「ひつじとどろぼう」からスタート。
前回プレイ時には、道をうまく街につなげて得点したので今回もその作戦を実行。
川は扱いにくいのでドラフト時に可能な限り排除しました。
結果、街と羊の数で高得点を上げたものの、最も多く得点したプレイヤーは「街を早々に諦め、川と羊泥棒で稼ぐスタイル」でした。
プレイスタイルが異なってもそれぞれの方法で勝ちを目指すことができるので、コツコツ作戦を実行したいゲーマーにオススメの作品です。
「ペンギンパーティ」は、クニツィア作のシンプルなカードゲーム。
ペンギンのイラストが描かれたカードをひとりずつピラミッド状に配置していきます。
既に配置されているカードの種類によって、次に置くことのできるカードがころころと変わるので、自分の手札が出しきれるよう、上手にカードを置くことが重要。
誰でもすぐに理解できるシンプルなルールですが、ゲームに勝つのは難しい手応えのあるカードゲームでした。
「私の世界の見方」は、カードを使った言葉遊びです。
「お題カード」には、ところどころ空欄になった虫食い文章が書かれています。
親プレイヤーがこのお題カードを一枚出し、他のプレイヤーが空欄部分にふさわしいと思う言葉を、手札のカードから選んで出します。
親プレイヤーがもっとも気に入った回答を選択し、その回答をしたプレイヤーの得点になります。
ごく単純なルールで、勝った負けたよりも参加者みなで楽しむことを目的としているゲームです。
パーティやゲーム会の合間に遊ぶと盛り上がること間違いなし!
つづいて「ピット」。このゲームは子供に大人気です。
久しぶりにプレイしてみると、騒がしくカード交換をしている間にも、やはり冷静に交換相手やカードを選択できているプレイヤーが勝つということがわかります。
同じプレイヤー同士で同じカードを交換する状況になったらドツボです。
最後のチン!の差で負けるとすごく悔しいですね。
「Kigi」はどこかオリエンタルテイストなカードゲーム。
「木の幹」カードに「枝」カードをうまく重ねて枝を継いでいきます。
枝を継いだらそこに描かれている花や虫の数だけ点数になります。
枝を継ぎすぎると枝ごと落ちて流れてしまいますが、それが勝利につながるか否かはゲームの進行状況によって左右されるので、単純に高得点を狙っていけば勝てるというわけではありません。
立派な「木」ができると見た目にも楽しいのですが、高得点と綺麗な木が両立しにくいという悩ましい点もあります。
最後は「ミステリウム」。
プレイヤーは「幽霊」と「霊能力者」に分かれ、幽霊から出される曖昧なイメージ(イラスト)を頼りに、殺人事件の容疑者、場所、凶器を推理していきます。
霊能力者全員で協力して、真犯人を特定することができればゲームの勝利です。
「ディクシット」をよりゲームらしくした作品という印象でしょうか。
幽霊プレイヤーの負担が少し多いですが、ゲームに慣れてくれば持ち回りで遊ぶことも可能でしょう。
想像力と推理力を両方求められる、遊びごたえのある作品でした。