ボードゲーム・カードゲーム数種類と、トランプを使った異色RPG「Dance of the damned」をプレイしました。
いわずと知れた第一次世界大戦時代の空戦ゲームです。
いたって単純なルールながら、複葉機同士のスリリングな空中戦を楽しむことができます。
交換したいカードの枚数を叫んで手札の入れ替えを行い、いち早くぜんぶ同じ種類にそろえるゲームです。
大混戦から抜け出してベルをチーンする瞬間がたまりません。
余談ですが、このゲームを遊ぶと、ファミレスのカウンターに置いてある店員呼び出しベルを押す勇気が身に付きます。
RPG UNPLUGGEDの定例会でもすっかりおなじみの名作カードゲームです。
中世の影の実力者となって、国王、暗殺者、伝道師など8つの手駒を操って権力を広げます。
メンバー全員職業カードを前に、あれにしようかこれにしようかと迷い決めあぐねるので無駄にプレイ時間が延び、時間切れになることが多いです。
今回も勝敗が決する間に時間切れに…
『Dance of the Damned』は、ポーの『赤死病の仮面』を題材にした「物語あそびゲーム(Story Game)」です。
ゲームは会話型RPGのように進行しますが、GMは不要です。判定にはトランプを使います。
国内に死の疫病が蔓延する中、王族や大貴族は病を逃れて臣下とともに城砦に閉じこもり饗宴に耽ります。
プレイヤーは王族・貴族・臣下の一人になり、他のプレイヤーキャラクターに近づいてトランプのスートに対応した4種類の悪徳(快楽、暴力、富、感情)で誘惑を持ちかけ堕落を誘います。逆に自分が堕落することもあります。最終的に、各プレイヤーが獲得したカードのスートと数字の合計から、物語の結末を導き出すのですが、『Dance of the Damned』ではほぼ間違いなく救いようのない暗い結末が待っています。
『Dance of the Damned』をプレイするのはこれで2回目ですが、毎回違った展開になる、不思議な味わいのゲームです。