小学生のゲストを含めて4人でプレイしました。
ルールは非常に簡単なので、プレイヤー全員が間違いなく理解できているはずなのですが、実際のプレイではなかなかうまくいきません。
やはり一番反応が早く、正確なのは小学生。
おじさんプレイヤーは、答えが分かっていても反応が遅かったり、お手つきが多い傾向でした。
終わってみると、小学生の圧倒的勝利。
やはり脳の若さが違うのか…?と意気消沈のおじさんプレイヤー陣でした。
続いて「ブラックストーリーズ:50の“黒い"物語」。
カードにかかれた「事件」の「真相」を質問を通して解き明かしていく謎解きゲームです。
出題された事件は「原っぱで横たわる死体」「スーツケースから現れた死体」「神父の引退式で殺害された市長」などでした。
最初はどのように質問すればよいのか戸惑う部分もありましたが、慣れてくるとあれこれ推理しながら質問するのが楽しくなってきます。
質問によって難易度がかなり違ってくるようで、「神父の引退式で殺害された市長」の問題は、最後まではっきりした答えが出せなかった超難問でした。
カードはたくさん用意されており、ちょっとした合間の時間にも遊べるので、また機会があれば他の問題にも挑戦したいと思います。
「フェレータ」も今回が初プレイのカードゲーム。
ルールがやや複雑なので、最初のうちはプレイヤー全員が要領を得ないままゲームがスタートしました。
しかし、ゲームを進めていくとだんだんとルールが理解でき、同時に面白さも分かってきました。
ラウンド毎に各プレイヤーが「役割」を持つというのが、名作カードゲーム「あやつり人形」に似ています。
今回のプレイヤーは全員「あやつり人形」をプレイした経験があるので、このルールにはすんなり付いていけたようです。
薔薇軍、鷲軍の戦いは、序盤で鷲軍のひとりが薔薇軍に寝返ったことで、終始薔薇軍の優勢に終わりました。
最も得点の高かったプレイヤーは薔薇軍で勝ち続けたプレイヤーということになりました。
裏切りのチャンスが多いとは言え、裏切りを勝利点へとつなげるのがなかなか難しいようです。
時間のあるときに、じっくりと再戦してみたい作品でした。
「パンデミック」も初プレイとなります。
当サークルでは「アンドールの伝説」「エルダーサイン」など、協力型のゲームが好評ですが、これも協力型ボードゲームです。
1回めのプレイ。「科学者」「通信指令員」「衛生兵」「検疫官」でゲーム開始。
開始早々アジアで感染が急速に拡大します。
慌てて衛生兵と検疫官が現地に赴き、感染者の治療にあたります。
ところが感染の拡大防止に集中するあまり、肝心の治療薬の開発が遅れてしまいます。
結果、治療薬を開発できないまま時間切れの敗北に終わってしまいました。
2回めのプレイ。今回は「検疫官」を「作戦エキスパート」に代えてゲーム開始。
1回めの失敗を踏まえ、早い段階から治療薬の開発(=必要なカードの入手)を意識して動きました。
1回め同様、アジア圏での感染拡大が深刻な状況になりますが、衛生兵が対処している間に作戦エキスパートが各地に基地を建設します。
この活躍によって治療薬に必要なカードの入手や受け渡しが容易になり、今回はプレイヤー側の勝利となりました。
協力型ゲームにしては、45分程度で終わるというシンプルなルールにしている点が素晴らしいと思います。
今回は初プレイのため難易度は低めに設定していましたが、次回は少し難しくして再プレイしてみたいと思います。
また、ホビージャパンのウェブサイトに製作者による追加シナリオの日本版があるようですので、こちらも近いうちに挑戦してみたいですね。
締めは「ティンダハン」をプレイ。
前回のプレイでは、屋台に店員を出しすぎて手札を余らせたプレイヤーが敗北していました。
しかし今回は、屋台でうまく得点を稼いだプレイヤーが圧勝していました。
前回は3人プレイ、今回は5人プレイということで、参加人数によっても有効な作戦が異なってくるようでした。