ついたち参りの信仰集める開運招福の宮
ついたち参りの信仰集める開運招福の宮
開運招福の神として広く信仰を集め、三戸町の中央高台に鎮座する。
「三戸のしんめいさま」とあまねく親しまれ、毎月のおついたち参りには多くの参拝者でにぎわう。
パワースポット「思案の石」があることでも知られる。
境内で「なにゃどやら」を踊る盆踊り大会。同時に、子ども盆踊り大会も行われる。
2017年は7月30日に行われ、金魚すくいやワタアメなどもあり、多くの家族連れで賑わった。
盆踊り大会
子ども盆踊り大会
毎年6月30日に行われる。
夏越の祓(なごしのはらえ)は鳥居に設置した茅の輪をくぐり、半年の災(わざわい)・罪(つみ)・穢(けがれ)を祓い清め、開運招福・無病息災などを祈る神事。
また、この夏越の祓に対し年末に行うものを年越しの祓え(大祓(おおはらえ))といい、宮中をはじめ全国の主要な神社で行われる。
三戸大神宮のオリジナル・イメージキャラクター「みこにゃん」。
名前は公募によって決められた。
人形師・夏坂師匠によって作成された人形が参拝者を出迎える。
みこにゃんの御朱印目当てに県内外からの参拝者も多い。
川村惣太郎が重税に苦しむ町民を命がけで救うために直訴し、これが許されたことを称え、死後町民有志が境内に建立した。
現在の市日や「まける日」はこの訴えにより創設されたもの。
商売の神様(市の守護神)として、今でも信仰が厚い。
川村惣太郎が、この石に腰掛け、日々思案し単身直訴を決断した石として知られる。
この石に腰掛けて、心静かに祈念すると願い事が叶うと伝えられるパワースポット。
「神明さま」として親しまれている三戸大神宮は、その昔は神明社、神明堂とよばれ、箸木山の八畳屋敷に鎮座していたという。箸木山の社殿は万治元年(1658)に町内有志によって建立された。祭神は天照大神。
その後、元禄元年(1688)南部家の家臣である藤枝宮内の屋敷(毘沙門館)であった現在の場所へ遷される。別当を務めたのは東学院の子、東学坊であった。これが現在の宮司山崎家の祖先。
江戸時代中期には藩命により新社殿が造営され、歴代の藩主の尊崇が厚く、代参により武運長久を祈願させたという。
町の中心部にありながら、涼しく清らかな風が吹く境内では、町内外から参拝者が絶えないほか、近年は旧会津藩にゆかりのある多くの人びとが、旧会津藩士で藩校日新館教授であった杉原凱の墓を訪ねている。
二日町の取締りを行っていた川村惣太郎が、町民の減税と市日の開設を命をかけて直訴し、これを許されたことを称え、死後町民有志が境内に建立した市神社は、商売の神様として商業者からの信仰が厚い神社。
また絵馬殿には江戸時代を中心に多くの絵馬が残されているほか、南部藩お抱え力士の墓も見つかるなど、三戸町のさまざまな歴史を伝える神社として注目を浴びている。
合格祈願の絵馬でいっぱいの絵馬掛所
庭園は整備され「神明さまの森」として町の風景木に指定されている
毎月1日 おついたち参り
6月30日 夏越大祓式(なごしのおおはらえしき)・茅の輪神事(ちのわしんじ)
9月13〜15日 神輿渡御祭(みこしとぎょさい)・三戸まつり
名称:三戸大神宮
祭神:天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
所在地:青森県三戸郡三戸町同心町諏訪内43
連絡先: 0179-22-2501