リーディングスキルフォーラム
ふくしま 2020
福島県学術教育振興財団助成事業
福島県学術教育振興財団助成事業
rst-laboふくしまに関するお問い合わせは、rstlabo@gmail.com までお願いいたします。
日時
令和 2年 11月 22日(日)13:00~16:30
主催
rst-laboふくしま(通称 F-Labo)
共催
福島県教育委員会
後援
一般社団法人 教育のための科学研究所
相馬市教育委員会
会場
ビッグパレットふくしま 3階中会議室
参加費
無料
対象
教育関係者、教育に関心のある方、企業人事研修担当者
問い合わせ
rst-Laboふくしま「リーディングスキルフォーラムふくしま2020」事務局
rstlabo@gmail.com
13:00 主催者あいさつ、来賓紹介
13:05 来賓あいさつ
福島県教育長 鈴木淳一 氏
13:10 RST開発現場から
「読解力を鍛えるには〜RSTで自分の読み方を見直す〜」
教育のための科学研究所主席研究員 菅原真悟 氏
13:40 RST導入事例
「相馬市が目指す教育行政~方向性の絞り込み~」
相馬市教育委員会教育長 福地憲司 氏
14:20 模擬授業
福島県立安積黎明高等学校教諭 今野充宏 氏
14:50 実践発表
いわき市立湯本第一小学校教諭 德永一夢 氏
15:30 講演
「読むことに関する3つの誤解 — 読むことをどう教えるか」
東京学芸大学准教授 犬塚美輪 氏
今年はコロナ禍により、例年11月に開催しているリーディングスキルフォーラムを東京で開催することを断念せざるを得ませんでした。そんな中、リーディングスキル向上を通じて学力や人間力の向上を目指すF-Laboの皆さんが中心となって、リーディングスキルフォーラムふくしま2020を開催してくださると聞き、大変嬉しく思っています。
リーディングスキルテスト(RST)は、お蔭様でコロナ禍に負けることなく、昨年度以上の受検者を得て、ますます日本全国に広がっています。突然の、しかも3か月に及ぶ全国一斉休校という戦後一度も経験したことのない事態、そして学校再開後も新型コロナウイルス感染症対策に追われる学校現場では、遅れた授業の内容を少しでも取り戻したいという思いが強かったに違いありません。にもかかわらず、限られた授業時間をRST受検に充てようと決断してくださった。どんなに勇気が必要だったことでしょう。それだけRSTへの期待と信頼を頂けていることに感謝するとともに、皆様の期待と信頼に応えるテストを提供していかなければならない、と改めて気を引き締めているところです。
RST受検はスタートに過ぎません。児童生徒とともに教員も受検し、「教科書を正確に読むとはこんなに骨の折れることだったのか」と、まず、読解の困難を共有してください。その上で、「教科書を読める児童生徒にして卒業させるにはどうしたら良いだろうか」と各科目各単元そして各時間の中で、ひとつでもふたつでも工夫をしてほしいのです。
リーディングスキルフォーラムふくしま2020はきっとそんな工夫の数々が詰まった会になることでしょう。
一般社団法人 教育のための科学研究所 代表理事・所長
国立情報学研究所 社会共有知研究センター長・教授
新井 紀子