「dois」一風変わったルールのトリックテイキングゲーム。
数字カードとアイコンカードの組み合わせでフォローしていきます。
肝なのは「12トリック中、自分が何トリック勝てるか」を予想してその的中具合を競うという斬新なルール。
自分の手札と相談しながら、「負けに行く」動きも必要になってきます。
ゲスト参加の小学生は何も考えずに適当に予想して見事的中。
一方大人プレイヤーたちは、互いに足を引っ張り合うかたちになってことごとく予想を外していきました。
「メイクルール」は、数字と絵が書かれたカードを見ながら、「参加者でルールを作っていくゲーム」というこれまた斬新なもの。
「ルールの適用タイミングはいつか」「提案するルールの粒度はどれくらいか」など、疑問が尽きないのですが、そのあたりも自分たちで決めて遊べということなのかも。
「Pergamemnon」は、文明同士の戦いをテーマにしたカードゲーム。
と書くと、硬派な印象を受けるかもしれませんが、モンスターを雇ったり、エジプト軍に最初からマミーがいたり、D&Dっぽい軽いファンタジー感が逆に好印象です(笑)
ただ、複雑なルールの割に翻訳ルールの書き方が曖昧で、ゲームの進行に支障をきたしてしまいました。
原文(独語)のルールから詳しく翻訳されたものがあれば遊べるかも。
「ひつじとどろぼう」は、羊飼いになって土地や羊を増やしていきながら点数を競うゲーム。
時には泥棒を操ってライバルから羊を盗んだりしながら得点を獲得していきます。
特筆すべきは羊のコマ!白いふわふわの繊維製で、見た目にも可愛らしく和みます。
土地カードを配置していく際、必ずしも道がつながらなくてもよいというルールが珍しいと感じました。
「指輪物語:モルドールへの旅」は、指輪物語をテーマにしたダイスゲーム。
当然協力型だろうと思いきや、対戦ゲームでした。
しかも4人のホビットが「誰が一番先に滅びの山に到着するかを競う」という原作とは全く違ったものになっていました。
原作ファンにとっては残念なところですが、「ナズグル」や「ガンダルフ」が出目になったサイコロを振るだけでもなかなか楽しいものです。
「スカイタンゴ:太陽と月めぐる空」は、カードのイラストが印象的な作品。
基本的には2人用の対戦ゲームで、4人プレイの際はタッグ戦となります。
同じくZ-MAN Gamesの「オニリム」にも似た雰囲気ですね。
今回は4人でプレイしましたが、少し難しかったかなという感想です。
2人で遊んでみるとまた少し違った印象かもしれません。