「ルーム25」は初プレイでした。
最初にチュートリアルを兼ねて、全員で協力プレイ。
積極的に情報交換しながら慎重にすすめていきます。
簡単に出口まで辿り着けると思いきや、途中から制限時間が迫っていることに気づいて焦り始めます。
なんとか無事にクリアすることができましたが、制限時間ギリギリでの勝利でした。
協力モードはそれほど難易度が高くないかもしれませんが、制限時間の設定が短めなので意外に緊張感があります。
また、ゲームで使う部屋の種類を入れ替えることで難易度を調整できるので、簡単すぎるということはありません。
次に裏切り者がまじる「疑念モード」でプレイ。
今回は4人プレイなので、裏切り者は0~1人となります。
誰が裏切り者か分からないため、最初のプレイのような自由な情報交換ができず苦戦しました。
ゲーム後半から「裏切り者は居ないのでは…?」という雰囲気になり始め、全員で出口を目指したためうまく勝利することができました。
結局、裏切り者担当のプレイヤーは0人でした。
しかし、「裏切り者がいるのでは?」という疑念が足を引っ張って、かなり緊迫感のあるプレイが楽しめました。
ゲームに慣れたら「疑念モード」で遊ぶのがオススメですね。
「キャット&チョコレート」も初プレイでした。
手札のアイテムカードを使って、与えられたお題にそった話を即興で考える必要があります。
これが思ったよりもずっと難しく、しどろもどろになりそうなところを無理やりひねり出していました。
使うべきアイテムの数は1~3ですが、1枚だけの場合と3枚全部使わねばならない場合の難易度の差が大きいと思います。
話がキレイに決まることは稀なので判定に迷うことが多かったのですが、あまり深く考えずに「面白い話ならOK!」くらいでプレイする方が楽しいでしょう。
今回は2回プレイして、2回めのプレイでは「手番が回ってきたら即座に話を始める」というルールでやってみました。
案の定ハードな展開になりましたが、意外にもこちらのほうが盛り上がってで楽しめました。
勝ち負けを追求するゲームではなく、仲間同士でワイワイと気楽に遊ぶゲームですね。
そして当サークルでは定番になりつつある「エルダーサイン」をプレイ。
今回の敵は「クトゥルフ」。
「クトゥルフ」ということになるだけで、全探索者の耐久力と精神力の最大値が1減ることになります。
これはかなり嫌なペナルティで、耐久力か精神力のどちらかが低い探索者は「一撃死」の可能性が出てきます。
探索者が死亡すると「旧支配者」の復活が近づきますので、死なないように細心の注意が必要になってきます。
今回も大量に発生するモンスターに手を焼き、「あと破滅トークン1つでクトゥルフ復活」という状態まで追い込まれました。
探索者も複数が瀕死で、「もうダメかも…」というところまで追い込まれたところで、まさかの逆転勝利。
「ルルイエ」でのミッション成功で「旧き印」を一気に2つ手に入れ、ギリギリのところでクトゥルフの復活を阻止しました。
ダイスゲームはときどきこういう奇跡が起こるので面白いですね。(しかもクトゥルフにトドメをさしたのがルルイエ)
最後は「ズーロレット ミニ」で締め。
先ほどの「エルダーサイン」でうわーっと盛り上がった後にプレイすると、シーンとして地味さが際立ちます。
しかしゲームとしては良く出来ているためか、全員が集中してプレイしていました。
シンプルでプレイ時間も短めですが、お気に入りの動物を集める楽しさと、動物を調達する際のままならなさが同居していて、独特の面白さがあります。
今回は「檻をいっぱいにした際のボーナスアクション」をうまく活用したプレイヤーが勝利したように思います。
軽く遊べるゲームながら、ゲーム性を強く求めるプレイヤーも満足させられる作品だと感じました。