🔳行徳・妙典地区の散策(2023-03-10)
編/ さくら道26
編/ さくら道26
江戸時代、成田山詣に向かう人々は船で行徳までやってきて行徳街道を陸路、成田山に向かいました。また家康は鷹狩のため権現道を通ったと云われます。
界隈には、今でも多数の神社・お寺を初め歴史的建造物や街道跡などが多く残っています。
歴史の道を散策して江戸時代にタイムスリップしてみませんか。
①旧成田道の街並み
沿道に並ぶ歴史的建物が醸し出す風情を楽しみながら街道を歩く。
②春日神社
境内の燈籠に寛文十年(1671)とあり、それ以前の創建とされる。
③妙好寺山門
茅葺屋根の山門は建築様式や文様が江戸中期の特色を示している。
④妙好寺
永禄8年(1566)創建の日蓮宗の寺。静かな佇まいに癒される。
⑤八幡神社
妙好寺と同じ敷地内に祀られ、創建も同時期と謂われる
⑥徳願寺山門
徳川家康の「徳」をとって名付けられた浄土宗の寺。
⑦徳願寺経蔵
内蔵する回転式八角輪堂を参加者全員で力を合わせて回させて頂いた。
⑧徳願寺観心堂
寺宝「宮本武蔵の達磨の絵と書」や「円山応挙の幽霊画」が収蔵されている。年に1回だけ一般公開される。
⑨権現道
家康が鷹狩の途中通ったと云われる。沿道には多くの寺が建ち風情が残る。
⑩妙覚寺
境内にキリシタン燈籠がある。下の彫刻がバテレンに見えることからそう呼ばれる。
⑪行徳街道の田中邸
行徳街道沿いに歴史的建造物が多く残っている。写真は元行徳町長宅。
⑫常夜灯
旧江戸川沿いに1812年、航路安全を祈願して建立。
⑬浅子神輿跡
国登録有形文化財。屋内に神輿の歴史や技法などの展示室がある。
⑭休憩所
ここで昼食をとりました。
⑮中台神輿ミュージアム
神輿の構造について説明と組み立て実演を見学。
【後記】
最後に、今回は地元のボランティアの方々に案内していただきました。御多忙な中、懇切丁寧に案内していただき行徳・妙典地区の街の風情を十分に堪能することができました。末筆ながら御礼申し上げます。