生に上手に声をかけながら、「どうしたらわかりやすく案内できるか」をよく考えながら活動していました。
また、一年生も、そんな頼もしい2年生の姿に手を引かれながら安心して学び、校舎の配置を理解していきました。
目標は違えど、相互に関わり合って生き生きと学び合う姿。運動会でもたくさん見られると信じています。
5月8日(水) 「真白き花」
写真は、図書ボランティアや登校見守りなど、学校の力強い応援団のお一人である朝川先生が、ご自宅の庭から持ってきてくださった花です。昨年度もこの時期、この可憐な花を子どもたちに見せたいと持ってきてくださいました。実はこの花、本校の校歌に出て来る花なのです。みなさん、おわかりでしょうか?
【校歌2番より】
咲くや真白き 卯の花に
山ほととぎす 鳴き渡る
爽けき精神(さやけきこころ) 身に受けて
今日も学ばん ひろき愛
ああ 愛よあれ 北小学校
以前、朝川先生が西彼北小学校にご勤務されていたころ、子どもたちに見せたいという思いから庭に植えた卯の花が、現在も大きく元気に茂っているとお聞きしています。
この真白き卯の花のように、爽けき心をもって運動会に向かいたいと思います。
5月7日(火) 「さあ、心をひとつに!」
連休明け、早速、運動会の練習を行いました。登校する子どもたちの表情はさまざまでしたが、欠席もほとんどなく、元気な姿がそろったことをたいへんうれしく思いました。運動会に向け、とてもよい一週間のスタートです。
団長を先頭に入場
入場の際の立ち位置の確認
縦と横をそろえる意識
心をひとつに!
応援の盛り上がりとともに、各色の団結力も高まっていきます。あと2週間、心をひとつにして、競技や応援に取り組んでいきたいと思います。
5月2日(木) 「グッド モーニング!!」
今日は昨年度に引き続き、米軍の皆さんが朝の登校の安全を見守ってくださいました。
二人の力強いサポーターに守られて
尾﨑さん、大浦さんも
ご一緒にハイチーズ!
力強いサポーターに見守られながら登校する子どもたち。「グッドモーニング!」と明るく挨拶する子、ちょっと照れたように「おはようございます」と挨拶する子、いろんな反応が見られましたが、外国の方とふれあう機会は、異文化を理解したり、人間としての幅を広げたりする上で、たいへん有意義だと考えます。
今度また同じような機会が巡ってきたとき、「グッドモーニング!」プラスα(例えば「How are you?」など) に挑戦しようとする子が増えるといいなと思います。
米軍の10名のサポーターの皆様、本日は誠にありがとうございました。
5月1日(水) 「お互いのよさを見つめる」
お友達の絵のよさを見つけよう
美しい色づかいだな
私もまねしたいな
2年生の図工の様子。お互いの描いた絵を鑑賞し合い、感想(よかったところ)をかく学習でした。
よさを認め合うことは自信につながります。「カラフルでにこにこな絵…」という言葉は、作品が醸し出す美しさとパワーをうまく表していると感じました。こんなコメントをもらった子は、きっと大きな自信をもつことでしょう。
さて、話は変わりますが、これはシロツメクサの花飾りです。今朝、登校の見守りから学校に戻るときに、数名の子どもたちから「いつもありがとうございます」と手渡されました。
相手のよさを見つめる2年生の学習、そして自分を支える人への感謝の心。北小っ子が目指す姿が形として表れた一日となりました。
追伸 昨日は、授業参観・PTA総会・専門部会と長時間にわたりありがとうございました。
4月30日(火) 「授業参観」
オーストラリアの気温の変化を表すには…
直方体と立方体、どちらの体積が大きい?
「太陽」や「風」になりきっての音読
令和6年度、初めての授業参観。進級した子どもたちの姿はいかがでしたか?
総会で話したように、子どもたちが本気になって学びたいと思う気持ちを引き出せるよう、授業づくりに全力を尽くしていきます。
今日は多数のご参観、誠にありがとうございました。
4月26日(金) 「読書に親しむ」
4月23日~5月12日までの20日間は「子ども読書週間」。2024年度の標語は「ひらいてワクワク めくってドキドキ」。この標語に出会い、最近本から離れていることにあらためて気付かされます。真新しい本を開くときの心躍る瞬間に出会っていないなと…。
それに比して、北小の図書室には本との出会いを求め、毎日たくさんの子どもたちが訪れています。先日、私が読むのを途中であきらめた「君たちはどう生きるか」というやや難解な本を高学年が借りて読んでいることを知り、自分の耐性のなさを恥じたところです。
これから休みが続きます。「先生、こんな本に出会いました」「この本のこんなところがおもしろかった」と心を躍らせて語る子どもの姿に期待します。まずは私自身、これまで読めなかった本を手に取ろうと思います。
4月25日(木) 「あいこうしん」
今日の全校朝会では、運動会に向かい、北小っ子の心をひとつにするために「あいこうしん(愛校心)」というキーワードを掲げ、目標に向かおうと投げかけました。
実はこのキーワードは昨年度の卒業式の際にも目標として掲げたものです。行事の場だけでなく、日々の学校生活の目標にもなります。
あ…歩き方、あいさつは他者意識。
い…椅子の座り方は(物事に取り組む)姿勢。
こ…精一杯の声援は勇気。
う…歌は表現力。
しん…しんとして静かに見守るとき、精一杯応援するときのメリハリ。
「あいこうしん」で心をひとつに…。
4月24日(水) 「顔合わせ」~心をひとつに~
運動会に向け、赤・白の顔合わせを行いました。どちらの組も、6年生のリーダーシップのもと、「やるぞ!!」という気持ちが高まった時間になりました。
白組のリーダー
白い稲妻のように
赤組のリーダー
輝く太陽のように
これから6年生を中心に応援歌や振付を決め、みんなで練習し、心をひとつに運動会に向かいます。健康第一を心がけ、私たち教職員も子どもたちとともに運動会に向け、心を燃やしたいと思います。ご家庭での励まし・見守りをよろしくお願いいたします。
4月22日(月) 「雨の日の西彼北小は…」
うららかな春の陽気はすっかり影を潜め、まるで梅雨のような天気に気も滅入りそうになります。こんな日は校内が落ち着かないものですが、結論から言うと、とても充実した一日となりました。それを3枚の写真をもとに話します。
① 昼休みの1年教室…どの教室よりも静かな1年教室。中をのぞくと、その理由がわかりました。6年生が1年生と一緒に粘土遊びをしていたのです。姿勢を低くし、1年生と目線をそろえながら語りかけ、遊びを見守る姿に、リーダーのやさしさがにじみ出ていました。
② 下校の様子…先日、交通安全教室に来てくださった指導員の方々が、再び来校され、実地訓練をしてくださいました。先日の学びがしっかり生かされるよう、今後も折を見てまた来てくださるとのこと。本当にありがたいです。
③ 代表委員会…自分たちのくらしを自分たちの力(アイディア)でよりよくしていくための話合いの場です。今日は大きく2つの柱で話し合いました。子どもたちが考えたアイディアをもとにして、学校がきっと変わると信じます。
4月19日(金) 「かけがえのない命を守るために」~避難訓練~
一昨日発生した豊後水道の地震の影響で、県内でも最大震度3を記録した所があるようです。九州に住む私たちにとっても、地震による災害は、決して対岸の火事ではありません。今日は地震発生後に、二次災害として火災が発生することを想定した避難訓練を行いました。
日本は世界第2位の地震発生国であり、一年間で約2000回の地震が起こっています。また、火災については、約15分に1度の割合で発生している計算になります。そう考えると、災害はいつ、どこで起こっても不思議ではありません。 何もない平穏な時こそ、いろんな災害を想定しながら、「心の構え」をしっかり整えておくことが大事だと考えます。
今日は火災発生場所を知らせる大事な場面や安全な場所への避難の際に、おしゃべりをする子がいました。命を守るためには、普段から話をしっかり聴き、冷静に行動する力を育てておくことが肝要です。「これでは大切な命が守れない」-そのことを厳しく伝えました。常に身の回りの危機にアンテナを張り巡らすシマウマのように、危機に強い子を目指していきます。
4月18日(木) 「心をはぐくむ」
今日は4年生の道徳の授業を参観しました。テーマは「あいさつ」。授業の終末には、あいさつをすると、どんなよいことがあるのか…について、「する側」と「される側」の両方の視点に立ち、自分の考えをしっかり書くことができました。
あいさつが相手を元気づけること、あいさつをすると心が落ち着くし、あいさつを返してもらうと自分もうれしいなど、これからの生活に繋がる心情が芽生えていました。
『心が変われば行動が変わる』…4年生のあいさつに期待します。
ちなみに今日は、5・6年生の学力調査も行われました。それぞれが粘り強く最後まで頑張っていたと思います。今後、結果分析をしっかり行い、どんな力が高まり、どこに課題があるのかを明確にしながら、決してあきらめずに学力の定着・向上を目指していきます。
4月17日(水) 「歓迎遠足」
6年生と一緒に入場
花のアーチをくぐって
自己紹介、上手でした
ゲームで交流
昨日の交通安全教室の学びを生かして
下りはすいすい
上りはハアハア
エネルギー吸収!
大村湾の絶景はかすんでいましたが、天候にも恵まれ、朝からほっとひと安心。体育館では、北小のリーダーである6年生が中心となり、「じゃんけん列車ゲーム」でとても盛り上がり、一年生ともふれあいを深めることができました。
西海橋までの道程では、「きつい」「もう歩きたくない」と、少し弱音を吐く子もいましたが、公園では、汗びっしょりになって遊ぶ子どもたちの姿が輝いていました。うれしかったのは、転んでけがをした1年生を、6年生がていねいに手当てする場面に出会えたことです。泥や血をふき取ったウェットティッシュを別のティッシュで包み、さっと自分のリュックに入れて何事もなかったかのように歩き始める姿を本当にたくましく思いました。そんな頼りがいのある6年生に見守られながら、1年生も、そして他の学年も、楽しく充実した一日を過ごすことができました。
4月16日(火) 「安全に 健やかに」
今日は、かけがえのない自分の命を守るための「交通安全教室」、そして健やかな成長を支える「初めての給食」(1年生)が実施されました。
尾﨑さんからのお話
駐在所の濵崎さん
実際の横断訓練
自転車の乗り方
衝撃の吸収実験
「いただきます!」
「カレー、おいしか!」
残念ながら、私は出張が重なっていたため、すべてを一瀬教頭先生に任せて出発しました。帰ってきたのは、給食が始まってしばらくしてからでしたが、落ち着いた雰囲気でおいしそうにカレーを食べる一年生の姿と、それをきめ細かに見守る先生方の姿を見て、ほっと安心しました。
明日は遠足。今日、交通安全教室で学んだことを生かすよい機会となります。これを機に、子どもたちの安全への意識をしっかり高めたいと思います。ちなみに、校内での「交通ルール」(はさみ歩き)も徹底していきます。
4月15日(月) 「学校生活を楽しく充実したものに」~委員会活動~
「運営委員会」…第1回代表委員会の議題は「どんな学校をつくりたいか」
「図書委員会」…みんなが読書に親しむにはどうしたらいいかな…
「生活委員会」…北小っ子がよいくらしをつくるために、工夫できることは…
委員会活動とは、子どもたちにとって、学校生活がより楽しく、より充実したものになるよう学校内の仕事を分担し、課題に自治的に取り組んでいくための活動です。大事なのは「自治的」という言葉。決して教師の仕事を手伝うのではなく、子どもの発意を生かして活動していきます。 昨年度はなかった新たなアイディア・試みが生まれる場面にも出くわすことができ、今後の活動がとても楽しみになりました。
やりたいを支える自治力。委員会活動をとおして、北小でのくらしを楽しく充実したものにする力を育てていきたいと思います。
4月12日(金) 「地区のまとまりを」~地区児童会~
今朝、地区児童会がありました。同じ地区に住む仲間が集い、メンバーを確認したり、地区内の危険箇所について情報を共有したりして、安全に仲良く学校生活を送れるようにすることが目的です。私は伊ノ浦地区の話合いに参加しました。
6年生の進行のもと、新しい1年生も紹介され、危険箇所についても気づきが出されましたが、全体的に道がせまいところが多いので、車に十分注意して歩くことが大事だということを確認しました。
来週は交通安全教室、遠足、学力調査、避難訓練など、これからの学校生活の基盤となる行事が予定されています。たくさんの学びがある毎日にしていきたいと思います。
4月11日(木) 「力強い応援団」
毎朝子どもたちの登校を見守り、支えてくださる方々がいます。子どもたちの安全を第一に考え、雨の日も、寒い日も、見守ってくださる方々がいます。
みなさんが常々話されるのは、「自分たちの方が子どもたちから元気をもらいよるとですよ」という言葉です。その言葉を聞くたびに本当にありがたく思います。日に日に子どもたちのあいさつが明るくなってきたのも、そうした心温かいみなさんの見守りや支え、声かけがあるからだと感じます。
始業式の日、「校長先生、一年間よろしくお願いします」と声をかけてくれた2年生がいました。少しずつですが、そんなやさしさあふれる子が育ちつつあることもうれしく思います。
4月10日(水) 「いっしょに行こう!」
真新しく黄色い帽子をかぶった一年生の登校。きょうだいやお友達、おうちの人に手を引かれ、安全に気を付けながら学校に向かう微笑ましい姿。朝のあいさつにも、新しいスタートへのやる気が伝わってきます。
ひと通り登校を見守り、学校へ戻ろうとしていた時のこと、どうしても学校に気持ちが向かわない子が、校門のところで立ち止まっていました。どうしたものかと思い、いろんな声をかけましたが、なかなか足が動きません。そこへ一学年上のお友達が近づいてきて、「○○ちゃん、一緒に行こう!」と語りかけながら手を取ると、先ほどまで頑として動かなかった子がすっと歩き始めたのです。きっとその子のやさしさが心を動かしたのでしょう。朝からまた子どもの姿に学びました。
4月9日(火) 「入学式」~ようこそ、西彼北小学校へ~
本日、18名の1年生が入学式を終え、無事に西彼北小学校の仲間入りをしました。全校児童を代表して6年生が式に参加しましたが、他の学年もそれぞれの学級でリモートにより式を見守りました。
「どの子も子どもは星」という言葉があるように、1年生一人ひとりがきちんとした態度で式に臨む姿は、本当にキラキラと輝いていました。明日から130名そろっての学校生活が始まります。本当に楽しみです。
4月8日(月) 「新しい出逢い」~令和6年度のスタート~
着任された先生方のあいさつ
先生方の挨拶を食い入るように見つめる子どもたち
児童代表 歓迎の言葉
入学式の準備
令和6年度のスタートは曇り空でしたが、朝からあいさつをする子どもたちの表情は、とても明るく、新学期へのやる気がにじみ出ていました。そんな子どもたちの表情がさらに輝きを増した瞬間、それが新しく着任された先生方との出会いでした。着任式において、自らの熱い思いを一生懸命伝える教職員、そしてその話にじっと聞き入る子どもたち。その様子を見守りながら「この出逢いが、お互いにとって、かけがえのない出逢いであってほしい」-そう強く願いました。
式の後、早速、高学年は入学式の準備です。いよいよ明日は一年生の入学式。130名全員そろっての出発です。
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10月2日(水)~10月3日(木) 「令和6年度 修学旅行のページ」
修学旅行の特集ページです。子どもたちの活動の様子をできるだけリアルタイムで掲載しようと思います。