久々のRPGみっちり2本立て。
今回は会場が初めて利用する場所だったせいか、参加者4人中3人が道に迷って遅れるというハプニングがあったりしました。
(ゲーム始める前から冒険状態)
久々のウォーハンマーRPG。今回はキャラ作成から始まります。
ルールブックを眺めながら、「キャリア欄はいつ見ても飽きないな、ネズミ捕りw骨拾いww」などと馬鹿にしていたら、サイコロで決まったキャリアは骨拾いでした。
【今回の主人公たち】
街道巡視員 … 生真面目な青年。マスターの陰謀により病気がちな弟がいることになる。
賞金稼ぎ … 三十路の雇われ賞金稼ぎ。マスターの陰謀により雇い主の情婦と浮気してしまい「ユニコーンの角をとってこい、さもなくば女は殺す。」ということになる。
骨拾い … 街道で骨を拾う青年。マスターの陰謀により死んだ魔法使いのローブやら本やらを押し付けられた上、気のふれた女と角の生えた混沌の小山羊を見せられる。
だいたい全員マスターの陰謀で不幸な事件が始まっていますね。
上記のような感じで各々の物語への導入が終わった後、骨拾いはユニコーンを探す賞金稼ぎに「ユニコーンなら居場所を知っている。」と持ちかけます。
代わりに賞金稼ぎの雇い主に魔法使いの遺品を高値で買ってもらおうというのです。
山賊を追っている街道巡視員も病気の弟のために、とユニコーン探索に合流。
この時点で全員がユニコーンの知識判定に失敗していますから、「ユニコーンは白くて角がある」くらいしか知らないものとして進んでしまいます。
結果、山賊たちと戦闘などをしながらユニコーン(と思い込んでいるが実際は混沌が発現している小山羊)を奪取に成功。
賞金稼ぎは角を手に入れ、かけらを街道巡視員の弟さんにと分け与えます。(この時点でプレイヤーもマスターも笑い泣き)
かくして骨拾いは賞金稼ぎとともに去り、街道巡視員は弟の病気がよくなるようにと図らずもワープストーンのかけらを飲ませることになりましたとさ。
マスターの陰謀とダイスの出目、プレイヤーのノリでとんでもない悲喜劇となったセッションでした。
このセッションに関するTwitterのツイートまとめはこちら→http://togetter.com/li/129530
後半はD&D4thの スターター・セット(赤箱)をプレイしました。
全員初心に戻って1レベルからキャラクター作成です。
赤箱なのですが、一人だけ「ゴライアスのバーバリアンがしたい」というプレイヤーがいたので許可。
【今回の主人公たち】
魔法使い … 唯一のヒューマン。3人パーティでは貴重な制御役ながら、ダイス目に恵まれないという薄幸のひと。
ハーフリングのファイター … ブラックパンサーの異名を持つ戦士。しかしプレイ中その名前をマトモに呼んでくれたことが無いという薄幸のひと。
ゴライアスのバーバリアン … 一人だけ赤箱外のルールで作成された蛮族。しかし攻撃が全く当たらないという薄幸のひと。
シナリオは、結婚の条件として山奥の洞窟に咲く花を取りに行った花婿候補を護衛するというものです。
遭遇は2回。1回目の遭遇はゴブリン射手(雑魚)×4、ゴブリン殺し屋、ゴブリン呪い師というもの。
1レベルの3人パーティにしてはちょっとキツイかな?(3人なら2レベル相当)というものです。
ここでゴライアスが突進するも、ただの一度も攻撃が当たらずいきなりゴブリン射手から蜂の巣にされつつ気絶。
呪い師の魔法に苦しめられつつも、魔法使いのマジックミサイル(自動命中)のおかげで辛勝することができました。
2回目の遭遇は下山中、薬草を採りに来ていた街の人間が襲われているところに出くわします。
ゴブリン射手(雑魚)×3、バグベアの用心棒、グレイウルフという、1回目の遭遇と同程度のレベルです。
正直1回目の遭遇で苦戦しすぎたので心配していたのですが、ここでも魔法使いのマジックミサイル(自動命中)が活躍し、勝利することができました。
1回目に比べて気持ち楽だったとことを考えると、やはり敵も味方も制御役の存在は大きいということでしょうね。
最後に傷つき毒に犯された人を助けるため、苦労して一輪だけ手に入れた花をつぶして飲ませなければならないということになります。
しかし結婚の約束を果たすため、危険を冒して手に入れた花。花婿はうろたえ、花を手にしたまま激しく葛藤します。
ここでキャラクター達がうまく説得できるかどうか、交渉系のスキル・チャレンジが要求されます。
条件は「3回失敗する前に4回成功させよ」というもので、決して難しい条件ではないものの、ここで魔法使いがダイス出目の悪さを存分に発揮。
最後のロールで見事失敗させてしまいました。
こうして花婿は花を手にしたまま逃げ去り、怪我人は命を落として後味の悪ーい結末になったのでした。
RPGを2本プレイしたということで、キャラクター作成を含めて6時間ほどでした。
何かと脱線しやすく時間のかかるゲームですが、工夫次第でもっと時間を短縮できるかもしれませんね。