一昔前までは,ウエブページを作成する言語であるHTML(HyperText Markup Language)を使ってホームページを作成していた.ところが,Googleが提供する構造化されたWebページ作成ツール「Googleサイト」が公開されてからは,Googleサイト(新版,旧版が存在する)を利用してホームページを公開してきた.
ウエブページの仕上がりをイメージして文章や画像を配置していくと,それがそのままウエブページとなるので,HTMLを使う必要はなくなったと言っても過言ではない.この雑記でも「新Googleサイト(プログラミング言語を使わないホームページ作成)」のタイトルでその概要を紹介した(2019.9.4).注)新Googleサイトは多様なデバイスに対応可能.
旧Googleサイト阪の「もっこす雑記」(2010-2017中期)については,取り敢えず新Googleサイトへの移行(自動変換を含む)を実施したが,新旧の両販を準備しているものが存在する.移行版が種々のデバイス,閲覧ソフトに問題なく対応できることが確認できるまでは,旧版もしばらく残しておくつもりである.
同期会ページについても同様に新版への移行を実施した.ところが,市内に住む友人からアクセスできないとのメールが寄せられた.自分自身は見ることができるので,URLの入力ミスではないかと思ったが,そうではなかった.結果的には公開したつもりでいたのに,「一般公開」になっていなかったという当方の設定ミスであることがわかった.念のため,他人のパソコンでアクセスすると確かにアクセスできなかった.「そのようなサイトは存在しない」というようなメッセージが返ってきた.自宅に戻り,設定内容をチェックすると「他のユーザと共有」(+マークの横にヒト上半身マーク」の設定内容が「一般公開」になっていなかった.
サイト編集画面の右上部に表示される「+と人(上半身)」の印にマウスカーソルを重ねると「他のユーザと共有」と表示される.
「他のユーザと共有」を開いた画面を以下に示す.青色の「変更」の二番目「公開・誰でも検索,閲覧できます」を開く.
「公開・誰でも検索,閲覧できます」を開いた図を以下に示す.私の場合は,「特定のユーザーのみが公開バージョンを閲覧できます」に設定されていた.「誰でも公開バージョンを検索・閲覧可能」にチェックを入れる必要がある.
一般公開に変更した設定画面を以下に示した.
なぜ自分だけの限定公開になっていたかは不明,ホームページのメニューの新旧変換サービスをGoogleが提供するサービスに任せた結果かもしれない.そのようなことを熟知した上で公開すべきであることを改めて知ることとなった.
改めてチェックしてみたら新版の「もっこす雑記」も限定公開(編集者のみ)の状態になっていた.既存のファイルをコピーして使用した場合は必ず限定公開に設定されるので注意が必要である.
慣れてくるとチェックが甘くなってしまう.初心に帰れということのようだ.
追記
当サイトをご覧になり,同じような経験をされた場合は,haranok@jcom.zaq.ne.jp宛にメールして頂ければ幸甚です.@は半角文字にしてください.
資料
新Googleサイト (プログラミング言語を使わないホームページ作成) ・・・・ 「もっこす雑記」の記事(2019.9.4)
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