C/2020 F3 NEOWISE 2020/07/20 21:57(UT) LX-200 10" F6.3 EOS 6D ISO320015S x 61 frames DSS Kappa-Sigma stack - GIMP2.10.18 WEVELET
上記に3秒と5秒の露出の画像をWEVELET処理して彗星頭部に合成しています。
7月20の画像を再処理しました。フリーソフトのGIMPにWAVELETの機能があるので使ってみました。レイヤー別にトーンカーブまたはレベル調整ができるので画像のマニュピレーションが容易なように思いました。今回は処理を丁寧に行ってみました。DSSのKappa-Sigma Clippingを使うと恒星が消えますがノイズもついでにリダクションされるのでそれでスタッキング。Labに分解の後abをガウスぼかしでカラーノイズを減少させたものを元画像としてGIMPのWEVLET処理しました。敢えて効きを弱めにして見た目に配慮したつもりです。エンベロープからの流れは東側の方が太く、逆にたどると中央集光に向かって9を右に倒したようにスパイラルになっているのがわかります。
3秒露出でスパイラル構造が写った画像と7秒露出で尾が写っている画像を合成したものです。
22:51:06(UT) 7s×32 shots ISO3200 + 22:18:29 3s×409 shots ISO 3200
RegiStax 6 WAVELET processed