Profile
柴田 凌 (Ryo Shibata)
信州大学工学部電子情報システム工学科 / 助教
Address: 長野県長野市若里4-17-1
E-mail: r_shibata[at]shinshu-u.ac.jp
出身: 長野県茅野市，諏訪清陵
研究分野
符号理論とその応用に関する研究
削除・挿入誤りに対する現代的な符号理論の展開
キーワード
誤り訂正符号
符号理論，情報理論
LDPC符号，Polar符号，空間結合符号
確率推論，確率伝搬法 (Belief Propagation)
研究概要
高速・高信頼なデータ伝送と，大容量・高密度・長寿命なデータ保存を実現する次世代情報通信システムの構成要素となる，誤り訂正技術の開発を目指し，通信路のモデル化から，そのモデルに適したモダンな符号化法 (符号構築含む) や，効率的な復号アルゴリズムの研究をしています
具体的には，次世代ストレージ (DNAストレージやレーストラックメモリ等) へのモダンな誤り訂正符号の適用，多重アクセス方式のための符号化法，符号化を利用した物理層セキュリティ技術，機械学習技術を活用した誤り訂正符号等を考えています
Job History
2023年–現在 信州大学 工学部 電子情報システム工学科 助教
2023年–現在 東京理科大学大学院 工学研究科 情報工学専攻 客員研究員
2020年–2023年 東京理科大学 工学部 情報工学科 助教
Education
2020年 東京理科大学大学院 工学研究科 経営工学専攻 博士後期課程 修了
2018年 東京理科大学大学院 工学研究科 経営工学専攻 修士課程 修了
2016年 東京理科大学 工学部第一部 経営工学科 卒業
Degree
2020年 東京理科大学 博士 (工学)
Awards
電子情報通信学会 通信ソサイエティ，第17回通信ソサイエティ論文賞（Best Paper Award），2022年5月．
電子情報通信学会 情報理論とその応用サブソサイエティ，SITA若手研究者論文賞，2020年8月．
電子情報通信学会，第76回 論文賞，2020年6月．
電気通信普及財団，第35回 電気通信普及財団賞（テレコムシステム技術学生賞），2020年3月．
電子情報通信学会 情報理論とその応用サブソサイエティ，情報理論とその応用サブソサイエティ学生優秀発表賞，2018年2月．
Funding
同期誤りと雑音誤りに対する万能な符号化技術の構築，科研費若手，2024-2026年．
DNAストレージに対する現代的な符号理論の展開，科研費若手，2021-2023年．
Memberships
電子情報通信学会
IEEE
Professional/Academic Service
2023年–2024年 RISP International Workshop on Nonlinear Circuits, Communications and Signal Processing Committee, Technical Program Co-Chairs
2022年–2023年 電子情報通信学会 第46回情報理論とその応用シンポジウム (SITA2023) 実行委員会 , 委員
2022年 電子情報通信学会総合大会 チュートリアルセッション (次世代ストレージに対する符号化法の最近の動向と今後の展開) , オーガナイザ
2021年–現在 電子情報通信学会 情報理論研究専門委員会 , 委員