県重要文化財「阿弥陀如来立像」を本尊とする悟真寺

悟真寺は、寛永4年(1627)、鉄堂和尚によって創建されたと伝えられる。

寛文11年(1671)辛亥正月、当寺十二世好誉上人の代に作成された「縁起」(『糠部五郡小史上巻』所収)に「御本尊は、信濃善光寺四天堂の中尊にして、かたじけなくも聖徳太子の御作なり」と記載があるが、造形の様式から、実際は平安時代後期〜鎌倉時代初期の作と考えられる。

「阿弥陀如来立像」(高さ78.8cm)は、同じ材木を組み合わせて掘る「割矧ぎ作り(わりはぎづくり)」で、材質はヒノキ科、表面には漆や金箔が施されている。

悟真寺は、享保19年(1734)と天保9年(1838)に本堂を消失するほどの大きな火災に遭うが、時の住職は燃えさかる炎の中から、仏像を救い出している。仏像の表面には、その時の焦げ跡とみられる煤が今も残っている。

「会津藩士戊辰殉難者招魂碑」は、明治27年8月23日、旧会津藩士(斗南藩士)で三戸移住者一同によって建立された。

碑文横書きの題字は松平容大(斗南藩主)、撰は南摩綱紀(旧藩士・等師範学校教授)、書は渡部重乕(旧藩士)による。

戊辰戦争で戦死した多くの家族、親戚、同胞たちの慰霊のために建立された。

「みなともに后生(極楽往生、五升にかける)願えり樽枕」

会津藩士戊辰殉難者招魂碑


アクセス

名称:悟真寺(ごしんじ)

所在地:青森県三戸郡三戸町同心町諏訪内55

連絡先:0179-22-2573