技法・素材:木口木版、雁皮紙
イメージサイズ:18.0×13.5㎝/ed.40
会期後の税抜き価格:¥15,000
”The Dragon boy and his cloud pillow "
Technique & Materials: wood engraving, ganpi-washi Paper
Image Size: 18.0×13.5㎝/ed.40
Price without tax after the traveling exhibition: ¥15,000
「収集」について:今回のテーマを受けて最初に頭に浮かんだのは某有名な少年漫画、ドラゴンに願いをかなえてもらうべく1~7までの星の入ったボールを集めに勇者たちが世界を駆け巡りしのぎを削るあの物語です。2024年の干支が辰年ということもありドラゴンで行こう!とそこまではすぐに心が決まりましたが、ダラダラしている猫族の写真を眺めては自分と同一視することを日々の安らぎとしているものですから、凛々しさの欠片もない寛いだドラゴンになってしまいました。最快適状態を求めて枕をコレクションしてしまう龍くんの姿で和んでいただければ幸いです。
目の詰まった硬い木を小口切りにして研磨したものを版木として使用しています。ビュランという彫刻刀で彫った凸凹に油性のインクをローラーでのせ雁皮紙という薄い紙にバレンで摺り取っています。今回は構想をカラーでまとめて色の明暗をモノトーンに置きなおすことを試みています。
略歴:東京都生まれ 多摩美術大学大学院修了。日本美術家連盟会員。日本版画協会会員。
受賞:2017年 川上澄生木版画大賞、審査員特別賞受賞。
2014年 レッセドラ ワールド アート プリント アニューアル ミニプリント セコンドプライズ(第2位)。
1996年 日本版画協会展、山口源新人賞。/1995年 ミヤコ版画賞展、大雅堂賞。
近年の展覧会(年内開催予定の展覧会を含む)
2023年 6月~9月怪談―ラフカディオ・ハーンとの邂逅 -アイルランドと日本を拠点とする40名のアーティストが描出する『怪談』の世界 (小泉八雲記念館展示室・島根県松江市)10月~焼津市小泉八雲記念館に巡回
8月”モノクロームストーリー”(アートトゥルース・横浜市中区)
10月 個展(弘重ギャラリー・恵比寿) “The crepusucule country”/CWAJ現代版画展(代官山ヒルサイドテラス)/第90回日本版画協会展(東京都美術館・上野)/アワガミ国際ミニプリント展2023(阿波和紙伝統産業会館・徳島県吉野川市)
2022年1月 版と表現展~次世代による木口木版画の世界~(岩崎ミュージアム・横浜)
2021年 個展(柳沢画廊・さいたま市)。
2020年2月ポルト市椿まつり関連美術展 出品 「A new life after a tree(uma vida nova depois de ser arvore)」
(ソアレスドスレイス国立美術館、:ポルト大学美術学部美術館・ポルト市)。/7~9月「共鳴する刻(しるし)」-木口木版画の現在地-(CCGA現代グラフィックアートセンター)。 /10、11月個展(弘重ギャラリー・恵比寿) “Row row row your boat